「007死ぬのは奴らだ」には秘密兵器として、強力な磁力を発生するロレックスの腕時計が登場します。スイッチを入れると、数メートル離れたものでも引きつけることができます。周囲からあらゆるものが飛んでくると思うかもしれませんが、引き寄せたいものの方向を決め、ピンポイントで出来るようです。ジェームス・ボンドは使い方の説明を受けながらMのスプーンを奪いますが、結構なスピードで飛んできて危ないと思います。何でこんなことを書くかというと、正月に、ネオジウム磁石を使おうと思って、くっついているところからひとつ引き剥がしたのですが、油断したら引きつけ合ってぶつかり、割れてしまい、映画のシーンを思い出したからです。チャンチャン!
では本題を。前回の予告編の第2話のところをご覧下さい。
原題:Houdini & Doyle
監督:Stephen Hopkins
出演:Michael Weston(Harry Houdini), Stephen Mangan(Arthur Conan Doyle), Rebecca Liddiard(Adelaide Stratton) , Tim McInnerny (Horace Merring)
Escape & Magic Consultants:Danny Hunt, Stephanie Clark
シーズン数:1
話数:10
製作:fox(アメリカ)、ITV(イギリス)、global(カナダ)
放送:2016年3月17日(イギリス)
前回の続き、第2話です。女性参政権を得るために街頭でデモ活動をしていたリディア・ベルワースは、「僕を殺しただろう」と言った少年に銃で撃たれます。自分を殺したリディアに復讐するため生まれ変わったという少年の記事を目にしたフーディーニとドイルは捜査に乗りだします。
4分、フーディーニとドイルは話をしながら、ドイルは事件の資料をあさります。フーディーニはその調べごとには目もくれず、ひたすら手錠抜けの練習をしています。23分、フーディーニは、容疑者である少年が繋がれている手錠を鍵無しで外し、これが後の伏線になります。35分、フーディーニはアデレードと質問ゲーム(質問に対して本当のことを答える)をします。フーディーニが提示した問いは「一番の恐怖は?」というもので、答えを互いに紙に書いて交換しますが、どちらにも「愛されないこと」と書かれており、一致したことにアデレードは驚きます。フーディーニはドラマの最後で、このトリックの種明かしをします。アデレードが書いていることをピークし(ピークできるほど2人は近くないので、無理だろうと思いますが...)、予めポケットには色々な答えを書いた紙を入れてあり、合ったものを取り出して、渡していたのです。素速く行っていますが、インデックスを使ったとしても、そこまで即座にはできないでしょう。そしてフーディーニは昔、憧れていた、自分の名前の由来にしたロベール・ウーダンの話をします。
まだまだ「フーディーニ&ドイルの怪事件ファイル」は続きます。