アマチュアの場合どうしても人前でやるのは忘年会などでステージネタに偏りがちです。優れた電動系のスレッド(クモの名前のヤツですが)は既に所有はしていますが、遊んでいるうちに切れて仕事が忙しくてそのままです。
しかしこれは届いてすぐにシャーピーに手をかざせばひとりでにうごいたり、胸ポケットから出した名刺を両手の間で浮かせたりが簡単に出来ました。とても実用的で技術不要でも出来る良いリールだと思います。
直接的ではないマーキングが施してあり、シャイナーが付いたデックは珍しいし、デザインも許容範囲なので、何とかマーキングシステムをものにしようと思うのですが、なかなか難しいです。
何とかしてこのデックを普段使いにしようと悪戦苦闘しています。
何か覚え方にコツがあればいいのだけれど。
解説DVDを見たらなるほど!と思いました。
仕掛けがない穴あきコイン、ヒモ、ペンとハンカチがあればどこでも出来ます。
道具も付いてくるので、価格も妥当だと思います。
ただハンカチの下で何が行われているか分かった人は買わなくてもいいかも?
バイシクル柄であればボリスワイルド師のマークドデックがありますが、若干覚えることや慣れが必要ですが、こちらはデザインに紛れていますので、そういった負担も少なく、また40歳代以上の遠視が進んだ方や遠方からでも視認可能です。
デザインもスタイリッシュなので普段使いにしようかなと思っています。
願わくは価格が2千円を切れば複数個欲しい感じです。
このマジックの良い所は、後ろを向いている間(あるいは他の部屋に居ても可能)、相手にデックを手渡し、自由にシャッフルしてもらい、裏返してもらった一枚のカードを演者が当てるというものですが、簡単に行うにはハンカチでデックを覆う必要があり(もちろんハンカチ不要の手順もありますが)、その辺が人によっては実演から遠ざける原因となるかもしれません。
前作のロジカルデックは後ろを向いている間に、テーブルに置いたデックを相手に操作してもらうわけですが、その辺若干不安です。
でもステルスデックはこの辺が画期的に進化しているので、個人的にはとても感動しました。
完全手渡し派やクリエイター系にはいいかもしれません。
デックを適当な所で分けてもらい、そのカードを覚えてもらい、それをカードケースにしまってもらい、選ばれたカードと枚数を当てるには、ノーマルデックだと計算したり、覚えたりしないといけないことが出てきますが、これを使うと簡単に出来てしまいます。
ただカードをスプレッドしたりするのは難しいので、使い道が限定されるある種のトリックデックのようなものだと割り切れば実用範囲内なのかなと思います。
好みもあるとは思いますが、私はいまひとつだと思いました。
昔からあるコインをケースに入れて、複数のスパイクを突き刺すタイプのマジックの方が個人的には好みです。(もちろん仕組みは異なります。)
昔からあるトリックなのでしょうか、動画がないので現象がわかりにくいかもしれませんが、キャッシュカード、カードケース供にギミックで、どちらも単独でも使用可能です。
特にキャッシュカードは仕上がりがきれいなので、リフィルが欲しい位です。
カードケースも単独で使用可能で、他のトリックデックと組み合わせて使用しても面白いと思います。
ミニカードケースから予言が現れるという演出も可能です。
2つのマジックがついてくるので、良く考えるとお得なギミックセットかもしれません。(もちろんオリジナル手順は両方組み合わせて使用します。)