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最悪のロシアンルーレット。
マジシャンはたくさんのヒモを口の中に入れます。そのうちの1本には大きな釣り針がついています。このヒモを1本ずつ観客に引いてもらいます。観客がもし釣り針のついたヒモを引くと大惨事。最後の1本になるまで引き続けてもらいます。
人を釘づけにする。それに大切な要素の1つに緊張感があります。スリルです。それがあれば人は目を離せません。嫌でも見てしまいます。この「フック」を演じた場合、観客が感じる緊張感は異常です。日常生活では味わえないレベルです。後半にいくほど危険率はどんどん高まり、それに応じて緊迫感も高まる仕掛けになっています。
これ系の他のバージョンと違うのは余計な道具を使わないところです。使うのは見た目通りのヒモと釣り針。これだけです。非常にコンパクトです。どのヒモが選ばれても大丈夫。セルフワーキングです。マグネットなどを想像しますが、ヒモと釣り針に仕掛けはありません。そこらへんに同じようなヒモと釣り針がもしあれば、それでも演技可能です。最後の1本は取り出して針を見せれます。すべてがオープン。驚きもひとしおです。
だいたいいつも勝てるルーレット
パーラー、ステージマジックの決定版!
口へ入れたミントが鼻を通って目から出てきます。
本当に誰でも簡単にできます!
ただ、自分は口の形に合わなかったので少しだけ針を変形させてつかってます。
他の方もおっしゃっていましたが、実演動画が短いので自分で考える必要がある部分があります。ついでに、このページに無かった実演動画のリンクを、載せておきます。https://vimeo.com/368986214
とにかくウケは最高です。
専用のケースに針、紐が入っています。
ケース内はスポンジで綺麗に仕切られており、中でカチャカチャ動くこともないのでセットしたままカバンに入れておけます。
これだけあればいつでも演技できて何かを足し引きする必要がありません。
過去に危険術はカミソリを飲むもの、釘を紙袋に入れて叩くもの等色々演じてきましたが圧倒的シンプルさは他の追随を許さない良さがあると思います。
しかも参加型、完全フリーチョイスでお客さんにリスクが無いのも良いです。
ただ、口に入れないとハラハラが激減するということ
そういった演出上時期やキャラクターを選ぶという難点があります。
当たり前ですが、演技中まともに喋れません。
そのあたり原案者はどうやっているのか通しで見たかったのですが、解説動画に実演映像がないのも惜しいなと感じました。