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「奇術傑作選」全31巻の中からおもしろいものを選って1冊にまとめた本です。傑作選から厳選したわけですから、載っているのは傑作中の傑作、5つ星クオリティのマジックということになります。
傑作といってもメジャーどころばかりでは、愛好家の皆さんは既に知っているということになるでしょう。この本はマニアのために書かれたもので、あまり知られていない、いわゆる隠れた名作というものがセレクトされています。もっと早くに出会っておきたかった! そう思えるアイディアにたくさん触れられるはずです。
ボリュームも満点ですので、この値段は大変なお買い得です。
人知れず輝く極上のクロースアップマジックをご堪能ください。
※専門知識を要しますので初心者の方は購入をお控えください。
【収録作品】
カラフル・トーン・カード - ウオルト・ロリンズ
カードにサインをしてもらい、その4分の1を切り取り観客に押さえていてもらいます。残り4分の3を3つに破りカードケースに入れます。おまじないをかけると、ケースから4分の3がつながった状態で現れます。観客の持っている破片ともぴったり合います。ところが裏を見ると両者の色が違っています。
ミスディレクション・パーム用テクニック - ジェームス・スウェイン
トップカードをデックの中ほどに入れたように見せるテクニック。アンビシャスカードにも使え、トップコントロールとして非常に有用です。
時間の予言
12枚のカードを丸く並べ文字盤に見立てます。観客の好きな時間のところのカードが予言されている!? インパクト大のどんでんがあるコメディ風サカートリックです。
デック・スイッチ - Allan Kronzek, Alex Elmsley, Tonny Van Dommelen
非常に巧妙でマジシャンでもひっかかるようなデックスイッチを5種類紹介。
ブードゥー・リチュアル - ユージン・バーガー
観客の手にタバコの灰が付くという古典奇術を、ユージン・バーガーが非の打ちどころのないプレゼンテーションで料理します。
The Separagon - Woody Aragon
シャフルされたデックを赤黒や偶奇などの2グループに分けるテクニック。非常にラフにデックを扱いながら正確に分かれます。これを利用したオイル&ウォーターとトライアンフも載っています。
スピン・ザ・ボトル - デビッド・ハーキー
1枚のカードの裏にステッカーを貼りデックに混ぜます。観客に好きなカードを言ってもらいます。そのカードの裏を見るとステッカーが付いています。
マインド・ユア・フット - テリー・シーブルク
ロープの真ん中にはさみがかかっています。ロープを一振りすると、ロープの中央が切れてはさみが床に落ちます。切れたロープを投げ上げると空中でつながります。
カード・トゥー・ウォーレット - ポール・バトラー
サインしたカードが一度も手を近づけていないヒップポケットに飛行します。
テクニカラー・プレディクション - マーチン・ルイス
色違いの封筒3つのなかから2人の観客に好きなものを選んでもらいます。それぞれ封筒の中を見てもらうと「あなたは赤い封筒を選びます」というギャグの予言が入っています。残された封筒の中を見ると、「左側にいる人が赤い封筒を選び、右側にいる人が青い封筒を選びます」という予言が入っています。
デジャ・ブードゥー
デックと辞書を取り出し、観客に好きなカードを言ってもらいます。「さきほど予言していると言いました」と言い、辞書をめくって「予言」という言葉を引きます。そのページにはでかでかと観客の言ったカードが書かれています。続けてデックを広げ言ってもらったカードを見ると、裏に「予言」という文字が書かれています。
マスター・ムーブ・アクション・パーム - アラン・アッカーマン
リフル・シャフルするなかでボトムカードをパームします。アラン・アッカーマンの方法に根本毅が工夫を重ねたものです。
Intelaced Square - Alberto Sitta
3枚の紙を重ねて2つに折り、真ん中の部分を切り取って四角い枠を作ります。広げて確認すると、3つ枠がリンクしています。
ワーキング・アゲンスト・タイム - サム・シュワルツ
砂時計を出し、ちょうど3分で選ばれたカードを当てると言って色々しますが、結局当たりません。砂時計をひっくり返してもらうと、選ばれたカードのミニカードが付いています。その後、すばらしいクライマックスがあります。
オーバーロック - ランディー・ウェイクマン
観客が思い浮かべた時間と、覚えたカードを言い当て、さらに予言していたことを示します。
シークレット・アディション - ラリー・ジェニングス
アップジョグしたカードを抜きだすときに何枚かのカードを下に追加する方法。
アクション・パーム - 根本毅
上記のシークレット・アディションを利用したアクションパーム。4Aをデックのバラバラな位置に差し込んだと思ったら、4Aのパームができています。
プライシング・ザ・スイッチ - ダグ・エドワーズ
デック上でパケットのスイッチを行う方法。
Catalyst - リック・シルバーマン
3枚のカードを選んでもらい、カードケースの中に入れます。4枚のQでケースを叩くと、それが3枚の選ばれたカードになり、4Qはケースの中から現れます。
ドリーム・カード - ダーウィン・オーティス
赤裏のカードが財布に入っているのを見せてから、青裏のデックより1枚選んでもらいサインをしてもらいます。財布の中の赤裏のカードを取り出してみると同じカードでしかも同じサインがあります。ダーウィン・オーティスの原案と根本毅による改案が載っています。
ACAAN - 根本毅
即席でできるエニカード・アト・エニナンバー。
トリップ・フロム・センター - ジョン・マーリー
ドリブルによってカードを2枚目にコントロールする方法。
デビルス・スリー・カード・モンテ - トニー・バン・リー
狡猾すぎる原理の3カードモンテ。怪しさは皆無でマジシャンでもひっかかります。
ノーメン・オーメン - デビッド・アカー
カードの裏に1枚1枚違う人の名前が書かれたデックを使います。裏向きで1枚、表向きで1枚カードを選んでもらいます。選ばれるカードと人の名前が予言されています。
スティッキー・フット - David Chuirazzi
サインしたカードが靴の中から現れます。大胆な方法ですが、見た目は非常にクリーンです。
テン・カード・ディール - ハリー・ロレイン
10枚のカードで行うポーカーデモンストレーション。いくら観客の有利なようにしていっても、結局はマジシャンが勝ってしまいます。ハリー・ロレインの手順を紹介した後、エド・マーロー、ポール・カリー、ジョン・スカーニ、ジョン・マーレイ、マックス・メイビンのアイディアを紹介します。
ドランク・ポーカー・ディール - ジョン・スキャーニー
表裏バラバラに混ぜてから行うポーカー・ディール、コントロール不能に見える状況で観客の選択によらずマジシャンが勝ちます。
ドゥ・アズ・アイ・ドゥ- ダニエル・マッカーシー
マジシャンと観客で4枚ずつカードを持ち、同じようにカードひっくり返したり移動させたりしますが、異なる結果になります。
カード・ウオープ・デック - ダーウィン・オーティス
カードワープをするためのデック。興味をそそるプレゼンテーションになり、なおかつネタを見事にカバーします。
タイム・トゥ・スティール - ヒッピー・トラレス
腕時計を指差すアクションでトップパームします。
ジャンピング・シャトル・パス - ダニー・コーレム or デビッド・リーガル
コインを手から手へ落としたように見えるシャトルパス。
コメディー・マジック
・ミルクド - ティム・ハーケルロード:女性に親指を突出し下に向けてもらいます。絞るとミルクが出ます。
・よく振ってお使いください - スティーブ・ビーム:デックを取り出すとA~Kと揃っています。ケースを見ると「よく振ってお使いください」とあります。デックをケースに戻し振ってもらってから取り出すと混ざった状態になっています。
・世界一高い:10回クイズのようなネタ。
ビッグ・ディール - スティーム・ビーム
観客の選んだカードを裏向きに置いてめくるとジャンボカードになります。
シルバー・ストリーク - ドン・イングランド
4枚のカードを配り、ずらすと各カードの下からコインが出てきます。これが簡単にできるギミックを解説します。すぐに作れます。
Four-Warned - ドン・イングランド
4枚のコインがデックの上にパッと現れます。
Box Stop - エディー・フィールズ
デックをカットしてテーブルに置いてもらいます。残りのトップカードを見て覚えてもらい、パケットの中ほどに入れてもらいます。さらにそれをケースにしまってもらいます。マジシャンはケースを受け取って額に当て、観客のカードを言い当てます。さらにケースを開けずにそのカードだけひっくり返します。
イッツ・イン・ザ・バッグ - ボブ・ワグナー
3人にカードを選んでもらい、デックに返してもらい、デックを紙袋の中に入れます。紙袋から1人目のカードを取り出します。続けて2人目のカードをジャンボカードで取り出します。そして、ロープを紙袋にたらして引き出すと3人目のカードが先に結ばれています。最後に紙袋の中のデックが消えていることを示します。
モンテ・プラス - トレバー・ルイス、ケン・クレンゼル etc.
レギュラーカード3枚で行うモンテ。トレバー・ルイスの手順を解説してから、その他いろいろなアイディアを紹介します。
サッカー・モンテ - スコット・ロビンソン
3カードモンテの巧妙な手順。
スリー・カード・モンテのクライマックス - ドック・イーソン
3カードモンテの最後にカード・アンダー・ザ・グラス。
コイン・スルー・ザ・テーブル - ミルトン・コート
シェルを使った美しいコイン・スルー・ザ・テーブル。
マジシャン対ギャンブラー - ハリー・ロレイン
有名な手順。ハリー・ロレインの実際のパターをテープ起こしして載せています。
コーナー・イン・ザ・グラス(1) -
1枚のカードにサインをしてもらい、デックに戻します。デックをグラスの上に押し付けると、破れたカードのコーナーがグラスに落ちます。デックをスプレッドするとコーナーの欠けたカードがあり、表を見るとサインしてもらったカードです。
コーナー・イン・ザ・グラス(2)
上記の手順を易しく行えるようにしたもの。
コーナー・イン・ザ・グラス(3)
上記のマジックを大幅に簡易化したもの。
時間ですよ - トム・バチェラー
観客の選んだカードがマジシャンの腕時計に挟まって現れます。
トリプル・プレディクション - フォーゲル / グレート・トムソーニ
デックをシャフルしてもらい、そこから予言のカードを3枚取り出します。配っていき観客に好きなところで止めてもらい、3つの山を作ります。各山のトップを見ると予言のカードと一致しています(メイトカードになりますが)。
グラス・オブ・ウォーター・プロダクション - リチャード・オスタリンド
空の紙袋からドリックの入ったグラスを取り出します。紙袋に仕掛けはありません。
借りた指輪のバルーン・ドッグへの移動 - リチャード・オスタリンド
借りた指輪が風船で作った犬の中へ入ります。
真白くなるカード - カーレル・フォックス
観客の選んだカード以外が真白になり、また普通のカードに戻ります。
やさしい予言 - ジョン・カーニー
デックから予言のカードを1枚カードケースの中に入れます。残りのデックを配っていき、いつでもストップと言ってもらいます。ストップがかかったところのカードとケースの中のカードがメイトカードになっています。
スプレッド・ラップ - ケン・サイモンズ
スプレッドをターンノーバーしてそろえる動きで、1枚のカードをラッピングします。
ザ・ワールドス・ベスト・ツー・カード・トリック - ゲータン・ブルーム
赤と黒のカードをいくつかに破り、両手に分けて持ちます。右手の赤と黒の破片をテーブルに打ち付けると、黒の破片ばかりになります。左手を開くと赤いカードが1枚につながった状態であります。
フォー・エイセス・トゥー・コート
4枚のエースが4枚のキングに変ります。
オーバー・ザ・ヘッド - ボブ・マックアリスター
破った紙の復活。観客を上げて、マジシャンと同じようにやってもらいます。マジシャンの方は復活が起こらず、観客の方は復活が起こります。
フォーシング・パック・ルーティーン - ジョージ・フリンサム
観客にデックを見てもらいます。ワンウェイフォーシングデックです。そこから1枚選んでもらうと予言と一致しますが、もちろん誰も驚きません。カードを裏返すと、選ばれたカードだけ裏の色が異なっており、予言の裏と一致しています。
オン・ザ・フライ - デビッド・ハーキー
ペンでお札にサインをしてもらい、そのペンを返してもらってボトルにさします。まず、お札が手の上で浮き上がります。次に、ボトルの中のペンが浮き上がります。指輪を借りてそのペンにはめると指輪が浮き上がります。
ウイッシュフル・シンキング - ゲイリー・カーツ
サインしてもらったカードが、トップでもボトムでもセンターでも観客の指定したところから出てきます。
スペッシャル・デリバリー - ゲイリー・カーツ
観客に封筒を渡します。そしてカードを1枚引いてもらい、サインをしてもらいます。そのカードをデックに戻し、封筒を受け取ります。封筒の中には封筒が入っており、その封筒のなかにはさらに封筒が入っています。その封筒には3枚のカードが入っており、1枚目と2枚目が選ばれたカードのスートと数字を現します。3枚目のカードがなんとサインされたカードです。
スプリット・ディスクロージャー - ゲイリー・カーツ
観客に封筒を渡します。そしてカードを選んでもらい、サインしてもらいます。マジシャンは財布から封筒を取り出して開けると、中から半分に破られたカードが出てきます。観客に渡した封筒を開けてもらうと、同じように破られたカードが出てきます。この2つを合わせるとぴったり一致し、しかもサインまであります。
ピーク・グリンプス - スティーブ・ドゥローン
観客がピークにて覚えたカードをグリンプスする方法。
カット&レストアード・ロープ - ビル・オカル
どう見ても真ん中で切ったロープがつながります。
カード・トゥー・ウォーレット - ポール・バトラー
この本の前半に全く同じ作品があります。忘れて載せてしまったのでしょう。
リング&ロープ - ブルース・アレン
リング(指輪でなくて大きいの)とロープの手順。
テクニカラー・プレディクション - マーチン・ルイス
これも前半に同じ作品が載っています。
アウト・オブ・オーダー - ジェリー・セイドーウィッツ
バーノンのアウト・オブ・サイト・アウト・オブ・マインドでカードを絞り混む非常に巧妙なアイディア。
フォー・カード・リインタレーション - デビッド・ウィリアムソン&ダン・ギャレット
ウィリアムソンの3カードトリックにダン・ギャレットがストーリーを加えたもの。
トランスコーナード - ジョン・プラント
観客にカードを選んでもらい、コーナーを破り取って観客の前に置いて、残ったカードを渡します。別の観客にもカードを選んでもらい、同じようにコーナーを破り取ってカードを渡します。2人の持っているカードを交換してもらい、前にあるコーナーと合わせると、ぴったり一致します。
クオーター・ウォッチ - マーク・シッチャー&スティブ・コーヘン
消えたコインが観客の腕時計の下から現れます。
ボトム・パーム - Dick Koornwinder
ばれないボトムパームのやり方。
Telephone Mystery - ボブ・シート
電話越しに覚えてもらったカードを当てます。
ドロプシー・ディドゥル - エディー・フィールズ
カードを覚えてもらい、デックの中に混ぜてもらいます。マジシャンはデックをスプレッドし、上にコインをおきます。コインの下のカードが覚えてもらったカードです。再度繰り返しますが、今度は観客にコインを置いてもらいます。観客は当たらないことを確信していますが、これが当たり、さらなる追い打ちでギャフンと言わせます。
ジンガー - ボブ・シート
上記のドロプシー・ディドゥルをよりエンターテイニングにしたもの。普通に当て、サカートリックで驚かせ、最後はトライアンフ効果で締めくくります。
ニューヨーク・トランスポ - ピーター・サムエルソン
観客にカードを選んでもらい、表にサインをもらいます。これをデックに戻して混ぜます。デックをスプレッドすると1枚だけ裏の色の違うカードがあり、これがサインされたカードです。これをテーブルに出し、別のカードを選んでもらいます。この裏にマジシャンがサインをします。選ばれた2枚がテーブル上で入れ替わります。もう1度入れ替えると言いますが、移動は起こりません。カードをめくると片面だけ移動しています。
グラスの消失 - チャーリー・ミラー
紙でくるまれたグラスが消失するという古典奇術。チャーリー・ミラーの巧妙な手順とバリエーションを2,3解説しています。
バーサタイル・スプレッド・コントロール - フランク・サイモン
ホフジンサーのスプレッドカルを用いたカードコントロール。マーローやアッカーマンによる様々なバリエーションを研究した末、完成した方法です。
アン・エクスぺクテッド・ビジョン - ハーブ・モリゼイ
トリックスの「タートル・トリオ」という商品の不思議さを倍増するアイディア。
マット・スイッチ - マックス・メイブン
絶対にばれないデックスイッチ。