「コーヒー缶」、
「ビッグフリスク」など大ヒット作を生み出した小林俊晶のショー&レクチャー。実用ネタの宝庫です。
個人依存技法、失敗確率が高い、角度に弱い。そのようなハードモードの手順はありません。
自然な道具を使用し、誰にでもできる無理のない難易度で、最大の効果を求めます。本当に無理のない実用ネタばかりです。重要になるのはちょっとした演出、言葉の言い回しで解説ではきちんとそこにも言及します。
実践向きの(クロースアップだけでなく、サロンネタも多い)手順が17個入って、この価格。正直に言ってお値打ち品です。
飛び切りの不思議さを求める方には向きません。実践で無理なく様々なネタを演じたい方にはおすすめです。
- オープニングアクト
- サイレントでシルクのパン飛行現象です。
- ブレインエラー
- 1組のデックから自由に選んだカードを当てます。
反則的解決法ですが、それを感じさせない観客への印象付けが光ります。
- Koba'sカラーチェンジングデック
- 観客の言ったカード1枚だけ、裏の色が違います。
前のブレインエラーからの流れも利用し、ルーティンとして錯覚を強めます。
- アピアリングドリンク
- 透明なカップにペーパーナプキンが入っています。
カップが空はペーパーナプキン以外に何も入っていません。実際に空を見せられます。その後、ペーパーナプキンでカップをカバーすると、中に飲み物が出現します。とっても簡単に気楽にすぐに出来ます。
※この作品は、2001年に「100円ショップで手作りマジック」(いかだ社)にて「ビックリアカップ」として発表された、藤原邦恭氏の作品が原案になります。
- ペーパーナプキンの復活
- 観客が破ったペーパーナプキンが復活します。
- アピアリングキャンディ
- 空の紙コップの口2つを合わせて振ると、カップから複数個のキャンディが出てきます。
簡単な工作だけで可能です。
- ネックスルー
- 2本のロープを首にかけ、そのうち1本を結び首を絞めます。でも……。絞まらな~い。
2本のレギュラーだけで可能。セットは簡単で数秒でできます。
- koba's カラーチョイス(演技のみ)
- オリジナルのカラーESPカードを使った手順です。4段階からなり、後半にいくほど不思議になります。
- うさぎパペット
- うさぎのパペットを使用したサイン入りのカード当てです。
- カップを使ったフォース方法
- 透明のカップを使用したフォースです。ノーテクニックで、スタンドアップで、片手で可能です。
非常にオープンに見せられます。
- Koba'sブリザード
- 超絶簡易版のブリザードです。観客が言ったカード以外が真っ白になります。
- ラッキーカラー封筒
- 観客が選んだ数字で、ナンバーロックキーが開きます。
色々な封筒に4桁の数字が書かれた紙が入っています。適当に封筒を開き、書かれた番号でロックが開かないことを見せます。
観客に1色の封筒を選んでもらい、さらにその色の封筒から1つを選んでもらいます。その封筒に入っている紙の番号でロックが開きます。
- Koba'sアイデア
- 複数の観客が参加可能なインビジブルデックです。インビジブルとトライアンフのエフェクトが同時に起こります。
- ハンカチを貫通するカード
- デックをハンカチでくるみます。この状態で振っていると1枚のカードがハンカチを通り抜けて出てきます。
それが選ばれたカードです。
- イージーリーディング
- 小さな紙片のピーク方法です。破るなどの操作はなく、ノーテクニックで自然に見られます。
- クロスフライ
- 人気作「ダブルクロス」のバリエーション?
複数枚ある10円玉の1枚にペンで×印を書き、観客の手にのせます。さらにその上から複数枚のコインをのせ、手を握ってもらいます。
この状態から一瞬にして×印入りの10円玉を抜き取ります。
- 無重力
- マジシャンと同じことをするゲームです。マジシャンと観客がで互いに風船を膨らませます。結び目を作らず口も手も放しますが、
マジシャンの風船はそのままの膨らむをキープします。観客は真似できません。
- トゥエンティエイト
- 2人の観客が選んだカードを足し、1つの数字を決めます。デックからその枚数目にあるカードが予言されています。
- ナウイズヒアー
- 古典の魔法陣トリックをより簡単にした方法です。3×3の魔法陣に対応してそれぞれ封筒があります。
観客それぞれが決めた数字やマジシャンの指示に従い、最終的に1つの封筒が残ります。その封筒に入っているカードが観客のカードです。