一つ目の「Without」というマジックから圧倒されました。演技はとても美しいのに、演じようとするともの凄く難しい。しかし、だからこそダブルカードについて理解を深め、技術を高めようとするモチベーションにつながります。初心者にはオススメ出来ませんが、レベルを上げたい方にはオススメのDVDです。ただ、解説が少し簡単で「ん?」となるところがあったので、星-1で。
ダブルリフトをより自然に行いたい、ダブルリフトについてもっと深く知りたいという思いで購入しました。
内容はかなりテクニカルな物となっておりますw
DVDを見て2、3日練習して出来るようになるような代物ではごさいません。
長い時をかけて練習を重ね完成させていく、そんな作品です。
2ディスク構成でムーブ編とルーティン編に別れており、ムーブ編には48個のムーブが収録されていますが中には同じムーブを右手や左手に分けて解説していたりと似たりよったりのものがいくつか見受けられました。対してルーティン編は8つのルーティンが収録されていてどれもオチが強烈で圧倒されっぱなしでした。超絶テクニカルですがこれは時間をかけてでもモノにしたいという思いを掻き立てられました。
全体的に良作ですが、少し私からすると解説が簡素で分かりにくい部分があったので星4つです。
そのボリュームもさることながら、一つ一つの技法が丁寧かつ素敵でセクシーです。
ダブルリフトを勉強するなら必須のDVDです。
また、手順の方では彼のこだわりを強く感じました。
カード一枚一枚の位置、カードのめくり方、手の形、リズム、タイミング、全体的な美しさには嫉妬を通り越して惚れ惚れします。
手順や技法の面白さだけに囚われず、彼の感性に注目して観賞するのも面白いかもしれませんよ。
ヤニックやネストールのような美しい映像とBGMのデモを見ただけで、このDVDを買おうかという気になりました。
ダブルカードは、多くの解説書にも出ているし、DVDでも同様ですが、どうせ、ずれたり膨らんだりするよと、斜に構えていたところ、魔法を見るような模範演技で、ここまで徹底的に教えてくれて脱帽です。
自分は手が小さく、○○シフトやパーム系のテクニックは、いくら練習しても無理な部分がありますが、ダブルは練習した分だけ成果が出るので、モチベーションもあがります。
ルーティンもフラリッシュ的な要素を少なくした落ち着いた演技で、そのうえ手順解説も丁寧なので、今度こそ、ものにできそうです。(トリロジーは壮大すぎたし、サーフェス、クォンタム、セレニウムと次々挫折しました・・・)
48の技法をそれぞれリピートしながら解説してくれるので、観ながらすぐに練習することができます。
解説されている技法は実用的なだけでなく、ダブルカードという1つのジャンルの奥深さを感じさせるもので、練習していて自ずとモティベーションが上がると思います。
8つの作品はオリジナルの技法を効果的に活用しており、またダブルカードでなければ達成しにくい現象ですので勉強になります。
ダブルカードは現代カードマジックに取り組むにあたって避けることのできない要素なので、そこに真正面から挑んだこのDVDからは多くの学びを得られるでしょう。
マジックを創作するにあたって、手順の中でダブルをサラッと扱いたい、隠したいけどアイデアが見当たらない等という経験をお持ちの方も多いと思います。
そのモヤモヤした気持ちから抜け出し、彼のアイデアによってよりマジックの質を上げることができるのがこのDVDだと思います。
むしろより良いマジックのアイデアがその場で生まれるかもしれません。
手順の賢さで解決するのも良いですが、これらを知っているか知らないかでこれからのマジックが大きく変わるのではないかとさえ感じます。
スペインでは昔からダブルの研究をされてきたそうですが、
文献では多いものの、映像で観れる機会は滅多にありません。
基本技法と教えられてきたダブルリフトではあると思いますが、
ここまで応用が利き、極めるとこうも不思議が際立つのかと
無限の可能性を体感出来るはずです。
彼の軽く繊細なタッチから繰り出されるシークレットムーブや
クラシックマジックのセンスの光るアプローチから、大胆かつ
繊細な解決方法の数々に脱帽です。
上級者は改めてダブルリフトの大切さに魅了され、魅了された
その方は、質問されることが多いであろう、
「オススメのDVDは何ですか?」
その疑問に自信を持って応えられるDVDだと私は感じました。
待ち焦がれていた作品集「アリオス」
ついに手に入れました!
技法・演技手順からなる二枚組の大ボリュームです。
48moves(技法)
48からなるダブル関連のムーヴが収録されています
テクニカルなデモンストレーションに加え、丁寧な解説、基礎的な部分から応用まで、大変分かりやすくなっています。
一つの軸となる原理から、いくつもの見せ方・バリエーションがあり、正直「よくこんなことを・・」というものがいくつも見られました。
個人的には、基礎的な部分から新たな気付きもありました。
8routines(手順)
通常の演技からサイレントの演技まで、8つの演技が収録されています。
これまたテクニカルでありながらも、筋の通った演出を纏った演技は、見終わったあともどこか心地よさが残るものでした。
サイレントの演技は、その名の通り言葉いらず、うっとりしてしまうような味わいがあります。
全体を通して、川畑さんの代名詞とも言える優美なディスプレイ・特徴的なタッチが全面に押し出され、圧倒されっぱなしの数時間となっています。
あと、綺麗な手が羨ましい!