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メルマガコーナー

フレンチドロップ 「週刊スペルバウンド 647号」 (2020.05.22up)

こんにちは。フレンチの庄野です。
皆さんもお変わりなく元気にお過ごしですか?
どうしても冒頭の挨拶ではコロナ関係になってしまいますが、自粛解除になっても気を緩めず、今まで通りの予防対策はしっかりやっていきましょうね。

というところで、私の最近の生活では本を読む時間が大幅に増えました。
前々回、竹本が天地 創一さんの本を読んだ話で、手塚治虫さんがその著作を推薦していたというのは知りませんでした。
これにはちょっと驚きました。

今日のメルマガは、私が長年探していた本が見つかり入手したのでその嬉しさを伝えようと思います。
その本とは、テンヨーの鈴木徹さんの作品集です。

第27回 石田天海賞 受賞記念作品集
「魔法使い主義」

というタイトルのハードカバー本です。

この本を私は持っていたのですが、長らく行方不明となっていました。
もう一度読みたいとずっと思っていたのですが、入手困難な希少本になっており、忘れかけていたところなんと

三谷「庄野さん、今まんだらけでマジックの古書が大量に売り出されていますよ」

私「え、それは珍しい。早速チェックしよ」

というような会話があり、「まんだらけ」ホームページで通販を見てみると、マジック関係の懐かしい本が沢山売り出されていて、なんと鈴木 徹さんの「魔法使い主義」がその中にありました。

他の本は既に販売済みになっていたものが結構ありましたが、この本については他と比べ驚きの価格設定となっていました。
なんと2万円以上です。

「えぇー?! 欲しいけど……。この値段!」

でもよくよく考えると2万2千円のこの値段だからこそ、未だに残っていて買えるのだと思い、即購入!

他にも何冊か購入しましたが、こういうくだりがあって長い期間をおいてあらためて「魔法使い主義」を再読しましたが、やはりこの本は最高です。

何が最高なの? という答えはいくつもありますが、鈴木さんの天才的なマジックショーをオープニングからラストまで見た感じになります。
なのでこの価格でも安いと感じました。

ラストのマジック「ラッシュアワー」なんて、かなり昔に目の前で鈴木さんの演技を実際に見て、腰が抜けるほど驚いたのを思い出しました。
この超がつくほどの不思議さが活字では伝わりづらいのが残念ですが。

「ラッシュアワー」のタイトルにもあるように満員電車に揺られてやって来たマジシャンが、紙袋から取り出したジャンボカードはなんとケースごと真っ二つに割れて……というところから演技が始まり、驚きのラストまで説明するには長文になり私の文章力では素晴らしさが伝えられないので、省略します。

とりあえずいまの 時期には読書が良いですね。

素敵なもの、楽しいものの再発見があります。

というところで、新刊のトミー・ワンダーの本を読んでみませんか。

「アクトの作り方」3,564円
https://www.frenchdrop.com/detail?id=4901

「ミスディレクションは存在しない」2,750円
https://www.frenchdrop.com/detail?id=4902

こちらもおすすめです。

「【新訳】ザ・エキスパート・アット・ザ・カード・テーブル」 5,000円
https://www.frenchdrop.com/detail?id=4898


カードマジシャンのバイブルと言える本ですが、海外のカードマジシャンにおすすめというより、「必ず読め!」という本は?
と聞くと絶対に返って来る答えの中に入っている本のタイトルがS.W.アードネスの「ザ・エキスパート・アット・ザ・カードテーブル」ですが、過去に日本語訳のこのタイトルの本が2冊出版されていますが、いまいち訳が良くないので、きちんと理解されていないと思われます。今回のものは、これ以上は無いというくらい良い訳ですので、すでに過去に発行されていた本をお持ちのマジシャンにもおすすめします。訳者のMajilさんには他のマジック関係の書籍の訳本ももっと手がけていただけるように期待しています。


ここからはちょっとしたお知らせです。

「お知らせ その1」
マジック書籍について、雑誌「ザ・マジック」やレクチャーノート等の当店書籍棚に埋もれた本を掘り出し、アウトレットコーナーにて特価で販売していきますのでちょこちょこ覗いてください。

「お知らせ その2」
今は無き古書コーナー。これは15年ほど前にはあったのですが、来週末くらいから少しずつ復活させていこうと考えています。
これは委託販売という形になりますので、売り買いで活用して下さい。
詳細については次回にお知らせします。

「お知らせ その3」
あるときは催眠術師、翌日には超能力者、その翌日にはメンタリスト、また奇術師と思えばスリに、一体何者なの?
という七色のエンターティナーのバーディーさんが動画のダウンロード販売を新たに始められたので紹介しましょう。
現在アップされている作品は9作品で、それぞれ1作品1,000~2,000円でダウンロード販売され、すべて見放題3,000円/1か月となっており、毎月5~6作品をアップしていく予定のようです。
気になる方は覗きに行って下さいね。

私が思うに、お得な利用方法は1か月見放題の購読をし、1か月経過するまでに解約し、新たな作品が増えれば、1か月見放題の繰り返しが良いですね。
10作品だと300円/1本となるので、これ良いと思いません?

演技者はバーディーさん以外に、マンボ―さん、龍華さん他、今後新しいマジシャンも続々登場予定らしいです。

となるとフレンチで販売しているバーディーさんのDVDもここで見れるので、当店で売れなくなるのでは?
竹本が紹介してねというので、紹介しましたが、えぇっと…「おい、竹本」。

というところで新商品のご紹介です。


新商品のご案内

■DVD『アット・ザ・テーブル ライブ・レクチャー 6』by Murphy's Magic Supplies


アット・ザ・テーブルシリーズの超お得なオムニバスです。
クリス・コーン、ジェシー・ファインバーグ。有能なクリエイターの作品がアホほど入っています。
本当にアホです。この量。質より量の発想ではありません。質もちゃんとそろっているのがすごいところです。
それにしても何じゃこの解説量は。いっそ「アホ・ザ・テーブル ライブ・レクチャー 6」にした方がいいんじゃないかいっ!

失礼しました。でもこれはおすすめです。

https://www.frenchdrop.com/detail?id=4865

■基本用具『ハミングバード・リール』by John Kennedy Magic


ジョン・ケネディの傑作ハミングバード・リールです。
ずっと鍵のかけた棚に厳重に寝かせていたのがこれです。
寝かせた時間たるや10年ではきかないでしょう。
遂にその重い扉を開いて、市場に放出する時が来たようです。

ジョン・ケネディも急に自分の動画の再生回数が上がってビビることでしょう。
ビビらせてやるわ!

https://www.frenchdrop.com/detail?id=4911

■日用品『カラフル』by ZIHU TEAM


カラーチェンジはいつの時代も魅力的ですが、カードやコインを突如取り出して引かれるのは嫌ですね。
営業などではなく、仲間うちやストリートで見せるなら、自然な素材が良いはずです。

そこで私……じゃなくジフさんが目を付けたのがペットボトルのキャップです。

日常や。これこそ日常や。私の子供もペットボトルでなんかよく飲んでます。
そのキャップの色が変わったら、子供も私のことを尊敬するでしょう。

父ちゃんな、実はちょっとすごいんやで。

https://www.frenchdrop.com/detail?id=4908

■日用品『ブロック・アンド・ボルト・トリック』by house of enchantment


ずっと鍵のかけた棚に厳重に寝かせていたのがこれです。
決して忘れていた訳ではありません。
いつか動画を撮ろうと思っていたのです。そしたらいつの間にか動画が勝手に完成しページもできていました。
動画のチェックをしたらまぁまぁ不思議に出来ていたので、販売することにしました。

私自身は解説書を読まずに、何かなこれとずっといじっくていて、ようやく仕掛けがわかりました。
私の知識と知恵を持って解明にこれだけの時間がかかるなんて。これは精巧と認めざるを得ません。

在庫限りで再入荷できませんので、気になる方はまず購入してください。

https://www.frenchdrop.com/detail?id=4912

■日用品『マイ・ペット・ボリス・バタフライ版』by Ian Pidgeon


マイ・ペット・ボリスの蝶々版です。
相手が女子ならクモより蝶の方が和みます。
驚かれるまでは一緒ですが、そのあとイラッとされるか喜ばれるかが違います。
どうせなら喜ばれた方が良いですよね。

https://www.frenchdrop.com/detail?id=4913

後書き


こんばんは。竹本です。
庄野から後書きは頼むわと言われたのですが、これはバーディーさんのサイトの件で言い訳する機会を上げようということでしょうか。
恐い。恐いわ。すべて誤解。誤解なのよ。

一生懸命仕事をしても、変な親切心で自分の評価が下がるという謎の陰謀に巻き込まれています。
でも言い訳は見苦しいですから、黙って飲み込むしかありません。
そして泣きながら、バーディーさんを呪います笑。

(実際バーディーさんは何も悪くありません。庄野への伝え方ミスりました。悔しいです!笑)


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