一流マジシャンの演技をテーマごとに集めたあのシリーズにスポンジボールが加わりました。今回の出演者も相変わらずの豪華ぶり。ダロー、ロジャー・クラウス、フリップ、フランク・ガルシア、アルド・コロンビーニ、ユージン・バーガー、ジョニー・トンプソン、アルバート・ゴッシュマン・・・。名前を読み上げるだけで、頭がクラクラしてきそうです。
どの現象も面白いのですが、特にフリップ、ユージン・バーガー、ジョニー・トンプソン、アルバート・ゴッシュマンの演技は自信を持っておすすめします。現象、演出、技法のどれを取っても間違いなく最上級です。
他にもロジャー・クラウスの現象の効果はあまりにも強烈ですし、アルド・コロンビーニの演技は他では見た事もないような個性的な演技となっています。
また、多くのフェイクパスを学べるのもこのDVDの特徴です。
スポンジ・ボールを学ぶならこれで間違いありません。断言します。
Spoge Ball Routineダロー
基礎から学ぶならまずこの演技をご覧ください。パースフレームからの取り出し、スポンジボールの分裂、フェイクパス、そして観客の手の中に移動と、一連の流れの中で学べます。
New Sponge Ball & Sleeveロジャー・クラウス
手に握ったスポンジボールが消え、観客の袖の中に移動します。観客自身に袖からボールを取り出してもらえます。
Sponge Ball Climaxフリップ
観客がマジシャンとなり、様々な現象を起こしてしまいます。手の中にボールが移動したり、観客のジャケットの内ポケットにボールが移動していたり、スポンジボールをピーナッツに変えたりとかなり不思議です。また、この演技では、観客の内ポケットにスポンジボールを残して終えることができますので、他のマジックを演じた後にまたスポンジボールを取り出し、観客の内ポケットに移動させる等の演出を行えます。その演出や、ボールをナッツに変える方法も解説されています。
Spoge Ball Routineフランク・ガルシア
お椀と3つのスポンジボールを使った演技。手に握ったスポンジボールがお椀の中に移動します。10カウントと3種類のフェイクパスの演技と解説もあり。
Gobeforesフランク・バルセラック
マジシャンが握ったスポンジボールが消え、観客の手の中に移動します。
JT Sponge Ball Routineジョン・トレメイン
ポケットに入れたスポンジボールが、1つずつ手に戻り、そしてスポンジボールが1つずつ小さくなります。
Throw in the Spongeアルド・コロンビーニ
スポンジボールが、半分に切ったサイズに変化し、そしてハーフダラーへと変化します。
Sponge Ballsユージン・バーガー
1個のスポンジボールが2個、3個と増え、最後は観客の手の中で数え切れない程の数に増えます。
Commercial Sponge Ball Routineマーク・レバリッジ
マジシャンが手に握ったスポンジボールが観客の手の中に移動します。
Benson's Bowl Routineジョニー・トンプソン
食器(ボール型のもの)とスポンジボールを使ったルーティーン。握ったボールが食器の下に移動したり、食器の下からデックが出てきたりと、驚きのある、素晴らしいルーティーンです。
Martian Sponge Ball Routineスティーブ・ダクリ
スポンジボールを手と手の間で何度も移動させます。10カウントの演技と解説もあり。
Sponge Ballsアルバート・ゴッシュマン
3色のそれぞれ大きさの違うスポンジボールを使います。この演技にはマジシャンでさえも騙されるでしょう。
Sponge Ball Routine with Watch Stealマイケル・フィニー
スポンジボールとウォッチ・スティールを組み合わせた演技。どちらの手にスポンジボールを握ったかを当ててもらいますが、観客は一向に当てられません。クライマックスには右手を開けるとスポンジボールが出てき、左手には何もないと思いきや、観客が身につけていた腕時計が握られています。