ジョシュア・ジェイがアット・ザ・テーブルに登場。自身の傑作を引っ提げてきました。
彼はパフォーマー、クリエイター、著述家として多方面で活躍してきました。その才能と存在感は圧倒的で、若くして業界内外で名声を轟かせています。
これまで発表してきた作品の中から選りすぐりの自信作を披露します。変にマニアックな現象はなく、一般客相手にウケる分かりやすいものをチョイスしています。中にはインフェルノ、プリズムデック
といった売りネタも解説しており、サービス精神の高さが伺えます。
カーディシャンとしての趣味が色濃く出ているのが、トライアンフ。大好きなプロットのようで、バリエーションを4種類も紹介しています。それぞれ演出や手法が異なり、違った面白みがあります。お好みのトライアンフが見つかることでしょう。
ジョシュア・ジェイを知る1枚としてベストな選択肢です。どうぞお楽しみください。
Hitchcock
“サスペンスの神様”と称される映画監督、アルフレッド・ヒッチコック。彼の映画にインスパイアされたカードトリックです。本人のワンマンショーで演じ、サスペンスとサプライズのある演出で絶賛されました。
Inferno
観客がイメージ上で選んだ1枚がマッチ箱に入っています。"トリック・オブ・ザ・イヤー "を受賞し、ディーラーズアイテムとしてもヒットした作品が解説されます。
Trump Triumph
トライアンフからのプレイ・イット・ストレート。裏表バラバラに混ぜたデックを広げると観客のカードのみ表向きになります。おまじないを掛けてもう一度デックを広げると、観客の選んだカードと同じスートがA~Kまで表向きになっています。
Card Change
デックからヒョコっと出てきたカードを指先で触れると、一瞬で他のカードに変わります。
Four ACE Triumph
エースプロダクション&トライアンフ。裏表バラバラに混ぜたデックを半分ほど持ち上げる度にAが飛び出してきます。3枚のAが出たところで、デックを広げると1枚のカード以外すべて表向きになっています。裏向きのカードを見ると、それが最後のAです。
Triumph(Back in Time)
時間を巻き戻すという演出のトライアンフ。ジェイ・サンキーの演出と、ジェニングスの手法をミックスし、さらに良い作品に仕上げています。
Prism Deck
カラーチェンジング・トライアンフ。裏表バラバラに混ぜたデックから4枚のAを次々と取り出していきます。残りのデックを見ると、すべて向きが揃っています。それでけではありません。デックの裏模様がすべてバラバラで、最初に出したA4枚もバラバラになります。
Phantom Deck
上記に続けて演じます。観客の選んだカードをデック中程に戻します。観客にデックを両手で挟んでもらいます。おまじないを掛けると、観客のカード以外がすべて透明なカードになります。※ディーラーズアイテムとなっております。下記は本DVDの映像ではありませんが、同様の手順です。お楽しみください。
Any Card, Any Number
観客Aが選んだカードが、観客Bが選んだ数字の枚数目に出てくると思いきや…、違うカードです。マジシャンは最初に紹介していた本を取り上げ、観客Bの選んだ数字のページを開きます。なんと、そこに観客Aの選んだカードが挟まっています。
Triad Coins
3枚のコインが1枚ずつ消えていきます。ラストのバニッシュはとても実用的です。ディーラーズアイテムとなっております。※下記は本DVDの映像ではありませんが、同様の手順です。お楽しみください。
Cylinder & Coins (演技のみ)
ジョシュア・ジェイ流シリンダー&コイン。オシャレなルーティンです。シリンダーの代わりに筒状に丸めたお札、コルクの代わりに指輪を使います。予想外のクライマックスもあります。