1巻はステージアクトとコールドリーディングに関する解説が主でしたが、2巻はもう少しクロースアップ寄りの手順が増えています。
個人的に最も気に入っているのは昨今人気の高まっているペンデュラムを使った"ゼナー"です。ペンデュラムというと否応なくバーディ氏の"MRIペンデュラム"を思い起こしますが、あちらが観客がカード(トランプ)を当てる演出であったのに対して、こちらはESPカードを使い演者が透視する手順です。
どちらも覚えておくとペンデュラムを持っているだけで恐ろしく濃度の高いメンタルエフェクトが演じられ、かなり重宝しています(ほとんど大差はありませんが、"ゼナー"の方が若干易しい印象があります。この辺は人によって違うでしょう) 。
さしあたりペンデュラムについて書きましたが、他のステージアクトやその他諸々の解説も超濃厚です。メンタルに取り組んでいくのならとりあえずこのシリーズは観ときましょう。