「何か見せて」対策には十分すぎるいい内容です。
中でも気に入ったのは、ゲスト役のお姉さんの可愛さと、12個中8つのトリックなのですが、特にInterchangeling、Wilder、The P***ing Contest、Selected Assemblyの4つはとてもよく出来ていて、ひとまずこれらとデック一つ持っていれば生涯に渡って「何か見せて」から守ってくれると思います。
個人的には星5ですが、もし初心者の人がレビューを参考にするなら、確かにイマイチなものもありますし、解説もそこまで丁寧ではないですし、ある程度自分でアレンジできる能力も必要になるのかなと。それらを差し引いて星を4つとさせていただきます。
見様見真似でもそれっぽく見えていたのですが、機会があって購入してみると今までの自分が恥ずかしくなるくらい「やってはいけないこと」に当てはまっていました…。
素晴らしいテクニック。
未完成な自己流をひけらかして価値を下げる前にぜひ見ておくDVDです。
コントロールはなんだかんだでダブルカットとクラパ、カルだけでいいと結論付けてきましたが、このDVDを見るともうセレニウムシフトだけでいいんじゃないかと思える満足度です。
何もかもがマジシャンにとって好都合な技法です。アンビシャスに良し、カラーチェンジに良し、トライアンフに良し。マルチプルシフトも出来るしサンドイッチカードも出来ます。
それでいて難易度も高くなく、角度問題もクラパ程度に配慮すれば大丈夫です。
ほんとに今までなかったのが信じられません。これは買いです。
他店ですが、動画に惹かれて購入しました。
これじゃない感…私の求めていたのはこれじゃない。綺麗な装丁にダマされた感。何かを書くと即ネタバレになってしまう閉塞感。辛いです。
救いは…「まぁちょっとやってみようかな」と思える気がしないでもないところ。DA CHANGEあたりは好きではないけど嫌いではないです。
とはいえ全てのトリックがなんだか綱渡り。よほど良い条件下(場所も観客も)でない限りは実演はできません。演じるならとにかく優しい観客を相手にしましょう。
身内、仲間内に見せるならまぁいいのかもしれません。
どれも中級者ならば簡単に取り入れることが出来るところが良いところ。スナイパーとアサシンが前面に出ている作品ですが、地味にマシンガンも良いアイデアで、どう考えたってランダムに刺さっているように…なかなか応用の利くアイデアだと思います。
★マイナス2なのは、個人的にそこまで新鮮な現象とは感じられなかっただけで、新進気鋭の若手マジシャンのセンスは十分すぎるほど感じられます。値段もお手頃なので買って損はないDVDです。
「努力なし」「すぐ出来る」という説明がありますが、これは良い意味で違います。「自然な動きのみで構成した」とか「誰にとっても失敗の少ない構成」と言った方が合ってるかなと個人的には思います。
ミラクル・ウィズ・カードと共に上級者にも薦められるDVDです。
レビューを書くのがすごく難しいですが、とりあえず7つ中4つはレギュラーで出来ます。
残りの3つは借りたデックや新品のデックでは出来ませんが、そう加工したデックでレギュラーのトリックをすることが可能です。ノーマルデックと言ってしまっても問題ない程度の加工しかしませんので、とりあえず2分程度で出来るこの加工を持ち出すデックに施しておけば、やるかやらないかは気分次第ということでいけます。
「少しダーティ」という文句が気になりますが、デュプリケートやラフ加工はありません。特殊なデックも使いませんし、特殊なセットも必要なし。デック丸ごと加工する必要もありません。加工する為の特殊な道具も必要なし。トランプ以外に持っておかないといけないものもありません。後ろめたさもありません。通常デックを持ってるいる感覚でOKです。これを「ダーティ」と言ってしまうのなら、ティルトやフォースの方がいくらかダーティに思えてくるほどです。
で、肝心の収録トリックですが、楽しいです。動画のKnocked Subconsciousはもちろんですが、Four Shadowedの解決法もなかなか賢い。Deconstructed Constructionの解決策も他のトリックに使えそうな感じ。Methodicalとかは入門者レベルでも可能なほど簡単なのに不思議。最後の1492も原理はカードマジック辞典にも載ってようなものなのに全然追えませんでした。
これは当たりです。
ストーリーも意味もいらない。
とりあえず「何か見せて」と言われた時に、とりあえずインパクトを残して歓声だけ欲しい。そういう欲求に答えてくれます。
セットはほとんど必要なく、技法も面倒くさいものもありますが、中級者ならば比較的取り入れやすく、なにより演じて楽しいのがいいですね。
あまり腰を据えて演じることの少ない僕には、逆に収穫大でした。
これはやはり良作。
Youtube等でちらちら目にする同種のマジックがありますが、それらとは明らかにレベルが違います。大人が大人に魅せられるマジックです。
ちなみに自称ピュアリストの私ですが、輪ゴムもレギュラーなんで使ってもいいかなと思います。
スライトだけでは出来ない動きですから、普段のレパートリーのスパイスには最適かと。
解説は氏が左利きのため、映像・字幕(日本語)共に左利き用の解説となっています。
あと、実演映像に出ている台湾美女が素敵です。
説明文の上段3つのテーマ通りの内容です。
演技をいかに美しく魅せる事ができるか?
ということへの一つの正解を見たような気がします。
ほんとに、例えばダブルリフト、例えばコントロール…
「一流の大工は屋根裏まで手を抜かない」という風な事を聞いたことがありますが、まさにそんな感じです。
独特の動きもありますが、実際にやってみると印象がまるで変わります。まぁ…美しさにこだわらない人には必要ないと言えばないかもしれませんが…。
解説があまり丁寧ではないことと、解説文のクセが強くてあまり理解できないところを差し引いて、星は4つとさせて頂きます。