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インビジブル・ハンド

ジャンル	：	DVD / テーマ別
シチュエーション	：	クロースアップパーラーステージ
メーカー名	：	Vernet Magic
マジシャン名	：	ミッシェル
価格	：	¥ 28,800
難易度	：
動画	：	[size:8.1MB]
メモ	：
紹介ツール	：

インビジブル・ハンド　ギミック&オンライン解説動画セット	¥ 28,800

30年以上あたため続けたられたホールド・アウトがついに明かされます。

ホールド・アウトと言うと、ただのプル(引きネタ)と混同されがちですが、まったく別物だとお考えください。好きなときに引き込め、また好きな時に出せるのがホールド・アウトです。ゴムやリールと違って、引くスピードやパワーも自在。つまり意のままに操れるわけです。いかに便利かは説明するまでもないでしょう。

この商品は、アルゼンチンを代表するマジシャン、ミッシェルが1976年から取り組んでいるホールド・アウトの研究の集大成です。

20世紀前半、一般大衆のみならず、並み居るマジシャンたちを煙に巻いたジャック・ミラーのホールド・アウト・システム。ミシェルはそれを学んだのち、試行錯誤を重ね、数々のサトルティやエフェクトを生み出します。さらに、それだけにはとどまらず、道具自体を一歩発展させ、新しいモデルを作り上げました。それが「インビジブル・ハンド」です。

このモデルでは観客の前でジャケットが脱げます。そのまま前後を改めてもネタは見えません。そして、また着ればすぐに「仕事」ができる状態になります。このクリーンさ、手軽さは今までのモデルにはありませんでした。

単に現象が起こるだけでは良い道具とは言えません。インビジブル・ハンドは調整、仕込み、準備、演技、後処理など、あらゆる局面で万全のユーザビリティなのです。真のプロ仕様と言っていいでしょう。

あなたもこの「見えざる手」を身に付け、いくつもの奇跡を起こしてください。

尊い秘密を他のマジシャンと共有することにしたミッシェルには感謝の言葉もありません。彼はこれを自分のために取っておくこともできたわけですし、そうするのが妥当でもありました。これは最高の贈り物です。マジックを変えてくれるでしょう。全てのマジシャンから、この貴重な知恵の結晶が正しく評価されることを、そして、彼の名人芸のひとつひとつがリスペクトされることを願ってやみません

ゲータン・ブルーム

最良の製品が作られた事をめでたく思います。このごろはたくさんのDVD(オンライン解説動画)が出ていますが、ほとんどは無益で、取るに足りないバリエーションを生産しているに過ぎません。マジックへの愛などは感じられず、あきらかに金目当てです。このDVD(オンライン解説動画)は多くの意味で、非常に価値があります。ミッシェルが生涯をかけて研究と練習を重ねてきた結果がこのインビジブル・ハンドなのです。ひとつのテーマをここまで包括的に、また深く追求するのは本当にすばらしいことです。私は特に歴史的背景がおもしろく感じました。また、このような体系的なまとめ方は大好きです(ご存知かもしれませんが)。教え方もうまく、ミシェルの豊かな教養、知識、知恵が伝わってきます。解説されているトリックもまた絶品です。このDVD(オンライン解説動画)には魂がこもっています

ロベルト・ジョビー

The Beginning

ホールド・アウトのルーツ

Kepplinger

ケップリンガーのモデルについて解説。

Jack Miller

「ジャック・ミラーのモデルの説明。これを進化させたのがインビジブル・ハンドです。

Introduction

インビジブル・ハンドとは。

Description

道具についての詳しい解説。

The Most Important Feature

インビジブル・ハンドの特長。ジャック・ミラーのホールド・アウトとの決定的な違い等。

Setting

ジャケットへの仕込み方。

Working

道具の調整方法、操作方法。

Accesories

対象物に合わせて付け替えるアクセサリーを色々紹介。

Silk Story

握ったハンカチが消えます。ハンカチはポケットから出てきます。このハンカチがまた消え、ポケットから出現。これをもう一度繰り返したのち、ハンカチはケーンになります。

Silk Story

The Invisible Ball Routine

見えないボールを紙袋に投げ入れると、リアルな音が鳴ります。でも中を見ると何もありせん。観客に手を入れてもらうとゴルフボールが出てきます。また消えたり出たり。エッグバッグのようなルーティンです。紙袋にもボールにも仕掛けはありません。

The Hypnotized Silk

マジシャンと観客とがそれぞれシルクを持ち、催眠術にチャレンジ。ハンカチをピンと縦に伸ばし上の手を放すと、マジシャンの方だけハンカチが立ったままになります。ハンカチを交換しても同じ結果に。

The Gazing Watch

ESPカードを使って(リモートビューイング)遠隔透視。観客にも同じように当ててもらう。この現象でまさかホールドアウトを使っているとは誰も思わないでしょう。

The Newspaper Test

新聞を細かく破ってもらい、破片を透明な袋に入れてもらいます。その中から別の観客に1つの破片を取って握ってもらいます。その破片に書かれた単語を言い当てます。

Rising Card

レギュラーデックでできるライジングカード。上がり方は自由にコントロールでき、すぐに手渡しもきます。

The Magic Bulb

握った電球の明かりがついたり消えたり。これを使ってカード当てをします。電球に仕掛けはありません。

The Bill in the Pen

サインしてもらったお札にペンでオマジナイ。お札は消えてペンの中からでてきます。

Free Choice

予言を書いた紙をポケットに入れておきます(スイッチはしません)。52枚のバラバラのカードの名から1枚を選んでもらいます。これが見事に予言と一致しています。

The Bill Neff Rope Routine

ロープを真ん中から切ってもらい。両手に1本ずつ持ちます。両手を合わせた瞬間、ロープは元の1本に戻ります。ビジュアル。

Spoon Bending

紙袋にスプーンを入れて念力を送ります。スプーンを取り出してもらうとグニャっと曲がっています。

Fire from Everywhere

手のひらから炎がメラメラ。すぐに空の手が見せられます。

Fire-Silk and Ball Routine

手のひらの炎がシルクに、次はボールに変化します。

Smoking your Thumb

親指を吸って息を吐くと煙がます。あのアクトがよりクリーンに。

The Magnetic Cue

ビリアードのキューがマジシャンの手のひらにくっついて取れなくなります。

Vanishing Coin in the Tie

ネクタイでくるむとコインが消えます。

Chop Cup - Final Load

チョップカップのクライマックスに大きい物をロードする方法。

My First Sucker Trick

3つオシャブリで音が鳴るものが1つ。それを当てるモンテ。

Vanishing Pen

ペンを紙でくるんで消します。次はそのまま消します。

Magnetic Pencil

鉛筆が手のひらにくっつきます。

Magic Purse

パースフレームからコインや紙幣が出たり消えたり。

Knife Routine

ナイフの色が変わり、続けてナイフが消えます。

The Vanishing Lighter

ペンを紙でくるんで消します。次はそのまま消します。

Flash Silk Vanish

握り込まずにシルクが消失

anishing Coin in Trousers

ズボンの上でコイン消失。

History

バニッシング・バードケージが発明されてから今日にいたるまで。

Performance Parlor

鳥かごを消失させたのち再出現。それをまた消します。最後にジャケットを脱いでどこにもない事を証明します。

Explanation

彼の方法はクレバーきわまる物です。やりたくなると思います。実際に演じるにはバニッシング・バードケージのギミックが必要です。

Performance Stage

パーラーとだいたい同じ演技。

ヒドゥン・ハンド

袖をまくった状態で利用できる画期的なホールドアウト

● ・・・

DVD自体はとても良いです。丁寧に解説されているし、インビジブルハンドの歴史なども詳しく紹介されていました。
しかし、やはり服装の制限、観客の視角、連続して別のマジックが出来ないなどの問題があります。
たしかに動画のような現象を起すのは簡単ですが、その点を踏まえて購入した方がいいです。

● MICHEL師の作品への愛情に感動

moon

多分、あと30年インビジブル・ハンドを使いこなさないときちんとしたレビューは書けないと思いましたが、あまりに素晴らしいので紹介文を書きたくなりました。

私はセットで購入したのですが、商品到達後、インビジブルハンドの方を先に開けて、なんだ、普通のホルドアウトじゃないかとがっかりしました。

しかしDVDを見てから購入してと良かったと思いました。

DVDの中ではインビジブルハンドの歴史・機能とこれを使った30近くの作品が解説されています。

はっきりいうと、DVDの解説に斬新だと思うアイデアはありませんでした。

しかし、長年にわたる実演で得たちょっとした工夫や改良が所々にちりばめられています。実践で培った細かい留意点を丁寧に解説してくれます。この様な解説は長年にわたって一つの道具を研究し温めてこないとできないと思いました。

ちょっとした機構の改良で、
・　簡単にロード出来る
・　繰り返し実演出来る
・　上着を脱ぐ事が出来る
という3拍子揃ったホールドアウトが出来るのです。

又

この現象にホールドアウトを使うのか?　

と思うような作品も幾つかありました。この様な作品も長年温めてきたから出来るのだと思います。

ホールドアウトを実践で使わない方にもDVDの方はお勧めしたいです。私は今後何度も見るDVDになると思っています。