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ナッシング 日本語字幕版【ご予約受付中】

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素晴らしい教材かと思います
星

Mr・ダッシュ


今更ながらナッシング買って見ました。

まぁメンタルショーやるなら電子機械使えばええやんとなりますし、勿論不思議さは今一歩なんですが…見て見たらやはり師の考え方や考察は参考になりました。というか演技よりも考察の方が面白かったです、師がアイスクリーム屋でバイトしてたとか…w 

アマチュアや趣味でやってる人が覚えて真似て…というよりプロ向けのコンテンツだったかと思います。インパクトがあるという事ではなくマジックの見せ方を学ぶといった具合でどれもこれもそのままやるのはオススメ出来ず自分なりにパワーアップさせた手順にしてからですね。

何が凄いかと言うとギミックや特別な道具…そういった物を排除して【まぁ即席メンタルではないので流石に事前準備や用具を揃えたりはありますが】演技してみたらこんなんなった!という事なのですがここまで演技出来るという事ですね。その分インパクトは無くなってる訳で商業目的のショーでは使いずらいですが…
という事なのでそのまま演技するのでなく参考にして自身で素晴らしいショーを構築するためのノウハウといったところです。

因みにですがベーシックショーは見る必要ありません、なぜか被っている形で二つチャプターがあります。エクステンデットショーから見ればOKです!

 ■ディスポーザブル・カラー
素晴らしいメンタルテクニックです、ですのでこれは作品にするのはおかしいですね(笑) 単体で演じるのではなくやっていたマジックにもしこれが当てハマれば棚からぼた餅で現象を追加出来ると言うひとつのテクニックみたいな物です、ハマらなければハマらないで全く問題はなく演技に支障もでません。

 ■ナイル・デリべーション
大昔は好まれて良く演じられてきたジャンルですよね、最近はやってる人は個人的には見かけませんが。
サロンやステージであれば使用できる作品です、ただ私としては振り返った時、あーそういう事かと思われそうでこの手の作品は演じた事はないですね。

 ■シンクロスティック
これはなしかな? 時計がふたつ出てくるし二つも借りなきゃいけないし(都合よくアナログ時計着けてる客も少ない)指示もあるしで良くわからないという感想を持たれるかも。

 ■アストロロゴス
こういったやり方は知らない人も多そうです、前もって材料を買い揃えて作らないといけないですが演技しやすい作品です。

 ■ジャスト・チンツ
不思議さではなくコミカルを重視した作品です、やり方によっては笑いが取れます。自身のショーにこういった作品を箸休め的な位置づけで入れて次のマジックの為あえてここでインパクトを落として置くと言うのも有りかと思いますしメリハリが出そうです
唯一これは師のキャラには合ってないかも?
それとそのままやるのは問題ですね、ダイスをすり替えないとダメでしょう~ そしてそのダイスがギミックで本DVDのコンセプトから外れてしまうのでダイスを使わないでフォースしていく方法が勿論解説されています。

 ■サイコメティア
よく見られる基本マジックですね、マジックの方ではなく師の進め方や場の空気作りや方向性の誘導などを参考にするためのコンテンツでしたかね
そのままやるという場合は勘が鋭い人には簡単にネタバレする作品でもあります。

 ■パラ・サイト
非常に使いやすいマガジンテストで文庫本でも問題ありません。
最初の雑誌のマジシャンズチョイス法が為になります。
またページのフォース(制限をかけるタイプ)法が秀逸でクロースアップでも使えるものですしこの手法は至るところで使える場面がありそうです。

内容は良いが、いくらなんでも値段が高すぎる
星

松葉カニ太郎


 良いマジックもあると思うし、サロン用のマジックなので、サロンのネタを探しているのであれば、見てもいいかなとは思いますが、いかんせん値段が高すぎます。8000円くらいにして欲しいものです。

■ディスポーザブル・カラー
ただの、ラッキーパターンであり、まったくダメです。

■ナイル・デリべーション
パーラーネタであれば、かなり不思議に思ってもらえるマジックで、収録マジックの中では、一番良いと思いました。

■シンクロスティック
微妙です。よく考えたら、不思議ではないのでは。

■アストロロゴス
このフォースの仕方が参考になるし、これもいいマジックで、道具を作成する必要はありますが、面白いと思いました。演技もとてもためになります。

■ジャスト・チンツ
面白いですが、特殊な道具が必要で、レパートリーになりません。

■サイコメティア
よくある古典的な方法。自分的には目新しさがないので、やらないです。

■パラ・サイト
自分が知っているブックテストの中では、かなり良い作品で、400ドルの価値があるというのは言い過ぎだとは思いますが、素晴らしい原理でよいと思います。

 ノーマルの演技と、演技すると同時に解説もしてくれていて、とても勉強になりますが、やはり値段をもう少し何とかしてほしいと思います。ただ、レパートリーも増えるとは思いますし、演技もとても参考になるので、値段を度外視すれば、とても良いDVDだと思います。

これが、名人の演技。
星

裄紘


まずは、収録されているマジックについて。
「特別な道具を使わないで演じられるメンタルマジック」とのことですが、
事前の準備がそこそこ大変だったり、単体では演じられないマジックがあったりして、
実用性という面ではやや厳しいかと感じました。
もちろん、古典的で単純なトリックをうまいことアレンジしているので、
これだけでも十分に勉強にはなりますけどね。

しかしながら、このDVDの本当に凄い所は、そこだけではありません。
現象の効果的な示し方や、間の取り方、自然な流れの演技となる観客への指示の方法など、
マジックを演じる上で重要になるポイントが事細かに解説されているのです。
失敗をうまくカバーしたり、観客の偶然の行動を利用したりと、
ショーの最中にも臨機応変に対応していくその様は、解説を聞きながら戦慄すら覚えました。

また、マイケル・ウェーバー師との対談では更に深い内容が語られており、こちらも必見です。
特にメンタルマジックにおいて度々問題となる「超能力の存在を観客に信じ込ませることの是非」について、
マックス・メイビン師なりの考えを知ることができ、非常に参考になりました。

メンタルマジックを演じる・演じないにかかわらず、
あくまで表現者としてマジックを演じたいと考えているマジシャンは、
絶対に観ておくべき一本です。


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