関西の若手実力派、でいしゅうによるカードマジック作品集。
借りたデックでも演じられる即興カードマジックが6作品収録されています。その中にはコンテスト作品も。
決まった筋書きがなく、臨機応変な対応が求められるため難易度は高いですが、それによって引き起こされる現象のインパクトは強烈です。
もう一度言いますが、収録作品はすべて“借りた”デックで演じられます。信じられません。
マジシャンをも驚かせる不思議なカードマジックをお楽しみください。
マジシャンが見てもわからないと話題を呼んだカードマジック作品集
最強カーディシャン、ダニ・ダオルティスのDVDセット
何というか、久々に新鮮な感動を覚えました。
マジックを始めセルフワーキングトリックや数理トリックを覚えたころに、初めてダ〇ルリフトやトップコントロールを知りテクニックを学んだ時。初めてクラシックフォースが成功した時。インビジブルデックなどのギミックを知った時。 自分が知らないマジックの世界がまだあるんだ、と感動しました。
それから月日がたち、ある程度のテクニック、知識、理論は身に着けた。自分なりのルーティンが出来た。新しいとされるテクニックやギミックを買うことはあっても、自分の演技を根本から変えるほどの衝撃はありませんでした。マジシャン向けの例えになってしまいますが、例えばアンビシャスカードでそれがダ〇ルリフトであろうが超絶パスであろうがギミックであろうが、基本的な現象は変わりません。ちょっとマンネリ化していました。
ダニ・ダオルティスの演技も憧れこそするものの、はるか遠くの国とレベルの出来事、として観賞用となっていました。
しかし今回のJAZZ、あのダニの演技を理論立ててかみ砕いて、手元に運んできてくれます。
正直JAZZ matchを学べただけで金額分の価値はあったと思います。
この本は決して文章や動画を観ながら手を動かせば出来るようになるよー といった類のものではありません。技術書であり理論書であり参考書です。
本文中の演技のタイトルにもなっていますが、説明のできない 現象です。
2022年の私のマジックへの向き合い方を示してくれた一冊です。