こんばんは。
フレンチドロップの竹本です。
オキトのお友達が消化不良だったお話です。
ボール紙でできたピルケースに、いつも錠剤を持ち歩いていたそうです。
あるとき、オキトがそのケースを使い、中の錠剤を底から貫通して外に出して見せました。
友人「アメージング。それアメージングやん。売れるで」
オキト「いやいや、お遊びやん。全然すごないって。こんなんでお金取るって気引けるわ」
友人「いや、それ絶対売れるって」
オキト「ほ……ほんま? こんなん売れへんと思うけど。じゃあちょっと考えてみるわ」
後日。
オキト「できたで。昨日のやつ。ボール紙ってなんかあれやから、真鍮製のボックスにしてコインでやろうと思うねん。その方が
値段も高くできるし。ボール紙ってなぁ、なんか値打ちないやん」
友人「昨日乗り気じゃなかったのに、めちゃ考えて来るやん。しかも値段高くできるとか言うてもうてるやん」
という話の大部分は脚色ですが、オキト・コイン・ボックス誕生の経緯はそういったところからだそうです。
そんなオキト・コイン・ボックスを使用した作品も色々ありますね。
最近では、TSUKUMOGAMI(九十九神)という音を活かしたアイディアが記憶に残っています。
オキト・ボックスを使ったラトル・ボックスのような。ストーリーも日本人向きで、特におばあちゃんっ子の僕としては心惹かれます。道具をこさえるのに、少しだけ忍耐が要りますが。
■『ザ・モンスター・オブ・ザ・シークレット・アート』
https://www.frenchdrop.com/column/?page=6183
もっと最近では、ミニチュア・ウォンドがコインボックスと中のコインを貫通してグラスに落ちる意外性。
これにもやられました。
■『ジョニー広瀬のコイン・ボックス』
https://www.frenchdrop.com/column/?page=6683
こちらは道具付きで販売されているので、購入し現在練習中です。
え、どこで買ったって? それはもちろんフレンチドロップです。
ということで新商品のご紹介です。
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