■『ワームホール』 by エーバイ・ヤップ/マリオ・タラシーニ
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4つに破ったカードの破片がテーブル上に手のひらで作った壁の背後に隠すだけで完全に復活。
テーブルと手の間にカードを入れると完全に消失します。
消えたあと両手の表裏、テーブル上のマットなど、すべてを堂々と見せられるビジュアル現象!
https://www.frenchdrop.com/detail?id=6672
ご存じの通り、4つに破ったカードの復活テーマのトリックは様々な種類があり、一片ずつ復活するガイ・ホリングワース、
マシュー・ビシュ、トミー・ワンダーのトーン&レストアドカードなどが有名で、別にこのデモの様に一瞬で復活するタイプも出てきています。
ただ、これは破片を消失させるタイプなのでカードの復活にこだわらず、他のモノにスイッチ出来ると考えれば、様々な応用が考えられるかも知れませんね。
https://www.frenchdrop.com/detail?id=3693
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■『プッシュ・ミー』 by PROMA
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スマホの画面に表示された信号機のボタンを押すと親しみある効果音が流れ、カードに描かれた赤信号の絵が青信号に変わったり、トランプが何度もカラーチェンジし、デック全体の色も変わったりします。ファンタジーですね。
最初はトランプを使わなくても現象を成立させられますし、お子さん相手や喫茶店などでカードを出す前の導入などに力を発揮しそうです。
最初はスマホだけ出していて、「こんなアプリ知ってる?」とポップなボタンの画面を見せる。
信号機のカードの色変わりから始まり、気付けばカラーチェンジング・デックのフルルーティーン!
デジタル上の変化がアナログの世界に影響を与える、最近流行りのサイバーでパンクなSFファンタジーのラノベぽくてロマンを感じますね。
ついでに勇者召喚で「小緑男」も呼出してはいかがでしょうか?
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「小緑男(りとるぐりーんマン)」はこちらから…
https://www.frenchdrop.com/detail?id=3370
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■『Z・フォールド・ウォレット2.0 』 by TCC
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カードサイズのヒンバーウォレットですが、いわゆる単なる「Zウォレット」と違い、「フォールド」されますので、ウォレットを開いているとき誤ってもう1面が開いてしまうということがありません。
しかも今回売り出されたのは比較的お安いのに高級感があっていい感じです。
ヒンバーウォレットはカードや小物のスイッチや予言などに使い勝手の良い道具ですが、様々なネタで共用していると演じるときにセットミスがないか確認が大変なのでネタ毎に専用にしておきたいものです。
2重封筒などで代用できないこともないですが、それはそれで手渡しして、確認させられなかったりするので、ヒンバーウォレットにレギュラーの封筒を入れておいて手渡しの方が断然クリーンですよね。
先日、日本語版で売り出された書籍『ザ・ルッキング・グラス』に掲載されている「砂糖がお好き?」の演技にもピッタリですし、これ、おススメです。
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■『ホール 2.0』 by Mickael Chatelair
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中央に大きく穴の開いた2枚のカードの間に色違いのカードを挟んでお呪い?マジカルジェスチャー?をすると挟まれたカードが貫通して下にぽとりと落ちる。使う枚数が少なくシンプルなだけに不思議です。
実演動画を観れば、気持ちが判ってもらえると思いますが、しかもとてもクリーン。
正直、2枚の間に挟んだカードが貫通する様な似た現象のものは、これまで沢山あったと思います。
ただ、これも先日発売されたバニシングデック現象の『ブラックホール』と同様、丸い穴が開いただけで、不思議さが驚くほど上がっています。
2枚の間にカードを挟むと「ビザーツイストが始まるのかな?」なんて思って観てしまったりするのですが、そんなマジックに繋げてもイイかもですね。
これ、本当にイイもんです。
https://www.frenchdrop.com/detail?id=6676
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