マジシャンだけが寝かせられる壺。
マジシャンは怪しい壺を取り出します。これに催眠術をかけ横にすると……、なんと壺が寝ます! 当たり前? そう言う観客に壺を手渡します。観客がいくら壺を横にしても壺は起き上がり決して寝ません。
地味に不思議な古典トリックです。ひとつの壺でスイッチせずに演じられます。
いかにも怪しい道具もたまにはいいと思います。
こういう怪しくて地味でナンセンス?なマジック、好きですね。
でも見せられるほうのお客さんにはお好きでない方もいらっしゃるようで、「だからなんやねん」て言われることもあります。
そこで、ボトルのまん中に目玉と先端に葉っぱをつけてみました。するとなつかしいピクミンになります。弱ったピクミンの下腹部をナデナデすると元気になるというキュートな?演出にしてみました。
でもやっぱり「だからなんやねん」といわれました。
あと気づいたのですが、テーブルの上ではぴょこんと起きますが、汗ばんだ掌のうえでは起き上がる速度を調整することができるのですね。じんわりと弱弱しく起き上がったり、力尽きるように倒れたりと。
意外と奥深いですね。