このマジックは3人の観客が横に並んでる時にのみ演じています。(もちろん真ん中の客に差し込ませます!)
その「座席の配置」と「マジックの現象」とがものの見事マッチして大変受けます。
この現象をこの値段で披露できるとは、素晴らしすぎますよ!
紀良氏の解説がこれでもかというくらいに非常に丁寧でわかりやすい。
小学生の時に買ったテンヨーさんのチャイナリングの手順も悪くはないのですが、個人的にはこちらの方が数段不思議で、数段合理的に感じました。(観客に与えうる疑念を紀良氏は別な方法で解決しています)
しばらくお蔵入りしていたチャイナリングが完全に息を吹き返しました。買って良かったと思えた商品の1つです。
このデックとインビジブルデックを購入したのは、まだ小学生の頃でした。当時はこのデックの持つ価値の深さがわからず、ただ単に「相手の思ったカードが表返しになってる」くらいにしか考えていたため、どちらかと言えばインビジブルの方ばかりを友達に見せていました。
しかし、「ブレインウェーブ・デック」の本来の意味は「脳波デック」。つまり術者のイメージしているカードを相手に「脳波」だけで「伝える」という、究極のメンタルマジックだということに大人になってから気づいたのです^^;
今では「昨夜、ある別な種類のカードを1枚だけ、表向きに入れておきました。そのカードイメージをあなたにテレパシーで伝えます。それを今からあなたがキャッチして教えて下さい」というルーチンのペットトリックとなっています。
このマジックは100発100中、見せた相手から尋常じゃないすごい反応が得られます。自分が経験したリアクションの中ではトップ3に入りますね!
練習不要で簡単ですが、セリフは確かに重要です。(メンタル系はどれもそうでしょうけど)
メンタルマジックであるにもかかわらずDVDが英語での解説であるため、マイナス1しましたが、それでも映像で何とか理解はできました。