メモライズド・デック1つで40分間のショー。
ウッディ・アラゴンがロンドンでのコンベンション「ザ・セッション」で主役を務めたときのライブショーとその詳細な解説です。
独自のメモライズド・デック(メモランダム)を使用し(ほとんどはムネモニカなどで代用可能)、デック1つで40分間のショーを構成します。
メモライズド・デックを利用した力強いエフェクトの数々はもちろんですが、スタックを感じさせないルーティン構成や自然なデックの扱いを学んでください。
Vanishing社でザ・ショーに収録されているフルの演技を無料でご覧になれます。
※スライト単位でそこまで難しいものはありませんが、内容理解にある程度英語が聞き取れる必要がありますし、数理原理を使用するものもありますので、初心者にはおススメしません。
- Weighing The Cards
- 観客が適当にカットした枚数を重さで当てます。
- The Blushing Card
- マジシャンも驚くシカゴ・オープナーのような手順です。引いたり、ストップと言ったりでカードを選ぶのではなく、
どちらも口頭でまったくのフリーチョイスで、いつもより余計に色が変わります。
- Card at Name
- 選んだ観客の名前をつづった枚数目から、選ばれたカードが出てきます。
- Top or Bottom
- フリーチョイスで選ばれたカードがいつの間にかトップかボトム、観客が指定した方に来ます。
事前に違うカードであったことをあらためています。
- Rub-A-What?
- まったく関係の無いカードを裏向きでテーブルに擦ると、(フリーチョイスで)選ばれたカードに変化します。
新しくカードを選んでもらいもう一度行います。関係の無いカードをテーブルで擦ると、今度は消えてしまい、テーブルに置いていたケースから出てきます。
- "Eish" of Diamonds
- デックからヒントをもらい、観客が選んだカードを当てますが、外れます。
最後は観客が選んだカードのフォー・オブ・ア・カインドが揃い、当てられます。
- Texas Hold 'em
- テキサス・ホールデムを利用したひねりの効きまくった手順です。
- Mnemo-fry
- ウッディー・アラゴンを代表するエフェクトの1つです。観客が混ぜたデックから、適当な枚数をカットして取ってもらいます。
そのパケットに含まれるカードをすべて当てます。
- TeleTriumph II
- 凄すぎるトライアンフです。表、裏バラバラに混ぜてもらったデックから、複数人の観客にそれぞれカードを覚えてもらい、デックに戻してもらいます。フェアです。さらにまた、観客にデックを混ぜてもらった状態で、選ばれたカードが何枚目に表向きであるか裏向きであるかを完璧に当てます。
再び3人の観客にカードを覚えてもらい、デックを広げるとその3枚のみ表向きであとは裏向き、さらにパーフェクト・オーダーに揃っています。