技術も学ばずネタだけに走ってウケ狙いだけに走ってるマジックは自分が嫌いなマジックです。その嫌いなマジックとおさらばさせてくれる事を後押ししてくれる本でした。自分のマジックとの向き合い方とそれ以外の日常の向き合い方、この本を通して一歩成長できた気がします。
主に現場・舞台でショーをするプロの者です。
まず初めにどうしようもなく本が嫌いで苦手な私でも簡単にストレスなく読みきる事が出来ました。
内容は演者としてショーマンとして必要で大切な事が沢山記されておりました。
マジックが上手(じょうず)なだけでは、心に残るショーやマジシャンは生まれません。
これから舞台に立ちたい方や既に立っている方にも是非読んで戴きたい内容でした。
近年はトリックの著書が溢れ返っておりますが、こういった根本となる教材も増えればなと思います。