今週のありがたい格言。
「技術は喝采を得るために磨くものではなく、観客の心に届けるためのもの」
では、予告編から。
原題:Mission: Impossible – Ghost Protocol
監督:Brad Bird
製作:Tom Cruise、他
原作:Bruce Israel Geller
出演:Tom Cruise (Ethan Hunt), Paula Patton (Jane Carter), Simon John Pegg (Benji Dunn), Léa Seydoux (Sabine Moreau), Michael Nyqvist(Kurt Hendricks)
配給:パラマウント映画
公開:2011年
上映時間:132分
製作国:アメリカ
前回も話しましたが、ストーリーのベースは、アメリカ政府が公に手を下せない極秘任務を遂行するスパイ組織、IMF(Impossible Mission Force)メンバーの活躍を描いたものです。最近の映画は物語が複雑になってきており、観客は着いていけるのか?と思ってしまいます(YouTubeの解説動画を見て、結末まで知ってから行くので問題無いのかしら?)。本作もご多分に漏れずゴチャゴチャしているので、ストーリーはウィキペディアでも見てもらって、ポイントのところだけ書きます。
69分、殺し屋のモローは核戦争論者のヘンドリクスに核兵器発射制御装置の制御コードを売ろうとします。そこでイーサンたちは、ホテルの部屋を偽装し、売買を阻止しようとします。ヘンドリクスが買い取るための代金であるダイヤがテーブルに置かれた際に、給仕として入って来たベンジー・ダンがスリます。方法は、右手は偽の腕で、ケーキ皿をテーブルに置きながら、懐から本当の右手を出してテーブルのダイヤの入った袋を取ります。マジックのコンテストで、演者が立って新聞を開いて読んでいると、内側から新聞を突き破って手が出てくる演技をした人がいました(要するに、背中から体を突き破って、何者かの手が貫通してきた現象)。しかも何と、演技はそれだけで終わったのです!
殺し屋モロー演じるのは「007スペクター」「007ノータイムトウダイ」でボンド・ガールを演じたレア・セドゥです(歴代のボンド・ガールの中で美人度が低く、何故この女優?と思ってしまいます。多様性の時代でしょうか?)。
メイキング映像です。スタジオで撮影かと思いきや、結構、本当にやってます。
来年5月に新作が公開されます。
次回からは、ブライアン・デパルマが敬愛するヒッチコックの作品を取り上げていきます。
11月12日 11時50分~ 「ぽかぽか」 フジ
11月12日 22時~ 「火曜は全力!」 フジ
11月15日 8時25分~ 「わらたまドッカーン」 NHK Eテレ
「悪魔と夜ふかし」というテレビでのオカルトライブショーを題材にした映画が先月から全国で公開中です。
この映画に、「100万ドル超能力チャレンジ」のジェームス・ランディのようなマジシャンが出てきます。