• HOME
  • カードマジック
  • コインマジック
  • 日用品・雑貨
  • マジック基本用具
  • DVD
  • 書籍
  • ムービー

コラム

第65回 007は二度死ぬ(2024.10/22 up)

ロンドンでアシ・ウィンドがショーをやっているのを偶然見つけました。


アジウィンド

このコラムを読む人なら、フレンチで取り扱っている「スリー・カード・ルーティンズ」をお持ちでしょう。こんな機会はめったに無いのですが、勿論、一目散に入るのは隣に写っている店の方です。だって、アシ・ウィンドはビデオで見られるじゃないですか!

本家007シリーズの第5作目。日本で大々的なロケを敢行した作品で、ロケット発射台のオープン・セットや小型のヘリコプターのリトル・ネリーによる空中戦など見せ場はありますが、忍者部隊が出て来て手裏剣を投げたり、日本の文化に対する妙な描き方には違和感を覚えるでしょう。予告編です。



『007は二度死ぬ』


007は二度死ぬ

原題:You Only Live Twice
監督:Lewis Gilbert
製作:Harry Saltzman、Albert R. Broccoli
原作:Ian Fleming
脚本:Roald Dahl
出演:Sir Thomas Sean Connery(James Bond)、若林映子(アキ)、丹波哲郎(タイガー田中)、浜美枝(キッシー鈴木)
配給:ユナイテッド・アーティスツ
公開:1967年
上映時間:117分
製作国:イギリス、アメリカ

アメリカの宇宙船ジュピター16号が謎の飛行物体に捉えられる事件が起こり、その飛行物体が日本から飛び立っているという情報を掴み、ボンドが日本へ派遣されることになります。13分、タイトルの後、ボンドはMから指令を受け、東京へ行って会う男の住所が書かれた紙を受け取ります。ボンドはその場で紙を燃やしますが、フラッシュ・ペーパーなので、サッと燃えます。

映画のロケ地を55年後と比較した動画です。



馬場康夫が日本でロケした外国映画を解説している動画で、「007は二度死ぬ」も取り上げています。裏話がなかなか面白いです。



脚本を書いたロアルド・ダールと言えば、ティム・バートンの「チャーリーとチョコレート工場」の原作者として知られていますが、私は子供向けの童話ではなく、ブラックな短編の方が好きです。最高傑作の「南から来た男」は「指」という題で、ヒッチコック劇場など、3回ドラマ化されており、中でも「新ヒッチコック劇場」のリメイク版が優れています(ジョン・ヒューストン、キム・ノヴァク、メラニー・グリフィスと豪華キャスト)。YouTubeで、“第15話 小指切断ゲーム”で検索すれば見つかります。

次回はオーソン・ウェルズがマジックの師匠を演じる、ブライアン・デパルマ監督作品「汝のウサギを知れ」を紹介します。タップ・ダンスをしながら手品をするタップ・ダンシング・マジシャンとは?!

トピック

10月20日 17時~ 「探偵!ナイトスクープ」 Tokyo Mix

10月20日 17時30分~ 「笑点」 日本テレビ

10月23日 8時~ 「おむすび」 NHK

10月23日 12時45分~ 「おむすび」 NHK


pagetop
当サイトは日本ベリサイン株式会社の認証を受け、SSL暗号化通信を実現しています。