メールマガジン「週刊スペルバウンド」 | マジック用品 グッズショップ（手品ショップ）フレンチドロップ

こんばんは。
フレンチドロップの竹本です。

一応言っておこうと思います。暑すぎません？

プラスチック製のウォンドで中が空洞のものがありますよね。
それを使ったイタズラをご紹介します。片方のチップを外し、少量の発熱剤の粉を入れ元通りに戻します。
もう片方も外しこちらには少量の水を入れ、元に戻します。この２つが混ざれば、熱を発するという寸法です。
その時が来るまで、傾けないように注意してウォンドを持ちます。

演技が始まれば、何か話しながら、ウォンドのチップ部分を観客に持ってもらいます。
おまじないをかけてなどと言うと、観客はウォンドを振ってくれるはずです。でも、何も起こりません。
何も起こりませんが、だんだんと持ち手だけが異様に熱くなって来ます。なんかぬくい。なんかぬく……熱っ！ という感じです。

実際にやると、尋常じゃなく熱くなるので、下手をするとやけどをします。
熱をもったウォンドをすぐに冷却すると、プラスチック部分が中央からぐにゃりと曲がる可能性もあります。
そもそもプラスチック製のチップだと、たぶんチップが溶けます。チップは金属製のものが良いです。
こんな悪ふざけを実際にやる人がいるとは思えませんが、そのあたりには注意が必要です。
しかし。こんなイタズラばっかりしてると嫌われますよね。

先日ご来店いただいたお客様は女性相手に下記商品を演じ、「嫌われたいんかっ!!」と本気でキレられたそうです。

■『マイ・ペット・ボリス』
https://www.frenchdrop.com/detail?id=4845

メルマガをご覧いただいている皆さんがそんな目にあってはいけないので、そろそろ本格的マジックをご紹介いたします。
今週の新商品のご紹介です。

■カードマジック『ブック・オブ・フォーチュン・テーリング』 by フレンチドロップ

数十年前にRRMCから出されていた『ブック・オブ・フォーチュン・テーリング』が復活しました。

昔、この占いの書を見たことがあり、一体どう使うんだろうと思っておりました。
なぜか解説書がありませんでして。フレンチドロップではよくあることですが。
その謎が今ようやく解けました。いや、解けてませんけど。
どうしてこれでちゃんと成立するんだろう。
今夜家でよく考えます。しかし不思議や。

https://www.frenchdrop.com/detail?id=6721

■コインマジック『ストーン・パース』 by ネイサン・クランゾ ィ

ストーン・パースは正直いまさら言うことないです。
財布が最終的にストーンになりますねん。

トレーラーにもありますが、ストーンを財布に見せかけられます。
ストーンなのに、閉じるときの口金の音まで再現したり、芸がなかなか細かいです。
その芸の細かさに引かれました。

https://www.frenchdrop.com/detail?id=6722

■カードマジック『ウェイクン』 by ボンド・リー

リモコン式ライジングカード＆ホーンテッドデックです。
すべてはデックに仕込まれていますから、マジシャンはリモコンのボタンを押すだけです。
あとは勝手にデックが動いて、観客のカードを出して来てくれます。

こんなに簡単で良いのかしら？ というくらい簡単です。
機械仕掛けと言えば、問題は音ですが、これは音の問題もかなり軽減されていて、
観客に持っていただいた状態で、作動させて、平気です。
冷静に考えて良い代物だと思います。

https://www.frenchdrop.com/detail?id=6715

最近は雷雲を作りたいと思っています。
透明のガラス瓶をあらためたら、煙をため、ふたをし、ライトニングでピカピカ光らせます。

■『ライトニング』
https://www.frenchdrop.com/detail?id=2139

ふたを開ける際に、どす黒い綿を入れて、雷雲を作ったことになったら良いな。
と思ったり、思わなかったり。