私は不思議で不思議でたまらないメンタル系エフェクトを好んでいますので、この商品はそんなに好きではありません。また、不自然なセット状態からパフォーマンスを始めなければならない点も減点対象です。しかし、お茶目で楽しいエフェクトゆえ子供たちには100%受けると思います。
カードマジックをやっていると中間の演技に困る方もいると思います。←(自分はそうでした………)
初めの演技と終わりの演技は両方ともインパクト、ビジュアルに優れてる現象を見せれば上手くまとまると思います。
では中間は何をすれば?
自分は良くこれを演じていました(-^〇^-)
『皆さん、今から算数の問題を出します………』
などと言って、観客とのコミニケーションをとり、サッカートリックのような現象、怪しいけどインパクトと不思議がある。
よくよく考えてみると優れた商品だと思います。
子供から大人まで楽しめる作品だと思います。
本格的なマジックが好きな方にはもの足りない部分もあると思いますが、ものの30分も練習すれば十分人に見せられるほど簡単で、手品を覚えるのは初めてといった方にもお勧めできます。
ただ一発芸に近いので、見せるお客さんによってはそれほどウケてくれない場合もあります。子供を相手に手品を見せる機会の多い方に特におすすめです。
多くの有名マジシャンが使用していることから、優秀なマジックであるのでしょう。ただこれはマジックの好みや、演じるスタイルによると思います。
私は演じる気がしません。同様の現象なら「デミニッシングリターンズ」やトランプの箱が小さくなるマジックを演じたいです。正統派のカーディシャンとして演じたい人なら、こういう人はけっこういらっしゃるのではないでしょうか
私はフレンチドロップのマスターと、バーノンズバーのマスターが演じているのを見たのですが、その時のお客さんの反応が「あれっ」って感じでそんなに受けている印象もなかったんですよね。だから自分としてはあまり好感をもっていないところがあります。
ですがこれをやって受ける人とか、こういう笑いでショーを構成する人なら重宝するマジックだと思います。だから自分の演技スタイルをよく考えて使うかどうか決めればいいのではないでしょうか。
マジックって初対面のお客さんに見てもらう時ってすごいピリピリした緊張感みたいなものがあるじゃないですか?「お互いにどう出るか」みたいに構えてしまう状況です。そんな時に助けてくれるマジックがこれです。
このマジックを最初にやっておけばお客さんの心もなごみ、「マジシャンってこんなに身近なんだ」と親近感を持たせてくれます。カッコいいマジック、技法をフルに使うマジックもいいですが、こんな楽しいマジックのほうがお客さんは喜んでくれます。
技法的にも難しいものはありません。ちょっとしたコツを掴むだけでスムーズに演技できます。
よく「ミスディレクションがいるんじゃないか?」と言われる人もいますが、特にそんなものはいりません。スムーズに演技していればまったく問題ないと思います。あまりにもオチがおもしろすぎてタネに関してツッコまれたことはありません。値段も安いのでおすすめです。