これは伝説になり得るカードテクニックである
ダン&デイブ
ふじいあきらが1994年に考案したカード技法、サイドワインダー。カードを揃えるわずかなモーションで、デック中程のカードをトップに移します。
ガン見OK! カードがデックに戻されるのを見届けたとき、コントロールは完了しています。
非の打ち所のないテクニックですが、さらに素晴らしいのはこれが万能だということです。トップコントロールをはじめボトムコントロール、リバース、スティール、右手パーム、左手パーム、クリンプ、グリンプス、フォース、チェンジ、サンドイッチなど、ほとんどあらゆることに、このサイドワインダーテクニックが使えます。
最少動作で大きな効果を生むテクニック。覚えない手があるでしょうか。
決して難しすぎるテクニックではありませんが、細かいところをきっちり押さえなければならず、最初は要領がつかみにくいです。このDVDでは、それらのポイントを確実に伝えることを目標に、1年以上もかけて撮影を繰り返し、誤解の生じる余地がない詳細解説を作り上げました。
しっかりとモノにして、あなたのカードマジックに役立ててください。
まず、手がカサカサの人はしっかりケアしてください
そうしないとサイドワインダーはできません
サイドワインダーはそんなに難しくないですがスムーズにやるにはしっかり練習しないとできません
あと角度を研究しないと難しいですよ
技法自体はそこまで難しくなく、方法もサンプルから予想できた通りのものでしたが、これを解説なしに自分でやるとなると何十年かかるのか…といった印象。
基本技法はテーブルで行うものですが、アレンジしたら無しでも出来そうな汎用性を感じます。
わざわざこの技法で無くても他のコントロールを使えば良いのですが知っておくと絶対得なのでは。
手に湿り気がある状態で、且つテーブルを使えるシチュエーションなら何とかなるんですが…立ったままだとどうにもなりません。
リンギングシガレットといいサイドワンダーといい、ふじいあきらさんてホントに凄いなぁ って憧れるばかりです。
因みに、とあるマジックバーでふじいあきらさんの技を数十センチの距離で見たことが2回ありますが、このサイドワンダーについてはタネを知ってるにも関わらず技をやった瞬間すら気付きませんでした。
習得出来る出来ないは別として、ぜひ知ってほしい作品です。
この技法はそこまで難しくないにも関わらず、トップコントロール,ボトムコントロールなど応用範囲が広く非常に使い勝手の良いコントロールです。ただ、右方向に強いコントロールなので左方向と後ろから見られると弱いです(大抵のコントロールは後ろからには弱いですが)。
余談ですが、私は主にアンビシャスカードでのトップコントロールとカラーチェンジデックで赤と青のダブルバックをひっくり返す時に使っています。
実は僕は、このDVDを買う前からYouTubeなどで見よう見まねで練習して使っていました。
が、
やはり買ってみないとわからない要素がたくさんありましたね。
ふじい氏自体がこの技法を実戦でどれだけ使っているかは分かりませんが、覚えておいて損はないかなーと思います。
星4つの理由としては、
ふじい氏による生声の解説かと勝手に期待していたら違っていたのでちょっとガッカリだったからです(笑)
実際には、丁寧に文章と映像で解説されています。