厚川 昌男賞、第三回受賞者 谷 英樹によるパドルトリックです。
マジシャンはパドルにペンで「9」と書きます。するとなぜか裏面にも「9」が現れます。足し算をすると言い、おまじないをかけると数字が「18」になります。次は「1+8」をするとまた9に戻ります。今度は掛け算です。「9×9」をすると数字が81に変化し、また「8+1」をすると9に戻ります。9のパドルをひっくり返すと裏は6になっており、引き算「9-6」をすると両面3に変化します。最後には「3-3」でパドルに書いた数字が消えてしまいます。元ネタの「ジョニー広瀬の不思議なパドル」から現象数が増え、大幅にパワーアップしています。
一般的なパドルの知識だと間違いなく引っかかるでしょう。当店店主の庄野もこのトリックを絶賛しています。
パドルムーブの基礎から解説しており、手順自体の難易度も高くないため、パドルを初めて演じる方でも練習から実演のステップアップの手段としてピッタリでしょう。