EMCから大好きな師の最後?の作品集が出るとの話でしたので、即予約で買ってしまいました。
基本的にはDave1、2、Slight of Daveで作品したものと凄く被るのですが、見比べると若いときのアイデアより、やはり師の経験則で更に磨きがかかってます(技法や処理の変更がちらほら)
マジックの内容としては、カードとコインはクロースアップ中心、他はクロースアップからステージでもできそうなものまで様々な解説してくれています。バリエーションとしてはとても満足できるかと思います。
技法も素晴らしく、師の演技イメージとは違い、とんでもない技巧派で難しいことを平気でやってのけます。特にトップチェンジは有名ですが、パーム関連も是非見て欲しいです。
そして、先の方のレビューでも仰る通り、マジック、技法どれも素晴らしいのですが、インタビューが最高です。
師の大ファンの補正もあるかと思いますが、生い立ちや経験談、プロマジシャンとの仲の良いお話、4巻ではマジックについて非常に重要なことが語られています。できればもっと聞きたいぐらいです。
本当にオススメで★10ぐらい付けたくなります。
最後に欠点があるとすれば、EMCという場のせいか実際のレクチャーライブと比べると実はテンションが低そうに見えます(DL販売のライブを見たことがある方はわかりますが、師のライブは凄まじい悪ふざけが沢山です笑)
あと、未発表のマジックのアイデアがありました。
他のレクチャーライブで1つ知ってはいたのですが、このDVDでは演技すらしていなかったのでちょっと不思議でした。
総評して、師の大ファンのぼくはこれ以上ない素晴らしい1本です。手放しで褒めれます。
私としては絶対に値段以上の価値があると思います。
60mmを購入して愛用しています。
テンヨーのスーパースポンジボールをずっと使ってましたが、よれよれでちょこっと千切れ始めたので購入したのですが、テンヨーと比べると少し硬いかなーぐらいですが、他のメーカーと比べたらしっかり柔らかいです。握ってくれれば、しっかり潰れて小さくなってくれます。
サイズが豊富で選べるのが凄く嬉しいですね、クロースアップでなら40か50mmで全然いいと思います。60mmですとサムパームなんかでフラッシュしそうなぐらいでかいです。その分目立つのですが。
欠点はこれと言ってないのですが、あるとすれば、赤しか販売してないぐらいです。黄色とか緑とかオレンジなんかはないんでしょうか?
安い買い物ですし、オススメできます。
オキトボックスと商品には書いてありますが、フレンチの説明どおりボストンボックスです。
まず特筆すべきは、通常のコインボックスより、見た目がカッコイイところでしょうか。また、見た目より結構ずっしり重みがあります。
その結果微々たるぐらいですが、片手で行うターンノーバー関連の技法がやり易く感じます。
質が良く、確かに扱いやすいのですが欠点をチラホラ挙げるならば
・この形状のオキトや、スロット、ソリッドボックスなどがない
(ただ見た目のお陰もあってオキトとしても一応使えます)
・ハーフダラーに口径をキッチリ合わせているため、イングリッシュペニーがギリギリで入るぐらい(そのため取り出す際、たまーに斜めに引っかかります)
・DVDの中身はそこまで革新的なのも、面白い演技もないかなぁ、と。
総評して言うと、モノとしては非常に質が高いとは思うのですが、DVDが付いてもちょっと割高感は否めないかな、と。
ちょっと期待しすぎていたのか、実物は従来通りのボストンボックスでした。
何度も言いますが、モノ自体は良いです。好みです。
なのでDVD付きで5000円ぐらいでしたら★4でも全然いいかなとは思いましたが、値段だけがちょっと残念かなと。
同じ値段で、コインボックスセット&基礎からはじめるコインマジックが買えてしまうので・・・
キャバレー・マインド・リーディング の方のみレビューさせていただきます。
テッド・レズリー氏は既にお亡くなりになってしまわれたマジシャンです。
DVDを見るとメンタルマジックを知ってるマジシャンなら、追えてしまう現象もちらほらですが、演出が非常に面白く、そういう見せ方があったか!!と関心させられるマジックが非常に多いです。
スペクテイター・アズ・マインドリーダーは非常に賢いあるモノの使い方とも言えると思います。
技術面や、記憶術などをあまり用いず、かなり演出重視なマジックが多いですが、メンタル好きならちらほらレパートリーになりそうなマジックも多いかと思います。
今までテンヨーやロンジョ、ギブソン、無名メーカーなど色々買いましたが、持ち運びに関してはどれも難点ばかりだったので、こちらの通常のを購入しました。
感覚的には、ビロード生地っぽい質感で、ギブソンやアポロに近いぐらい柔らかいマットです。
しかし、ぐちゃぐちゃに折り曲げてもしばらく放置すると皺や折り目がちゃんとなくなります。
また、マットが柔らかいお陰で、レギュラーでのコインマジックにも非常に向いています。
欠点は、先ほど言いました通りビロード生地のような質感なので、非常にホコリが目立ちます。
それと、先ほどコインマジックでは向いているといいましたが、どのメーカーでもなるのかわからないのですが、schoolcraftのシェルを愛用していますが滑らせようとすると非常に引っかかります。シェルを使ったチンカチンクなどにはこのマットはとても厳しいです。
その点を差し引くと、シェルを愛用するマジシャンには正直、オススメできないマットなのですが(ロンジョやアポロが現状ベストな感じです)、質感などが私は非常に好きで、サイズもフレンチ様以外の販売を入れると3種類あるので、持ち運びに気を使わずに行えるマットの中では素晴らしい質です。
いいお値段をしていますが、それだけの価値はあるかと思います。
ハーフダラーサイズのみのレビューとなります。
まず、中国製と聞いて良いイメージはなかったのですが、ところがどっこい素晴らしい造形と出来です。
厚みはウォーキングリバティぐらい?で、重量感もバーバーぐらいあります。
他のメーカーは造形が微妙だったり、塗装剥げが気になりましたが、しばらくガチャガチャ使っていても全く問題もありません。
ジョンソンがシンプルなかっこよさ、薄さを求めるならスターリン、羅漢銭はそれらとは違い派手さがあります。
値段もレギュラー5枚、シェル2枚付きでこのお値段は破格な気がします。(とはいえ、値段が値段なので、シェルには精巧さはありませんが)
難点といえば、皆さんシェルとの色合いを気にされますが、それよりもレギュラー5枚が意図的なのか、裏面の黒い塗装が凄くバラバラな点です(個人的には全て統一してほしかったです)
レギュラーとシェルに関しては、漢字の面なのでほとんど気にならないと思います。
また、別途で同メーカーのジャンボコインも持っているのですが、そちらもレギュラーと同じく重量感もあり、質もレギュラーと同一化されており完璧だと思います。
個人的にはジョンソンと同等にオススメできるチャイニーズコインです。
但し、薄さを求めるならマジックランドやスターリン製のが無難でしょう。
ノートに書かれているタイプの時から知っていましたが、デジタル版での発売がされたので購入しました。
ほとんどテクニックなしで(使うシーンは一箇所ぐらい?)現象が行えるので、ストレスフリーなマジックです。
現象だけでは消耗品のように見えますが(実際にカードは口に入ってるので消耗品ではありますが)タネに関わる部分は消耗品ではないので、人前ではできないですがリセットもすぐに即可能です。
また、自分でカードを用意することになりますが、好きなデックのバックで演じることも可能です。
残念な点は付属の国ごとのファイルですが、.jpegの画像だけであり、確かに画像を入れれば演技は可能ですが、日本語翻訳がおかしかったりなので(「トランプ」と「カード」が両方あったり、「ハイランクのカード」など使わない言葉など)より良く使いたい場合はDVDにも解説がありますが、iOSならアプリでkey noteで自作することを推奨します。
また、デジタルにこだわらなければ、解説と付属の画像さえ見れば、ノートなどのアナログ素材での自作も可能です。
それと、ギミックは壊れはしないものの、かなりちゃっちいモノなので、これでこんな値段取るの・・・と正直、思います。
ですが逆に言えば、マジックは如何に現象とアイデアが良ければ値段なんて関係ないとよくわかる素晴らしい商品です。
サロンでもクロースアップでも、ストリートでも場所をほぼ選ばず使えるマジックなので、自信を持ってオススメできる商品です。
最近、ピックポケットの動画で話題になっているアポロ氏と、日本を代表する技巧派緒川氏のDVDです。
どちらも非常にテクニックオンリーで中々なマジックをやってくれます。しかもテンポが良い!!
カードとコインがメインですが、緒川氏はマトリクスを3つも収録しています。しかしどれも不思議です。
全体的に緒川氏の手順は技術を全面的に押し出したマジックが多いです。
アポロ氏はコイン、ペン、カード満遍なく行っております。
こちらはどちらかというと、ミスディレクションがかなり肝となるマジックが多く、一人で練習し辛いのがネックな点です。
しかし、どれも手軽に且つあまり準備のいらないマジックが多いので身に着ければ強烈なレパートリーになるものばかりです。
またHeel Tapのチェンジはかなり応用が効きます。
動画どおりに小物であれば事実なんでもチェンジ可能になるものだと思います。
最近は難易度の過激化が進み、不思議なマジックが増えましたが、こちらはちゃんと練習すればほとんどアクシデントなしで行えるレベルの構成になっており、1巻2巻共にイチオシできるDVDです。
ただし、要練習が必要です。
沢さんのマジック、スライディーニや天海タッチなマジックを演じられている方というイメージがありました。
DVDを見て、普通なコインマジックばっかだなぁと思って見ていましたが
・コイン・スルー・ザ・テーブル
・サブマリーンコイン
・ワン・ツー
・ワン・ツー・フォー
・ワンコイン・ルーティン
には面を食らいました。
それ以外のコインマジックはそこまで不思議さを感じなかったのですが、上記のマジックは本当に不思議です。
特にコイン・スルー・ザ・テーブルはかなり強烈で、つい巻き戻して、見直してしまいました。
ギミックコインなどを使ったり、クォーターや旧50円玉などを使う現象がちらほらありますが、先ほどあげた不思議だと感じたマジックはほとんどワンダラーとハーフダラーでできるので値段的に考えてもオススメできるDVDです。
但し、出た年度的には古いので、やはり画質がよくなかったり、照明が明るすぎたりして見づらい場面もちらほらあります。
あとはスピン・プロダクションの解説がほぼ皆無(回し方の詳細な解説が一切ないです)なのもネックです。
個人的にはテーブルを使うコインマジックは好きなので、全体的には意欲が沸くマジックが多いDVDでした。
出演者を見た通り、今では既にお亡くなりになってたり、年齢的にもあまり表舞台では顔を出さなくなった方などが非常に多いです。
映像はDVD自体も出た年代を考えると画質はよくありません(ダロー氏が細身だったり、ジェイ・サンキー氏の髪がふさふさだったりなので今から20~30年前?)
このメンバーの中では厚川先生や沢先生のマジックは非常に不思議です、厚川先生ご本人のMAパスは本で読んだイメージが悉く変わるほどには何も感じない技法になっております。
沢先生のベンディング・マシーン・コインズ(多分、ワン・ツー・フォー?)はかなり難しいことをやってるのですが、違和感なく行われるのでこちらもかなり不思議です。
ですが、このDVDで最も不思議なのは間違いなく、リチャード・ロス氏のコイン・イン・ア・グラスです。
本当に不思議です。是非映像を見てほしいのですがグラスに触れずして現象が行われるのです。
ですが、永久に不思議にした方がいいと思うぐらいには解説を見ないほうがいいかもしれないマジックでもあります・・・笑