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ユーザーレビュー

若葉さんが書き込んだ商品レビュー

スタッド
軟らかいカードはお好きですか?
星

スタッド


このカードも私の手に馴染んだカードです。理由はほかのバイシクルデックに比べて軟らかさがあるからです。リフルシャフル・フェイロ・シャフル、トップショット・・・これらの技のやりやすさといったらありません。私は軟らかいカードを求めていたのです。それゆえこのSTUDが気に入っており、私はマジックにも使用しています。
 欠点は、絵札のデザインが独特で、フェイクカードを使いづらい点でしょうか。しかし、Guy HollingworthはこのSTUDでWaving the acesを行っていたあたり、デザインに無理に神経質になる必要はないのかもしれません。実際、このデックで「カルテット」のフェイクカードを使っても相手に気づかれませんでした。
 バイシクルで弾力が強いと考える人にとってこのデックは完璧なものとなるでしょう。逆に言えば腕力のある人にはしなりすぎる感があるかもしれません。私は大のお気に入りなので評価は5にしました。

エレガント・マジック
ダブルリフトのABC
星

エレガント・マジック


エレガント・カード・マジックとモア・エレガント・カード・マジックのレビューです。一言で言うとダブルリフトのバリエーションを広げるにふさわしいDVDです。エレガントカードマジックは比較的普通のカードマジックを集めたのに対し、モアエレガンントカードマジックは完全にダブルリフトに焦点を絞った作品です。「こんなシンプルな動作でお客さんを驚かせられるんだ」と感じるくらい簡単な動作のマジックが収録されています。要は演じる度胸が重要というわけですね。
 カードマジック以外はよくわかりませんが、カードにおいては一見の価値ありではないでしょうか。

インポッシブル・カード・マジック
この方、化け物です(笑)
星

インポッシブル・カード・マジック


はっきりいって難しいです。特に動画でも公開されているraise riseは物凄く難しいです。まともに演じられるのに半年かかりました。ただ、中には比較的簡単(といっても要練習ですが)なものもあって、インパクトは強いです。oil & waterはフェイクカードもセッティングも不要で実用性高いですし、out of spaceはツーフォーカウントの応用を使う程度で、カードマジックをやったことのある人なら比較的マスターしやすいように思います。pack jacks、jack in boxは何気なく行えるシンプルなマジックで、覚えておくと便利ですよ。
 評価は4としました。やはり上級者向けは否めないので・・・

ラスベガス・カード・エキスパート&エブリ・ムーブ・ア・ムーブ
練習は必要ですが、それ相応の利益があります
星

ラスベガス・カード・エキスパート&エブリ・ムーブ・ア・ムーブ


比較的古いビデオ画像ですが、今でも十分すぎるほどに通用するカードマジックが詰まっています。エース・アセンブリ、ポール・フォックスの即興バージョンなど、フェイクカードを使わないマジックで、有用なマジックが数多く掲載されています。古めかしい感じは否めませんが、カーディシャンなら必見でしょう。お勧めはimpromptu paul foxです。4人の観客を魅了できる、大人数の前で演じられるカードマジックです。

デビッド・ブレイン・デック
手触りは独特です。好みが分かれそう
星

デビッド・ブレイン・デック


 デザインがとっても素敵です。繊細ですがブラックな側面も見られて、すっかり魅了されました。私の愛用デックです。ですが、お勧めできるかというと・・・微妙って感じです。一番の理由はカードの厚みが薄い点です。タリフォーと同じとのことですが実際はタリフォーより薄く仕上がっています。厚みの薄さは軽くて扱いやすい反面、非常に脆いことも意味します。手の脂の影響、夏と冬での手のコンディションの影響をもろに受けます。私はすこぶる乾燥肌なので脂の影響を受けないのでよいのですが、やはり他のデックに比べ耐久性に落ちるような気がします。ですから乾燥肌の方にはお勧めかな?という気がします。
 でも、デザインはかっこいいですよ。私は自作でこのデックのダブルバックを使ってパケットマジックもしています。ただ、他人に薦められるかどうかで、評価は3としました。

パケット・トリック
古典マジックを勉強することの良さ
星

パケット・トリック


 この本に掲載されているマジックは1970-1980ねん半ばころに発表されたものであり、斬新さには欠けますが、逆に言えば昔から伝わる技法を駆使することでここまで非常に不思議な現象が起こせるのだ、と感じました。カードの色が変わったり、マーク、数字が変わる、カードが消える等、見た目派手な現象を誇張なく自然に見せるマジックが殆どです。使う技法は初学者でも比較的習得しやすいものが殆どで難しいことや無理のある動きを殆ど必要としません。また、パケットマジックといっても一組のデックを用意した状態で一部のカードを抜き出すマジックですから、自然にマジックをはじめることもできると思います。
 欠点は付録のカードでしょうか。滑りやすさ、カードの弾力、裏のデザインと合うトランプが無いか入手困難で、少なくとも付属のフェイクカードは私の手には馴染みませんでした。なので私はフェイクカードを自作して演じています。逆に言えばそれだけの価値のあるマジックの数々なのですね。無論フェイクカードを使わなくてもできるマジックが全体の半分近くを占めているので、フェイクカードにこだわる必要も無いかも知れませんね。
 初学者にはもちろん、カードマジックをやっている人にも古典的な本だからこその新たな発見があったり、レパートリーが増えたりと、買って損はない書籍と思います。

リコシェイ
要練習です。技術は必要だと思いますが・・・
星

リコシェイ


このフェイクカードを使って起こせる現象は素晴らしく、インパクトも強いと思います。ただ、使ってみて思うのは、アッシャーツイスト、ないしはマクリントックツイストといった技術を使うべきだと思います。説明書には技術不要のやり方がありますが、ハンカチを使って行うやり方であり、即興性に欠けるような感じがします。これらの技術を使うことでよりビジュアルに変化を示せるわけで、せめてどちらかの手技をできる方が購入したほうがこのフェイクカードを生かせると思います(ちなみにアッシャーツイストはこの商品の説明書で記載されています)。
 また、現象の最後として変化したカードが再び元に戻りますが、むしろトランスポジションのように元に戻さない交換現象のほうがマジックを見慣れていない人にとっては驚きが強いのではないでしょうか。ガイ・ホリングワースのカルテットを使ったトランスポジション、各種リセットなどを見せたことがある人がこのリコシェイを使うことで観客の裏を突くことができるので、最高のパフォーマンスで使いこなせると思いますが、カードマジックを始めたばかりの方では扱いが難しいかと思います。
 難易度は低めになっていますが、個人的には上級者向けのフェイクカードだと思います。逆に言えば、カーディシャンには素敵なトリックであるわけです。しかしアッシャーツイストの説明がしっかり記載されていて、初心者でも猛練習を重ねれば使いこなせるようになっているので、現象の派手さを評価して5としました。カードマジックをあまりやったことのない方はそれなりの練習を覚悟しましょう。

カルテット ※冊子のみ
ツイスティング・エーセズの傑作
星

カルテット ※冊子のみ


やはりwaving the acesにつきると思います。要練習ですが、インパクトと論理性を兼ね備えた手順は見事です。やってて楽しい手順です。比較的広い場所でも映えるマジック、素晴しい。

トーン
復活するカード
星

トーン


1/4ずつに破ったカードが1つずつくっつくマジックです。カードを破る動作から、つなげていくプロセスが流れるように無駄のない動きで出来る手法だと思います。特にはじめの2ピースをつなげるところは、カードを覆い隠す必要が全くないので観客にはとても不思議に見えるはずです。
 練習は少し必要ですが、それほど習得に時間はかからないと思います。物足りないとすれば、カードを裏向きにして演技をする必要があるという点でしょうか。
 


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