歴史に残るITR。
革命的デュアル・リール『クラウド』を生み出したCarretera(カレテラ)から
新たに強力なITRがリリースされました。ITRを使うなら、これ一択。そう言えるほど完成度が高いです。
スレッドを引き出した瞬間に衝撃が走ります。『クラウド』同様、滑らかさとその静音性に。音が少ないというよりありません。
近くで耳を澄ませても音が無い。スレッドの出し入れがノーストレスで行えます。スレッドは「レイン・スタンダード」。使用感としましてはベクトラ・ラインを超えるほどで、クレジットカードのようなものをぶら下げてもテンションに余裕があり、安心感を持って扱えます。万が一切れてしまったとしても、カバーを開けば(簡単です)、スレッドリール全体に触れることができ、修理に細々した手数と時間がかかりません。秒殺です。
シーラスの魅力はそれだけではありません。ITRマスターとも言うべき豪華講師陣が取っておきの作品を14手順提供します。
ITR紹介のためだけに、無理矢理つけた手順ではありません。フックアップの方法にも優れたものがあり、手の動きに連動せず指輪が空中で静止しているなど、目を疑う作品が揃っています。
クリップ、ピン、イヤー、ホルダーと4つのモデルがご用意されています。
このうちホルダーモデル以外の3つは1つのITRで装着方法が異なります。ホルダーモデルは根本から違います。ITRが3つも搭載されているのです。これ1つでデュアル・リールとシングル・リールを使い回せますし、どれかが切れたときの保険にもなります。
ITRならシーラスは外せません。安心して長期的に愛用できます。
クリップモデル: 1つのITRをクリップで固定します(ベルトやベルトループ、ポケット、その他様々な場所に)。
ピンモデル: 1つのITRをピンで固定します(ジャケットはもちろん色々な服の裏側や首の後ろ、その他様々な場所に)。
イヤーモデル: 1つのITRを調整可能なイヤーホルダーで固定します(ご自身の耳にジャスト・フィット)。
ホルダーモデル: 3つのITRを搭載。ピンまたはクリップで固定します(ズボン、ジャケット、その他様々な場所に)。
- 内部構造
- 各モデルの扱い方
- スレッドが露見するのを防ぐ
【Single Reel】
- Rising Card うかわ たくま
- ケースにデックを入れ、さらに選ばれたカードを中に入れます。
おまじないをかけると1枚のカードがフラップを持ち上げ、せり上がって来ます。それが選ばれたカードです。
借りたデックでできます。
- UFO Card 聖寿
- 1枚のクレジットカードが演者の周りをくるくる飛び回ります。
- Animated Sunglasses R.Y.O
- テーブルに置いたサングラスや眼鏡を離れた場所から手を触れずに動かします。
- Floating Cigarette 聖寿
- 手に持ったタバコがひとりでに浮かび上がり、口でキャッチします。
- Floating Coin R.Y.O
- UFO Cardのコイン版と言った感じです。横軸の移動だけでなく、縦軸移動もあるので新鮮です。
- Floating Bill 聖寿
- 観客の手に置いたお札がひとりでにマジシャンの口元に飛んで来ます。
【Double Reel】
- Haunted Deck うかわ たくま
- 借りたデックで簡単にできるホーンテッド・デックです。
- Animated Card TAKE feat. RYUHEI
- よく混ぜたデックをテーブルにスプレッド。1枚のカードがひとりでに動き、マジシャンの手に飛んで来ます。それが選ばれたカードです。
- Card Steal うかわたくま
- デックをスプレッド。スプレッドに沿って手を動かすと、1枚のカードがマジシャンの手に飛び込みます。
- Slow-mo Float うかわたくま
- 手から手へ、スローモーションで浮かび上がる指輪。面白いフックアップです。
- Floating Bill R.Y.O
- マジシャンの手から飛んでいったお札、が離れた場所で空中に固定されます。意味がわかりません。
- Easily! うかわたくま
- 手のひらに置いた指輪がぴょこぴょこ動いたり、少し浮いたまま空中に固定されたり面白いです。解説もわかりやすい。
- Rising Card TAKE
- シンプルなライジングカードです。
- Ψ(Floating Ring) TAKE & うかわたくま
- 手のひらに置いた指輪が浮かび上がり、マジシャンの両手間でゆっくりとかつ意味不明な動きをします。じっくり見ていてもフックアップが分かりません。なんでしょうかこれ。
- ENDING +α
- Talk after shooting + NG
- Bonus Video