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日本版「21世紀のスターズ・オブ・マジック」
松田道弘がこう評したほどの自信作。それもそのはず。今をときめくふじいあきら、前田知洋、紀良京祐の若手マジシャンから、六人部慶彦、三輪晴彦、赤松洋一といったベテランマジシャンまでバラエティーに富んだ豪華な顔ぶれ。しかも、どのマジックもマジシャンのペットトリックですので、受けることは保証済み。ぜひご覧になってください。
【収録マジック】
・インビジブルスレッドの研究(ふじいあきら)
ジャリのほぐし方、簡易ホルダーの作り方から照明、服装、ワックスにいたるまで詳細に書かれており、ジャリを使う人は必読です。
・ふじいあきらのフローティング・ビル
観客よりお札を一枚借り小さく折ります。そのお札が手から離れ、空中に浮いてしまいます。マジシャンはお札を手に取り観客に渡し調べてもらいますが、どこにも怪しい所はありません。
・ふじいあきらのホーンテッド・デック
観客の選んだカードがテーブルに置いたデックよりひとりでに出てきます。カード、デックとも調べてもらいますが、怪しい所は一つもありません。カードをフェローシャッフルできるあたりは今までのホーンテッド・デックやライジング・カードと一味も二味違います。
・カード・イン・レモン(前田知洋)
本人の演技をテレビでご覧になったことのある方も多いのではないでしょうか? 2人の観客に1枚ずつカードを選んでもらい、デックに戻して混ぜます。マジシャンは手の感覚だけで選んだカードを当てると言い、デックにハンカチをかぶせます。ハンカチの中から1枚のカードを取り出し、見事当てます。もう一度ハンカチの中に手を入れカードを探しますが、ハンカチの中にはデックはなく、なんとレモンがあります。そのレモンをナイフで半分に切ると、中から観客のカードが出てきます。
・ポケット・リング・ルーティン(紀良京祐)
松田道弘がダイ・バーノンのシンフォニーリング以来の感銘を受けたと絶賛しているルーティン。2本のリングが観客の持っている所で繋がったり、外れたりします。またリングの改めがよくできており、観客に疑う余地を与えません。流れるような演技をご覧になりたい方は「キラ・スタイル」をどうぞ!
・シリンダー・アンド・コインのムトベ・バージョン(六人部慶彦)
4枚のコインが一枚ずつ手の中で消え、あらかじめテーブルに置いておいた筒の中から出てきます。その4枚のコインが、今度は筒の中からマジシャンの手の中に移動します。”フィンガー・パームを用いない”、”1枚ずつコインが消えていく過程で何気なく両手を改める”、といったこだわりが随所に見られます。はっきり言って難しいです。しかしそれに見合う価値は十分あります。
・トリックコイン(赤松洋一)
シェル・コイン、ダブルフェイス・コイン、フォールディング・コイン、マグネティク・コイン、フック・コイン等のトリック・コインやオキトやボストンといったコイン・ボックスについても詳細な説明がされています。コイン・フライト、コイン・スルー・ザ・テーブル、サン&ムーン、シャンパングラスの貫通、赤松洋一のシャンパングラスの貫通、コイン・スルー・ザ・ボトルなど多数のマジックも解説してあります。トリック・コイン好きの方はたまらない内容です。
・サムチップ(三田皓司)
シルクの消失、ビル・チェンジ、塩の移動などサムチップを用いる演技を解説しています。また、サムチップのはずし方・改め・サイズ等勉強になります。また、サルバノのサムチップ・ルーティンも紹介しています。
・カラーチェンジングナイフ(三輪晴彦)
マジシャンは黒いナイフを持ち、左手に持っているハンカチでナイフを磨きます。すると先ほどまで黒のナイフが白いナイフに変わっています。実は場所が変わっただけと言い、ポケットより黒いナイフを取り出します。今度は2本のナイフを左右に持ちますが、手の中で移動します。1本を観客に渡し、マジシャンと同じようにしてもらいます。マジシャンのナイフは色が変わりますが、観客のナイフの色は変わりません。ナイフを交換しても観客はできません。最後はナイフを1本しまい、1本だけ使います。今までは黒と白しか変わりませんでしたが、なんとレインボー柄のナイフに変わります。
他、ボール・マジック(赤松洋一)、エッグバッグ(小谷純司)、エッグオンファン(三輪晴彦)、小さくなるトランプ(三輪晴彦)
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