まだ手にして数日ですが、動作具合を見る限り、これまでのデバノ式よりネタにストレスがかからない分、寿命が長そうに思います。
セリ上がったカードをお客さんに抜いてもらえるのはとても良いと思います。入手して試していたら、うちの幼児にひょいっと上がったカードを抜き取られ、これまでのクセで一瞬「あっ!」と思いましたが、まったく問題なかった事でも実証されました(笑)
ただ難点もいくつかあります。ネタ部分の配置、カードケースに入れる際のボリューム、デックの角度によっては上がったカードがストンと落ちて戻ってしまったり、ネタだけがスコンと上がってカードを連れてきてくれなかったりという事がありますので、加減を掴むまで何度となく試した方が失敗がないと思います。
以前からデバノ式のライジングカードを演じていましたが、この新しい工夫がされたこのハイパーライジングカードは大変演じやすく、とても気に入っています。
まさに書かれている通りで、せり上がってきたカードを観客に抜いてもらうことができますし、マジシャン自身もカードをスムーズに取ることが出来ます。
なにより素晴らしいのは、準備が全くいらないという事ではないでしょうか。
以前はマジシャンズワックスや両面テープ等を演じる前にセットしていましたが、使われている新しい素材により そのセットは全く必要なくなりました。
演技前や演技中に 粘着物が手やカードに付いてしまうこともありません。
また、使われている素材は永久的です。
準備いらずですのでテーブルホップにも使えてしまいます!
デバノ式では、世界でも指折りの素晴らしさではないでしょうか。