これが発売した当時は非常に革命的で革新的でした。
動画のように実際に両手を裏表見せれます。
龍華氏のDVDエンペラーやローレンス氏のマネーピュレーションなどで使用されご存知の方も多いと思います。
このDVDでは消失、出現、変化など様々行われます。
詳細な解説が知りたい方はこのDVDを見るのが一番でしょう。
またコンディションなどの解説もあります(ホールドし辛い時に事前にこれをしておくと的な)
しかしコインの技法的には非常に難易度も高く、ほとんど使われない技法でも現状あるため、コインマンなお方が技法を練習するDVDとしてオススメします。
大好きな演者であるウッディ・アラゴン氏のDVDです。
氏はテクニックを使いながらのセルフワーキングで非常に有名です。
DVDもセルフワーキングがかなり多いですが、EMCのDVDとしてはマジックの解説数は少ないかもしれません。
どちらかというと、氏の考えや演技構成について主に語られます。
それを良し悪しどちらに取るかは人それぞれですが、私にはとても参考になりました。
マジックに関してはやはりセルフワーキング尽くしでしたが、見たこともないセルフワーキングもあれば、
スタックや数学の理論など知らないこと尽くしで飽きずに見れましたが、残念な点はポーカーものが多いのと、
解ってはいましたが、肝心の目玉であるスペリングルーティンが英語かスペイン語でしか対応できないため、日本語で自分で考えて作り直さねばならない所でしょうか。
そのため、セルフワーキングが多数とはいえ、日本でウケるかはまた別なものが非常に多いです。
ですが、このDVDはどちらかというより、演技構成に迷える人に氏の考え方を是非知ってほしい方にオススメします。
私には文句なしで素晴らしいDVDでした。
大御所勢ぞろいのNYCMSですが、16巻見た中でもやはり1巻はやはりかなり面白いと思います。
テーマはみんな大好きコインズアクロスですが、やはり非常に面白いものばかりです。
そして、ノーギミックだけでなく、シェルコインやサイアミーズコインを使った手順などもあり、非常に賢い使い方をしてるので内容も見ごたえ抜群です。
カイノア氏に至っては演技と解説を聞いて二度ノックアウトするぐらいには凄まじいです。
また、デビッドロス氏本人のシャトルパスのコツやルービンシュテイン氏によるあまり見ない技法の解説などもなされています。
お値段は中々張りますが、見ごたえ抜群でSICKで使われたフィンガーチップマッスルパスなども解説されています。非常にオススメです。
クレーンとの比較としてレビューします。
まず、演技に関してはゆったりしたフォーク曲げ、曲げて、捻って、折ります。穂先ですら折ってしまいます。
その点はクレーンよりこちらのが好みでした。
ただ、手順は残念ながら比較的準備が必要だったり、クレーンと違い、力技も凄く多いです。(スプーン選びでスプーンを引きちぎったりもしてます)
また曲げ方もあまり解説はされておりません、基礎的なことばかりです。
あとは非常に残念なのは、インパクトは凄くともバッキバキに折ってくので造形もクソもありません。何も残らないです。
またDVDはイリュージョニストのいつものカッコイイ!でも詳しくない・・・解説とライブ映像になっており、非常に残念です。
個人的には今のところフォーク曲げでこれだ!と思ったものはないですが、こちらよりクレーンのがオススメできます。
フレンチの怒涛のレビュー数なので気になって購入しました。
買う前にレビューや水沢氏の発言を見る限り、DaiGo氏みたいなスピーディーな曲げ方ではなく、ゆっくり曲げたりするイメージだったのですが、実際はスピーディーでした。
ルーティンとしてはかなり完成されているのですが、フォーク曲げの欠点でマジシャン目線だと力んでそうな動きが見えてたり、変な持ち方をしてたりと怪しさ全快な所がちらほら。
ただ日本語のフォーク曲げの解説DVDと思えば優秀だとは思います。個人的に目的だった穂先の折り方なども解説しております。
また2本を使い切るルーティンをしていますが、正直なインパクトとしてはイリュージョニストのリキッドメタル2のが新鮮さを受けました。(あちらは比較的ゆったりした演技で色々曲げたり、折ったり捻ったりします)
ただ「日本語でのフォーク曲げの解説」だと思えば悪くないかと思います。
あと、レビュアーで散々意見が分かれて気になる鶴ですが、水沢氏がバーマジシャンという場で考案されたものであり相手をするお客が数人ならば実戦で可能だと思います。
事実、コインベンディングなど更に曲げるものが不可能なものはお客が触りたがるのでミスディレクションがかなり働きます。
ですが、水沢氏の演技だと「脱力」をテーマとしているため、水あめのようになる~などのテーマにした方が良いと感じます。
個人的にはメインより、ボーナストリックのがかなり面白いです。
日本語のフォークの曲げ方解説DVDとしてはいいのですが、演技のインパクトは正直そこまででもないし、面白みもあまりありませんでした。
今ではクレーンやヒプノティズムベンドなどのDVDがありましたが、これが出た当初は日本語で解説していると言ったらこれぐらいでした。
曲げ方は当然ですが、このDVDが素晴らしい点は柔らかいスプーンや硬いスプーンでも曲げれるやり方、お客に完全に持たせて曲げるやり方など一風変わったものも解説しております。
当然、ツイスト、折れる現象などもしっかり解説しています。
詳しい内容は先のレビュアーの方が詳しく書いてるのでそちらが参考になるでしょう。
今のご時世では値段はかなり高めですが、下手に海外の英語のベンディングやフォーク曲げにこだわるよりかは、こちらを買った方が色々知れますし、応用が利くかと思います。
あまり解説されていない曲げ方や硬いスプーンの曲げ方なんかはかなり便利です。
残念な点は曲げ方だけなのでルーティンの解説はなし。
あとは、小川心平氏のテンションが非常に低いです。あんまりやる気がなさそうに見えてしまいます。
値段的にあまり期待せずに購入したのですが、これは素晴らしい内容だと思います。
スプーン曲げの曲げ方が5種類ほど入っており、どれも主流の方法ですが、曲げ方だけでなく、見せ方の解説もしっかりしております。
更にツイスト、折る仕組みもしっかり解説されています。
催眠術ですが、基礎的な催眠術のカタレプシーをスプーン曲げと上手くマッチングしており、客選び、アウトも解説しています。
また、実際の演技も入っているため、非常に参考になります。
この値段でスプーン曲げの基本と技術、更に催眠術まで学べるとスプーン曲げのDVDではかなりイチオシできるDVDです。
メンバーを見るだけでコインマンなら身の毛のよだつDVDです。
まず1つ、これでコインマジックは学べません、というか挫折を味わいます。
もう1つ、一部は違いますがほとんどが超マニアックです。1つの完成されたマジックにもう1つ違う完成されたマジックを突っ込んだようなものさえあります。
しかし、コインマジックの名手達による、アイデア発表会みたいな楽しさがあり、もし本当にコインが大好きならこれはどツボに嵌ります。
コイン始めました~という方には買うな。と念押ししますが、俺はとんでもなくコインが大好きだ!という方にだけオススメです。
私はコイン大好きなので☆5にさせていただきました。
マジックキャッスルやIBM、FISMなどで章を貰っている、お墨付きなマジシャン、マシューライト氏のDVDです。
昨今のDVDではノーギミックを謳って販売しているものが非常に多いですが、無理のあるものや、異常な難易度になってたり、そもそも現象として成り立ってないモノもあります。
このDVDでは全く真逆をいく容赦なしでギミック、、道具、ワレット系などを使っております。というより、全部において何かしら使っています。
しかし、それが本来使われる現象とは全く違う使われ方をして、物凄く不思議に、そして観客と一体になれるものばかりになっています。見てて全く飽きず、ワクワクさせられる一方です。
また、このDVDにあるファイナルディストネーションは売りネタで200~300ドルなどでニッケルケネディ?で販売されているのですが、ここでは惜しげもなく、自作方法を解説しています。
メンテ、セット、アドバイスなどもです。
またこの中にあるアイサイトはとてもシンプルで実践的ですし、買って損なし、見てても面白い大当たりなDVDでした。
デビッドストーン氏やリックメリル氏などが参加し、DVDにもなった2006年度FISMカードマジック部門で優勝を掻っ攫っていったヘルダーギマラエス氏のDVDです。
まずアクトそのものはマジックキャッスルなどでも行われるルーティンとして完成されているマジックばかりです。
何が素晴らしいかというと、通して全て演じれるということでしょう。
現象はかなり凝っており、マジシャンには堪らぬ嗜好品ですが、一般にはちょっとクドイぐらいの内容(見てて疲れる)かもしれません。
かなり面白いのですが自分でやるとなると、やはりFISMのカードマジック部門チャンピオンだけあって、技術面もかなり難しめになっております。これを実演するとなると相当な練習が必要でしょう。
ただ、このDVDの真髄はマジックそのものよりは、ヘルダー氏のマジックの考え方でしょう、マジックの解説より長いものもあります。
これはとても見る価値があるので、マジックができず観賞用となっても、もし人より上を行くマジシャンになりたいならイチオシです。