ハビ・ベニテツによるパーミングにフォーカスした作品集です。
マジシャンが見ても気付かないレベルのスムーズさと、その後の手の自然さを目指します。
技法を極めてオープンかつ滑らかに行うための工夫に始まり、手を自然な形で保つための細かなパームチェンジ、腕全体を自然な位置に置くための構成の上手さ、それに加え肝心のタイミングを心理的にカバーするアイディアなど。パームを安全かつ自然に行うための包括的な工夫が詰まっています。パームが易しい技法ではないため、それでも練習は必要ですが、優れた教科書であることは間違いありません。
収録手順も素晴らしく、完璧なパームを身に着けられるだけでなく、そのままショーで演じたとしても成立します。
パームに苦手意識がある方も、より高みを目指したい方も、これは見て損はありません。
※こちらはダウンロード動画です。詳しくは【ムービー販売について】をお読みください。
“Best sleight of hand we've ever seen.”
今まで見た中で最高のスライト・オブ・ハンドだ。
Penn & Teller
- Through the Hank
- サインカードをデックの中ほどに入れ、観客に混ぜてもらいます。
受け取ったデックをハンカチで完全にカバーします。この状態で振ると、1枚のカードがハンカチを貫通して出て来ます。それがサインカードです。
- Cards up the Sleeve
- 12枚のカードが左手から右ズボンのポケットに移動します。
ハビらしく途中、波乱があり、エンターテイメント性に溢れています。
- Magic Pocket
- 左手のひらにある見えないポケット。そこにカードを押し込むと本当にカードが見えなくなりますが、引き出すと見えるようになります。
- Ultra-acrobatic Card to Pocket
- サイン・カードをデックの中ほどに表向きに差し込み、デックを揃えたら、観客に持っていてもらいます。この状態で、想像上で見えないカードを1枚抜き出し、想像上でポケットに入れます。これが現実になります。ポケットから本当に1枚のカードが出て来ます。
- Benitez on Leipzig
- ボトムからスチールして行うタイプのカラー・チェンジ。
一貫して左親指でデックのトップを押さえる必要がありません。
- ボーナス
- Card to Wallet (パフォーマンス・オンリー)
- ロードの気配が無いカード・トゥ・ポケットです。
- Smooth Palm
- 指の隙間問題を克服する方法
- パームした手に慣れる方法
- アスカニオ・タッチ(ポケットからより自然にカードを取り出すためのアイディア)の紹介