パトリック・クンとっておきのキラーエフェクトが7つ収録されています。
数あるカードマジックの中でも最高クラスのビジュアルさ。彼の作り出す現象は、一般客にとってはもちろん、マジシャン目にもショッキングです。滑らかなハンドリングで達成されるところもまた、エフェクトを切れ味するどいものにしています。
うれしいのは、意外と易しいということです。もちろん簡単ではありませんが、カードの中級者以上であれば普通の努力で習得できます。覚えてしまえばリスクフリーです。安心して演じられてパンチ力はご覧の通り。それはもうペットトリックになるでしょう。
解説は、非常にわかりやすく学びやすく作られています。
ビジュアルなカードマジックを”演じたい方”にお薦めします。
1. PK Double
片手で行うダブルターンノーバーです。ターンノーバーした後、ダブルカードを片手でテーブルに置くところもポイント。
2. Morf
観客の選んだ4枚を、1枚だけ表向きにして持ちます。表向きのカードを押してもらった瞬間、4枚のカードが一瞬にして4枚のエースに変わります。バックデザインまで変わるバージョンも解説します。
3. DIY Aces
観客にデックをカットしてもらい、4つのパケットを作ります。それぞれのトップカードがエースになっています。サトルティーを使った賢い方法で、ほぼノースライトです。
4. Centerpoint Retouch
パトリック・クンが何年もハンドリングを磨き続けきたサンドイッチエフェクトです。絵札の間に観客のカードが2度挟まります。絵札2枚の間から観客のカードが飛び出したり、観客のカードがデックを貫通して2枚間に挟まったりとアクロバティックに仕上がっています。
5. Be-Tween Production
デックのトップにあるカードを飛ばし、右手に持った2枚のカードの間に挟みます。両手の位置関係が左右でなく、前後になっているところが、トップショットを使ったものとは違う点です。
6. Inflict Evolved
2枚の絵札の間にダブルブランクカードを入れ、半分ほど突き出した状態にしておきます。突き出したカードに観客が手を触れた瞬間、ダブルブランクカードが観客の選んだカードに変わります。
7. Snowblind
デックから好きなカードを選んでもらい、サインしてもらいます。そのカードをデックの中ほどに戻します。デックのトップカード見ると、ジョーカーです。このジョーカーをフリップさせると、ジョーカーのみならずデック全体がまっ白に変わります。デックを広げていくと、1枚だけ印刷のあるカードがあり、それがサインをしてもらったカードです。