実践的なマジックをお探しならコレ! リー・スミスとギャリー・ジョーンズのDVD「アイ・キャンディ」です。
彼らはイギリスのプロマジシャンで、主にレストランやバーで演じています。このDVDには、彼らのペットルーティンが収録されています。
マジックはテーブルを使わずどこでも出来るものがメインで、テーブルを使うものも極力スペースを取らないように工夫されています。面倒なセットは必要なく、リセットも簡単。プロのアイデアが詰まっています。また、短時間で最高の反応が得られるように、テンポよく、そして意外性のある現象で構成されています。
現場で磨き上げられたルーティンの数々。あなたのレパートリーにきっと入ることでしょう。
Scoop
レギュラーカードで行うアニバーサリーワルツ。アンビシャスカードを演じた後、マジシャンのサインがビジュアルに観客のサイン入りカードへ移動します。
Coins/Ring/Purse
音を巧みに使った、リングとコイン3枚のトランスポジション。左手に握った指輪と右手に持っている財布の中のコイン3枚が入れ替わります。
Tn't
トーン&レストアードカードと予言を組み合わせた良い手順です。マジシャンはポケットから予言のカードを取り出します。そのカードは一部破れており、表を見せずにまたポケットに戻します。観客にカードを選んでもらったら、そのカードのコーナーを破り、観客に破片を持ってもらいます。マジシャンが観客のカードを手で撫でると、カードが復活します。予言を取り出し、観客の握っている破片と合わせると、見事一致します。
No Sleep
マジシャンが手にしているQ4枚と観客が手にしているA1枚が一瞬で入れ替わります。
Eyefone 10
携帯電話をモチーフにした面白いマジック。これは観客の記憶に残ります。観客に1枚のカードを選んでもらいサインしてもらいます。そのカードをデックに戻し、よく混ぜます。マジシャンはポケットから変わったカードを取り出します。そこには、電話のように0~9の数字が並んで書かれています。マジシャンはカードに書かれている数字を押し、電話の相手に観客のカードを聞く小芝居をします。その電話のカードを観客に渡し、ひっくり返してもらいます。それは、観客のサイン入りカードなのです。記念として観客にそのカードを上げます。裏面にはマジシャンの名前と電話番号が書かれているので、良い宣伝にもなります。
3C
素敵なコインーティン。マジシャンはフラッシュペーパーを燃やし1枚のコインを出現させます。それから、2枚のコインを空中から取り出し、3枚のコインで演技を始めます。コインが消えたり、ポケットに移動したりしと観客の予想を裏切る現象を次々と起こします。
Kick Back Kings
マジシャンは観客に選んでもらったカードをデックに戻します。観客に4枚のKを見せ、赤と黒どちらのKを使うか聞きます。観客が赤が選んだら、黒いK2枚をポケットにしまいます。おまじないを掛けると、赤いK2枚の間から1枚のカードが現れます。そのカードを観客に引いてもらうと、それは2枚の黒いKです。マジシャンは観客の選んだカードをポケットから取り出します。
Kick Back Kicker
上記に続けて演じる事が出来ます。これも強烈です。観客のカードをポケットにしまい、4枚のKを示します。おまじないを掛けると、観客のカードがポケットからマジシャンの手元に戻ります。もう一度おまじないを掛けると、観客のカードはありません。マジシャンはポケットからカードを取り出すと、それは4枚のKです。手元には観客のカードだけあります。
No Moves Coins through Table
パーム不要、シェル不要のコイン・スルー・ザ・テーブル。これは大胆なアイデアです。
Coins thru Recap
上記のバリエーション。観客の手をコインが貫通します。テーブルが無い場合はこちらを演じて下さい。
Vanishing Point
テーブルに置いていたK2枚がいつの間にか消え、デックの中から観客のカードを挟んで出てきます。
1 Short of a full deck
2重の予言トリック。フォース不要で、手順がとても良い。カードを表向きに広げ、観客に1枚のカードを選んでもらいます。カードを裏向きに広げると、赤裏のカードの中に1枚青裏のカードがあります。それは観客が選んだカードです。青いカードをポケットにしまいます。赤裏のデックには観客が選んだカードだけありません。マジシャンはポケットから財布を取り出し、演技前に赤いカード1枚を入れておいたと言います。そのカードを見ると、観客が最初に選んだカードと同じなのです。
3 Some
3人の観客が選んだカードが消え、マジシャンの財布の中から現れます。面白いプレゼンテーションです。
6 Card Dunbury
お金を賭ける演出がバー向きのサカートリック。マジシャンは観客の選んだカードをポケットにしまったのに、手に戻っています。
Pocket to pocket to pocket
アンビシャスカードからカード・トゥ・ポケットに続き、カード・トゥ・ワレット。最後はオムニデックと満腹感のあるルーティンです。