ジャンル | : | カードマジック / パケット・トリック |
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シチュエーション | : | クロースアップ |
現象 | : | 変化 予言 |
メーカー名 | : | monthly Magic Lesson |
マジシャン名 | : |
ゆうき とも 平木 圭一 |
価格 | : | ¥ 3,106 |
難易度 | : | |
メモ | : | |
紹介ツール | : |
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予言から始まるワイルドカード!
カード7枚の中から観客の選ぶ1枚が予言と一致します。残りの6枚はすべて同じカードですが予言とは違っています。この6枚が1枚ずつ予言のカードへと変化していきます。
予言を付け足すことで、双方向性が生まれ、観客との距離が縮まります。また、ワイルドカードエフェクトにもだたの変化以上の意味をもたらします。「他のカードが選ばれた場合には……」という種明かし演出で繰り広げられる連続変化は、ユーモラスで観客の興味を惹きつけて離しません。
パケット構成や手順構成も一般的なアレンジから変え、ワイルドカードにありがちな不自然さと野暮ったさを解消しています。合理的でなめらかなハンドリング、機能的なさり気ないサトルティなど、ゆうきともの美学が色濃く現れています。
ワイルドカードは一般受けするパケットトリックです。それをよりキャッチーで強力にした「ワイルド・プレディクション」。ポケットに入れておきたい一品です。
ボーナスとして「メンタル・ブリーズ」の考案者・平木圭一のワイルドカードが収録されています。 こちらはオーソドックススタイルで、色々な手順の良い部分をうまくつなげています。あわせてお楽しみください。
ダブルクライマックスが用意されたパケットトリック!!
ワイルドカードは不自然なところがあったりします。改案もたくさんでましたが、あまり良いのはありませんでした。
それを訂正しようとしているのが、ゆうきさんの作品です。
私はどうしてもコンボカウントが苦手なのですが、それを乗り切れば、あとは素晴らしい現象が待っています。
また、平木さんの手順も非常にきれいにまとまっています。演技では色の変化が次々と起こり、お客さんに衝撃を与えてしまいます。平木さんの演じる演技はとても素晴らしく、種を知ってからも見るたびにびっくりしています。
この2つの手品は非常に実用的で素晴らしく、買った価値があると心から思えるような手品でした。大変気に入っています。
ゆうきさんの手順
バックハッカー同様ストーリー仕立てになっているのは、とても面白いと思います。問題なのは、最初の予言がうまくいかなかったときにカウントでごまかさなくてはいけないのことですかね。正直現象が弱くなってしまうと感じます。
もう一つは、コンボカウントがあまり好きではないし、ゆうきさんの演技を見ても、この部分はやっぱり違和感があります。まあそんなこと言ったらハーマンカウントも違和感はあるのですが。
ただ手順としては、それ以外はほとんど難しい部分もないですし、変化するカードが理由づけられているのは、大変素晴らしいと思います。
ひらきさんの手順
ワイルドカードって、いろんな手順を見てきましたが、せっかくいいマジックなのに、平凡なものが多くてほとんど自分のルーティーンに入れたいと思うものはなかったですが、これは十分合格点を付けられて、自分の演技に組み込みたいと思うルーティーンではないですかね。
全部をそのままやる必要はないと思いますが、私は手順の中でこれをベースにして演技しています。特筆すべきは途中の部分でカードの改めが効くことだと思います。そしてちょっともったいない気もしますが、最後に全部一斉に変わるのは、とてもいいと思います。
どちらのルーティーンも実用的で得した気分になります。ワイルドカードは、とてもお客さんに喜んでもらえるマジックなので、このようにバリエーションが増えたことは、自分にとって、大変うれしく思います。