コインボックスはメジャーなプロットの割にはあまり演じる人が多くない印象があります。
コインボックス自体に何種類かあり、手に取ったことがなければどのコインボックスでどんな手順ができるかわからない人も多いでしょう。
結局どのコインボックスから始めればいいかはっきりしないので手を出しにくいのも道理です。
しかしこの商品であればそんな心配はご無用です。4種のコインボックスが1つのセットになり一挙にそれぞれのボックスを使った手順が学べます。
解説は『コイン・ボックス・ルーティンズ【ダウンロード動画】』のものに加えてセット内容の特殊なコインボックス用の手順の解説があります。
店主のイチオシは風希の手順です。チャレンジングなコンセプトから不思議な手順に仕上がっています。
各ボックスの仕様は統一されており、演技中にスイッチしても問題ありません。
今までにない組み合わせによって新たな手順のが生まれる可能性もあり、すでにコインボックスを持っている方にもおすすめです。
これだけのコインボックスを個別で買うとなると普通は少々高くつきますが、15,000円でのご提供です。セットだからこそできる価格です。コインボックスにご興味のある方はぜひ手にとってみてください。
- ダイナミック・コイン・ボックス
- コインボックスに入れた4枚のコインが一度に抜け出し、また一度にコインボックスに入ります。豪快な現象ですが軽やかな手順に仕上がっており、解説を見ると「やられた!」となるでしょう。
- マジシャンズ・ボックス
- マジシャンにだけ開けられるコインボックスです。観客が開けようとしてもビクともしません。観客にコインボックスをもたせた状態でコインがコインボックスの中へと移動します。
- コイン・スルー・ザ・テーブル
- コインボックスに入れた3枚のコインが1枚ずつテーブルを貫通します。コインをボックスに入れるところを毎回はっきり見せられるところがポイント。最後の1枚が特に不思議です。
- 以下は『コイン・ボックス・ルーティンズ【ダウンロード動画】』にも収録されている手順です。
- コイン・スルー・ザ・デック
- コインを1枚入れたコイン・ボックスをカードケースに上に置きます。
おまじないをかけるとコインがボックスとケースを通り抜けて、下に落ちます。
もう一度繰り返した後、コインがボックスの中に飛び込みます。
- ボストン・ツー・ステップの改案
- ボックスの中に銀貨が3枚入った状態でフタを閉めます。銅貨がハンカチの中で消え、ボックスの中に移動します。
その後、ボックスとハンカチを通して3枚の銀貨が下に抜け落ち、最後は銅貨も抜け出て来ます。
- ソリッド・ボックス・クライマックス フタなし
- テーブルにコインを4枚重ねて置き、上からコイン・ボックスをかぶせます。
それに手をかざした次の瞬間、手から4枚のコインが出現します。コインボックスをひっくり返すと、真鍮の塊になっています。
- ソリッド・ボックス・クライマックス フタあり
- 3枚のコインを入れ、フタを閉めます。1枚のコインを入れ忘れたと言い、観客にコインを入れてもらうよう頼みます。ところが、コインボックスのフタは外れません。真鍮の塊に変わっています。
- スライディング・ボックス
- マット上で、ボックスを滑らせる度に4枚のコインが1枚ずつ抜け出します。
- ワン・バイ・ワン
- 4枚のコインが1枚ずつボックスの中に移動します。
- コイン&カード
- デックの中からカードを1枚選んでもらい、サインをもらったら、デックの中に混ぜます。
1枚の銀貨にもサインを書いてもらい、コインボックスの中に入れます。
コインボックスをデックの上にかざすと、ある場所で中のコインが消えます。デックを見るとある場所にサインが書かれたコインが。その隣のカードを見るとサインされたカードです。
- 銅貨と銀貨を使った貫通術
- 手に持った銀貨と銅貨から好きな方を1枚選んでもらいます。選ばれた1枚がボックスの中に移動します。
次はボックスの中に2枚のコインを入れ、好きな方を選んでもらいます。選ばれた1枚がボックスとデックケースを貫通し、グラスの中に落ちます。
- ふるふるチャイナ
- ボックスの中に銀貨が1枚入っています。この銀貨がボックスを貫通して外に出てきます。
中を確認すると、4枚のチャイニーズコインが入っています。
- 基本技法
- ターン・ノーバー・ムーブ
- クリーンナップ・ムーブ
- ワンハンド・クリーンナップ・ムーブ
- コインが入った状態で行うクリーンナップ・ムーブ2種
- コインロード2種