トリックデックは目新しいものではありませんが、現象が不思議です。
このマジックの良い所は52枚フリーチョイスの所でしょう。自由に言われた1枚以外はブランクカードです。簡単ではありますが、スプレッドでは若干気を使います。
インビジブルデックと連続してもいいかもしれません。
常時カードケースと供にもち歩けて、携帯性に優れます。またギミックは昼間でも目立たず、カードが入ったカードケースを2個乗せることが出来ました。
私的には☆4つなですが、小ネタ的な使用の仕方が主になりそうなので、☆ー1としました。
比較的角度に強く、難易度も低目で、(解説にはありませんが)片手で2本の輪ゴムを示す所から始められます。
解説は英語ですが、演者側からの動画もあるので、理解出来ると思います。
ただ最初のうちは上手くいかないこともありますが、次第に慣れて出来るようになります。
色違いの大き目の輪ゴムが10本付いて来ますが、リフィルも欲しい所です。
最高の輪ゴムマジックだと思います。
小さな紙片の変化や出現がビジュアルに出来るので、良いとは思いますが、価格がもう少し安ければもっと良かったかなぁと思います。
でも小さな道具なので、持ち運ぶにはいいかもしれませんね。
以前からほのぼのとしたマジックだとは思っていたのですが、トリックはマジックをやっている人なら、すぐわかるので、購入には至りませんでしたが、実はノーマルカードに変化した後、選ばれたカードが表を見ずに当てられる機能が付いている事を知り、購入する事にしました。
2つの機能が付いた良いトリックデックだと思います。
幾つかパーティーマジックを演じた後に「良かったです。」と言われたので、どれが一番良かったか尋ねたら、これでした。
自分が好きなマジックと見ている人が気に入るマジックとは異なるという事を学びました。
簡易に瞬間チェンジする仕組みも備えています。
最初に動画を見た時は、速乾燥性のインクか何かかなと思いましたが、違いました。
手順にもあまり無理はないと思います。ただ手やハンカチでカバーしなくても良い代わりに、少し距離は必要です。
それでも実演する価値のあるインパクトの強い良いビジュアルマジックだと思います。
無理にカードマジックに繋げなくても、図柄の変化だけを単独で演じても、十分に不思議だと思います。
確かに高価で覚えることも結構ありますが、相手に完全に本を手渡してしまえる(場合によっては後ろ向きでも良い)ということを出来るのは大きいと思います。
単語だけではなく、状況を言い当てるため、全部を思い出せなくても、逆に不思議さを醸し出せたりするかもしれません。
今所有しているブックテスト用の仕掛けのある本の中では最高傑作だと思います。
ちなみに覚えるのが苦痛な方は後ろ向きで行い、覚えないといけないことをピークする工夫をしてみるのもひとつの方法かもしれません。
このギミックを使いこなすにはリフルシャッフルをかなり正確に出来る必要がありますが、リフルシャッフルを正確に出来る人ならばトライアンフはスライハンドで行うと思います。
従って初心者だとセルフワーキング的なやり方になってくると思います。
セルフワーキング的なやり方でも十分不思議だと思いますが、その辺の矛盾を感じてしまいます。