コミカルであり、クレバーである存在。シ・オ・ミ氏の最新作です。
S企画とクリエイターズとのコラボにより誕生しました。
1つの驚くべきアイディアがフィーチャーされています。
ペットボトルに密封された小物(シルク、お札、切手など)が鮮やかに消え去ります。
余計な道具は不要です。手の中に何か隠し持つ必要もありません。
シ・オ・ミ氏考案の加工を施す(一度すれば、何度でも使用可能です)だけで、ただのペットボトルが奇跡を起こすツールへと変わります。このペットボトルだけで消失が完結してしまうのが賢すぎるところ。消えたら、ふたを開けてボトルの中身をしっかり見せられます。
移動が正攻法ですが、他にも貫通やボトルつりなど様々に応用できます。その中から動画では20世紀シルクのフル演技がお楽しみいただけます。だまされた方は、その仕組みを知ってさらにその賢さに驚いてください。
- 20世紀シルク
- ペットボトルに3色のシルクが入っています。
そのうち2色のシルクを取り出し、相手に結んでもらいます。残りの1色は確実にペットボトルに入っています。
このペットボトルのふたを閉め、密封した状態で紙袋に入れます。先ほど結んでもらった2色のシルクも同じ紙袋に入れます。
オマジナイをかけてペットボトルを取り出すと中のシルクは消えており、結ばれた2色のシルクの間に結ばれた状態で出てきます。
紙袋の中には何もありません。
- カラーチェンジ
- ペットボトルに赤いシルクが入っていることを見せたあと軽く振ると、赤いシルクが緑のシルクに変わります。
緑のシルクは相手に取り出してもらえます。
- ビル in ボトル
- 中身が空のペットボトルに八折りにした千円札を打ち付けます。するとどうでしょう。千円札が貫通してボトルの中に入ります。
- ボトルつり
- 空のペットボトルの中に鉛筆を入れ鉛筆だけをつまみ上げると、ペットボトルも一緒に持ち上がります。
ペットボトルの中を見せますが、何もありません。
- 切手の飛行
- 何も書かれていない3枚の封筒から1枚をテーブルに置きます。
数枚の切手のうち、1枚をラムネのケースに入れます。確実に入っています。オマジナイをかけると、ラムネケースの中から切手が消え、先ほどテーブルに置いた封筒に貼りついています。それだけでなく、封筒には宛名まで書かれています。
- 色の予言
- 紙袋の中のペットボトルに2枚のシルクが入っていることを説明します。
色が書かれた紙片をハンカチの中に入れ、よく混ぜて2人に選んでもらいます。
紙袋からペットボトルを取り出し、シルクを見せます。2人の選らんだ色を見ますが 合っていません。ペットボトルからシルクを取り出すと2人の選らんだ色に変化してしまいます。
この作品は上記の原理は使用していません。
シ・オ・ミ氏の作品にテンヨーの鈴木徹氏のアイディアを加え、さらに私(岸本道明)のアイディアを足した手順です。