まず技術がすごい。難しいことをさらりとやっています。ギャンブルデモンストレーションでダブルリフトやセカンドディールを使っていますが、私がこれまでみた中では、最高に上手い。いずれもプッシュオフメソッドです。当然アンビシャスカードも不思議で、なおかつ演出も面白い。
ブラフパスのバリエーションなど、カードのコントロールも大胆で自然な方法がいくつかあって、勉強になります。
しかしながら、技術だけに頼っていないのが好感が持てるところです。スローモーションエーセスはやられました。どこかで販売してほしいです。
私が一番気に入ったのは、3人が思ったカードを当てるもので、方法を知って感動しました。悪魔のような狡猾さです。
全体を通していえることは、クレバーで斬新なのにもかかわらず、現象はクリーンで、妙なマニアックさはなく、覚えたくなるトリックがいっぱいあるということ。
ジョシュア・ジェイは好青年な感じで非常にスマート。
観ていて爽快感を覚えます。
マジックに関してもクレバーなものが多く、
勉強になります。
まずは1巻ですが、カードがメインです。
リモコンを使ったアンビシャス・カードは面白いですが、
ジェイ・チェンジは手が大きくないと無理かな…
ディスクリート・ディスプレイスメントはかなり大胆ですが、使えるテクニックです。
2巻はカード・コイン・ロープや様々なものが多く、
ギミックを使うものがメインです。
思ったカードを当てるマジックはかなり不思議です。
一番面白いのは4人が破いたカードの破片をバラバラに混ぜて、
表向きに一枚だけ残った破片が予言したカードと一致するもの。
ありえない現象ですが、非常に簡単でかなりウケます!
3巻はまさにカーディシャン向け!
テクニックを使うものが多いです。
バック・イン・タイムは噂に聞いていましたが、
あれほど素晴らしいマジックだとは思いませんでした。
全巻通して言えることは、ハズレがないと言うこと。
ただ不満を言えば、ダブル・リフトの
解説がないことくらいです。