ミニマリズムの着地点!
NOC系ですが、必要最小における「必要」がより意識されたデザインです。ベタ塗りバックの縁に沿ってラインを引くことで、トランプの裏であることが表現されています。見るほどにこのラインが必要に思えます。ミニマリズムのうまい落とし所です。
ボックスはNOCよりもシンプルで、デックの第一印象をビビッドに決めてくれます。
台湾製で、カーディシャンからの支持が高いラグジュアリーストックが使用されレジェンダリーフィニッシュが施されています。
ピュアな魅力をどうぞ。
ここまでくるとブランクバック!?
安くて高品質なカードクリップ
薄くしなやかな紙質に滑らかなスベり具合、台湾製ならではのニュルッと入るフェローも気色良いです。
バック面の色合いは個人的にはもう少し彩度を抑えてくれたほうがよかったかなと、、
あと気のせいなのかロット差なのか岐阜デックより紙が薄く柔らかい気がします。
多少の知識がある人なら、商品概要を読んだだけで複数買うのは確定。
薄く柔らかく質が高いと噂になった
「FISM ASIA 2017」(通称、岐阜デック)
と同じ紙とフィニッシュだからだ。
こちらは数百円安いだけだが、この品質を普段使いするなら、その数百円は大きな差に繋がるだろう。
さらにこちらは岐阜デックと比較して「カードバックに特別感がない」点でその優位性を確保できる。
NOCに似たミニマリズムはマジックの公平性を際立たせ、カーディストリにおいても演技の邪魔をしない。
個人的には100点をつけたいが、ひとつ注意点。
ジョーカーは「グレーが1枚、ボックスと同じ色のものが1枚」
と、共通ではないので演技に必要な人は複数購入すると良い。
どちらにせよ、何個買っても絶対に損はしないだろう。
nocのようなシンプルさはありながらワンポイントで線が入っているのでまた違った感じに見える。紙は薄く繊細で、滑りも問題なし。使い続けてないので持ちはわかりませんが、普段使いにも問題ないと思います。
1つだけ気になったのが柔らかさで、ドリブルが多少やりずらい。束になって落ちる感じがする。