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トミー・ワンダーが解説するシークレットムーブの気配を完全に消すための考え方。
スライトを使用するとき、そのレベルが誰よりも高いのは普通です。それくらいのレベルが無いと使う度にノイズがたまり魔法どころではありません。完璧なスライトが必要です。でもそれだけでは不十分です。気配が残る可能性があるからです。
シークレットムーブの気配さえ残さない演技はどうすれば可能になるでしょうか。これまでに日本語になって紹介されているものは、ほとんどがミスディレクションでその瞬間を見せないようにするというものでした。でもそれとは違うアプローチがあります。
観客心理への理解を深め、根本的にそういうほころびを手順に含まないことです。局所的な対応でしのぐよりも強い効果があります。
これはトミー・ワンダーが2002年に行ったワークショップの元となった教材の日本語翻訳です。彼の構成の裏にある考えに対する理解を深めるための示唆に富んでいます。
一度読むとスライトとは別に、それと同じくらい大きくエキサイティングな分野が広がっていることに気付くでしょう。この考え方を知らないと損し続けることになります。ぜひお読みください。
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テーブルに裏向きに置いた1枚のカード。それを観客が当てます。チャンスは2回。外せばお慰みにここにあるお金を差し上げます。
タイトルと値段だけで購入するとガッカリします。理論的な本をある程度読んでいたり、DVDも単なるネタバラシではなく、考え方を解説した物を見られた人向けです。それでも一回読んだだけで理解出来るレベルでもなく、トミーワンダーの考え方に少しでも触れる事が出来たかな。内容は濃いですが薄めの本なので、サクッと読めます。