益田さんって、天才だなと感心する作品です。映像で見た時には、こんなことありうるのかと思いましたが、本当に実際に出来るのですから。
ただ他の方もおっしゃっている通り、実用的な作品というよりは、自分で遊ぶ用でしょうか。カードが実際のバイシクルではないので、近くで見せると違和感があると思います。またうまくカードの面が転写せず、ずれてしまうこともありますので、実用的かと言われれば、疑問符が残ります。消耗品ですし。
いろいろブランクカードになるマジックなどと組み合わせれば面白くなるかとも思いましたが、今のところ、実戦デビューする目処は立ってないですね。
これはアイデアは素晴らしいですから、直接見せるトリックというよりは、映像用のトリックとしていいのではないのでしょうか。おもしろい作品だと思います。
アイディアが大変素晴らしく、鏡の前で演じていると『お〜!』と楽しくなる商品です。
しかし、これを実際の演技、特にクロースアップに組み込むというのはちょっと厳しいかもしれません。ある操作を行う際の音や絵柄のズレが至近距離だとかなり気になるため、観客にタネを推測されやすいと思われるからです。サロン〜小規模ステージくらいの距離ではその辺りは気にせずに演じられそうですが、ノーマルのカードと違って表面のツヤが目立つ作りになっているので、照明に配慮が必要になるかと思います。
実戦向けというよりは一人で遊んで楽しむ、そういったタイプのトリックであると思います。
動画の方が、光の加減でかなりくっきりと普通のカードにはあり得ない現象が起こっている(勿論タネに直結する部分)ので、動画を撮り直した方が良いと思いますよ?これでは初めてこの動画を見た人で勘の良いノンマジシャン等だったらある程度推測されてしまうと思うのですが。
Vランクカード自体は他の方も書かれていますが演じていて楽しいですし、斬新なアイデアです。
が市販のブランクカード、ダブルブランクでは出来ない(出来にくい)点と若干カードがテカテカするので地味に疑われやすいです。
個人的にはあまり気軽に出来る物ではないですね。