いつもの奇術探究クオリティー、実用的です。
なかでもトリプル・ツインズはジェミニ・ツインズの二組から三組にグレードアップしたもので、簡単で仕込みもなくとてもクリーンで便利です。
The Catcher in the Lieはよくある原理で、知らない人には勉強になると思います。
減点したのはいくつか理由があります。
まず、本日限定のマジックに期待して購入したのですが子のマジックには大きな制限があります。これを詳しく言うとタネがばれそうなので言えませんが、セルフワーキングは手軽さが売りなのにいつでも演じることができる訳ではないのは致命的です。
次に、この冊子は値段が高いです。
ほかの奇術探究シリーズはそうでもないですが、セルフワーキングについて焦点を当てるとほかにも良質、安価でもっとたくさんトリックを扱った作品集はいっぱいあります。
例えばセルフワーキングマジック事典(2980円・37手順)がありますしDVDにもたくさんあります。
内容もそちらのほうが優れていると個人的には思います。
その中でこの手順の収録数でこの値段だと買い手としてはとても損している気分になります。
持ってない人はセルフワーキングマジック事典を買うことをお勧めします。
消失のためのツールに興味を持ち買ってみました。
デザインは問題ないし、手渡しは少し厳しいかもしれませんがじっくり見られてもタネがばれることはないかなと思います。
ビジュアルな消え方はしませんがしっかりものが消えてくれます。まったく練習なしでできるかと言われたらそんなことは絶対ありませんが、初心者の方にも習得可能です。
ある程度の経験者は、もしかしたらがっかりするかもしれませんが私はこういうのを演出として組み込むとより不思議さが出るので買ってよかったと思ってます。
タネはおおむね予想通りでした。ほぼ似たような現象とその解決法は実はほかのDVDにも解説されています。
なのでこれ一つのために購入するのはなかったかなぁとあとで思いました。
内容としては、現象は不思議ですしシンプルで相手にも伝わりやすいので見せやすいです。ただ手軽さという点では少し劣るかなと思います。なんかやってといきなり言われてできるものではないです。
どのトリックもある程度の手軽さとビジュアルさを兼ね備えています。カードを使うもの以外はそこらへんにあるものだけでできて助かっています。
カードを使っているトリックもサラッとインパクトのあることができるようになっているのでとても実用的です。
この値段でこれだけの実用的なトリックの数々、買って損することはないかなと思います。
まったくの初心者には向きません。
とってもビジュアルなムーブが盛りだくさんです。
実用的なのもいくつかありますが、これはいいかなみたいな技法も多少あります。
もっと実用的なものを絞り数を減らして一つ一つの解説を丁寧にしてほしかったです。
スチールしてパームする流れが非常にきれいでそこは結構参考になりました。
英語版を買いましたが書かせてください。
いままでいろんな人の演技を見たり学んだりしてきましたがそのなかで一番影響を受けたのがこのREDMIRRORです。
すべての技法が自然な流れで行われており、動機づけがしっかりしていて技法感がまったくありません。
にもかかわらず裏ではたえず技法を連発しています。
トリックそのものも多少マニアックではありますが、しっかりプレゼンテーションすればウケもいいし演者もやってて楽しいです。難易度としてはめちゃめちゃ難しいということはありません。練習をある程度重ねるとできるようになります。
レクチャーはものすごく勉強になります。すべてをそのまま鵜呑みにすることはしませんがよく考えさせられます。こういう最高峰のマジシャンによるレクチャーがもっと増えるとうれしいです。
初心者のころに友達からもらいました。でもレビュー書かせてください。
ベンジャミンはカーディシャンの最強人種のうちの一人だと思います。手さばき、見せ方、手順構成どれをとっても最高級です。
初心者はまず厳しいでしょう。観賞用にしかなりませんしおそらく言っていることも生かせるようにはなりません。
ただ、モチベーションはすごく上がると思います。
頑張って練習を続ければいずれこのようなことができるようになるんだと思うとやる気が出ます。実際僕がそうでした。
中級者、上級者になると今度は相当な情報が得られるようになります。一つ一つ吸収し、意識すると自然に演技が変わっていきます。
解説されているトリックは、手軽で簡単なものや、ビジュアルであっと驚かせるもの、メンタル風にみせ相手をうならせるもの、様々で、どれをとってみても面白いです。全部が全部超難しいわけではないので簡単なものからとっつけば練習しやすいと思います。
カーディシャンを強くする虎の書です。
動画を見ての通り、パドルムーブを使ったマジックです。
今までその技法を使ったマジックは自分には現象もイマイチだと思っていました。怪しそうなパドルを使い、プレゼンテーションの難しい現象を起こす、あまり好きになりませんでした。
これに出会ってパドルムーブに対する抵抗がなくなりました。現象もわかりやすく手順がすっきりしてますし、ちょっと練習するだけで動画のようにできるようになります。木製の鏡というあたり、観客にとってもただのパドルより親しみやすいと思います。
手軽でやってて楽しいマジックを是非レパートリーに。
この作品集は手軽にできるカードマジックがたくさん入っています。滑らかにできると現象も流れるようにすっきりした演技になります。
「なんかやって」と言われたときにサラッとできて、かつある程度の不思議を提供できます。
使っている技法もなかなかに便利でいろんな場面で応用が利きます。
テーブルを挟んで観客と対面してしっかり腰を下ろしてやるようなマジックではないと思います。その点は気を付ける必要があります。
この人のマジックは観客のツボをしっかり押さえている感じがします。
観客には純粋にただ騙されて楽しめるようになっています。
星一つ減点したのは、準備が少し面倒です。
カードやスプーンがその場にあればすぐにできるというわけにはいきません。手軽さにも欠けます。
ボーナスのクレジットカードバニッシュはそこそこ練習すればできますしどこでもできるあたり優秀です。さすがに360度囲まれるとできないですけど。
あとは値段も安いしそんなものかなと思います。