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ジャンル | : | DVD / カード |
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シチュエーション | : | クロースアップ |
メーカー名 | : | L&L Publishing |
マジシャン名 | : |
ラリー・ジェニングス ジム・スウェイン デレック・ディングル マイケル・アマー ブルース・サーボン |
価格 | : | ¥ 3,000 |
難易度 | : | ![]() |
動画 | : |
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紹介ツール | : |
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パケットで行うアンビシャス・カード、「アンビシャス・クラシック」特集です。
考案者はカードのエキスパート、ラリー・ジェニングスです。 一般客が相手なら鉄板ネタだと考えていたほどの自信作! ダイ・バーノンもジェニングスにこのトリックを見せられた時は絶賛したと言います。
基本的な流れはこうです。
5枚のカードを使います。1枚をパケットの中に入れますが、トップに上がってきます。 これを枚数を減らしながら行い、途中にリバース現象も挟みながら、最後の1枚になるまで続けます。 最後に残ったその1枚を見ると全く別のカードになっているのです。
たった数枚のレギュラーカードのみで、アンビシャスに加え、リバース、チェンジまで楽しめる訳です。 フルデック使ったアンビシャスからつなげることもできます。
このDVDではジェニングスを含め、豪華マジシャン5人の演技が収録されています。
磨き抜かれた手順揃いです。どれをチョイスしても間違いはありません。
アンビシャス・カードを学ぶ決定版DVD、ついに日本語字幕版で登場!
超人気マジック、アンビシャス・カードのオンパレード。
アンビシャス・クラシックというプロットの素晴らしさについては今更主張するまでもないと思うので、それぞれの手順の特色を述べたいと思います。
ジェニングス:なんといってもヴァーノンが絶賛したと言われる原案ですから、素晴らしかったです。他の手順と大きく違うのは、やはりストーリー性をしっかり持たせている点です。ハンドリングはジェニングスらしくクラシカルですね。
スウェイン:クライマックスの不思議さ・豪華さが最大の特徴でしょうか。エンドクリーンなのも嬉しいところです。
ディングル:説明にもあるようにかなりスピーディです。ただディングルらしい技巧派寄りのハンドリングになっています。
アマー:イージートゥマスターシリーズからの引用ということもあるでしょうが、演技も解説もかなり簡潔になっています。ただ原案とは若干ハンドリングを変え、ディスプレイの説得力の向上に加えてエンドクリーンになっているのはさすがでした。
サーボン:もっともスリムな手順ですが、最後が若干ダーティなのが惜しい。しかしプレゼンテーションなどはさすがのサーボンでした。
この様に、それぞれの手順は全く異なる特色を持つので、このプロットに興味があれば是非買うべきだと思います。
・他の方の仰る通り、ストーリーが重要だと感じた。
・ジム・スウェインの演技は素晴らしかった。
・画質が酷いパートが1つある。観賞する気をなくす。
・2800円なら買いで良いと思う。
もしも全編通して画質が良かったなら、★5だった。
カーディシャンなら是非レパートリーに入れてほしい作品。ただし、重要なのは現象の面白さだけ見せるのではなく、ストーリーの面白さで魅せるのがこの作品の醍醐味。
よってラリー・ジェニングスの手順はしっかりストーリーを学んでほしい。決してマイケル・アマーのように現象だけ見せてはいけない。
参考までに荒木一郎『舶来カードマジック・あら・かると』にもこの作品のバリエーションがストーリーとともに掲載されていて、これも素晴らしい。是非レパートリーに入れてほしい。