DLは、カードマジックの基本テクニックの1つではありますが、「基本=簡単」ではないのは、皆さんご存知の通り。カードマジックをある程度たしなんだ者なら、アマチュアはもちろん、プロの演技を見てすら「あ、今のはDLだな」とすぐに分かってしまいます。
ところが、グレゴリー・ウィルソンのDLは凄い。本当に1枚めくっているようにしか見えません。解説では手元をアップにしてくれますし、役に立つ多くのDLの技法や、応用技を説明してくれています。もちろん、見てすぐ真似できるような物ではないですが。
マジックもいくつか解説されていますが、それよりウィルソンの見事なDLは必見です。アンビシャスカードがお好きな方は(私は好きではないが)、ダローのDVDだけではなく、是非これも見てください。こんなDLが出来るようになれば、最も基本的なアンビシャスカードの手順ですら、魔法にしか見えなくなるでしょう。
個人的には、初心者が一番最初にやるDLを使った、非常に基本的な手順が解説されてたんですが、そんな手順でも堂々とスムーズにやれば、案外不思議に見えるものだなと思わされました(笑)。
この製品は、目の肥えた観客には受けまくりますよ、私は、中盤でこの手品を実演しますが、他のカードマジック、コインマジックが終わった後でも印象に残っているようで、アンコールを頂きますが、サーストンの3原則を守り、丁重にお断りしていますが、レパートリーに加えるにはとても良い製品だと思います。
この作品はあくまでもプロ向けです。
テーブルホッピング、バーでのクーロスアップをしている方はみてほしい作品です。
トリック自体はさほどマニアをうならせるものはありません。
しかし、トリックのクオリティーの保証はします。
また、この作品の最も重要なのはトリックではなくホテルやバー、またはストリートでマジックをやるについてのことを事細かに語ってくれる。
少しでもプロを目指す方はおすすめします。
逆にコンテストなどではあまり役に立ちませんが。。。
マジシャンならば一度は目を通すべき”教材”でしょう。
もし、このDVDの中のことを忠実に行ってくれるならばおそらく、見るに堪えない質の悪いマジシャンはいなくなるでしょう。
★解説を読んで5分ほどで完璧に裏表のコントロールが出来ていました。
ただしそれは、原作とは少し変えまして、親指でコインを撥ねる「のではない方法」を私が使ったせいだと思います。
しかし見た目の現象そのものは、全く解説書の通りになりました。
★マジックの中で何かを「二者択一」する(させる)ときに便利そうだと思って購入したの動機なのですが、これはマジックの世界だけに留まらない、まさに秘策の技法だと感心しました。
★海外のものは毒性などがかなり気になっていましたがそれに比較すると安全性が高いと思います。
説明にあるようにラフの加減の調整が出来ることと、ざらつきが少なく、白くもなりませんので見た目の不自然さが非常に少ないので、愛用させていただいております。
★重ねたカードをそのままテーブルやマット上に軽く
投げるといった、従来のラフでは出来ないことが出来ますのでパケットトリックなどに使えると思います。
★最後にクイーンが目の前で2枚になり、入れ替わるその鮮やかさに魅了されて購入しました。しかし問題はメンテナンスでした。
★ほぼ同じことを別の方法でも出来ると思いますので、そのバージョンをフレンチドロップさんでぜひ発売してほしいと思いました。
★構造は、シンプルでありながら、使いどころによっては、クロースアップでかなりの威力を発揮してくれます。
★今度は「何を消して」みようか、今度は「何を出現」させてみようかと、アイディアを「自分で考える楽しみ」が膨らむギミックです。
★特に、コインマジックをされている方にはお勧めです。
私も、DVDと併せての購入をお勧めします。
★怪しい動作もほとんどなく、非常にクリアーに消失しますが、難を言えば、角度に制限があることでしょうか。
また日本硬貨で演ずるときには、おそらくえ500円硬貨よりも100円や10円硬貨の方がいいかもしれません。
★この作品に限らず、角度に少しだけ弱点のあるクロースアップマジックというものは、ありますが、
最近は「お披露目の場所」というのは、お客様を前にしたライブばかりではなく、you-tubeなどもありますので、そうした撮影状況の中では、とても効果的な作品だと思います。
★この手のマジックとしては本当に鮮やかで、まったく不自然さの臭わない動きです。観た目のスマートさがダントツに違います。
★カードマジックばかりが続いた時に、合間の息抜きに、ちょっと演ずると、シンプルな現象だけに、お客さんのリフレッシュと、さらなる盛り上げには、非常に効果的です。
とは言え、お客様にとっては、ちっとも息が抜けない、目の離せない展開にはなってしまいますが・・・(笑)。
★見事に洗練された造りのギミックには本当に感心しました。
この価格でこの視覚効果は、お得過ぎます!
演じられるバリエーションも3つあり大変に楽しい作品です。
★お子様の喜ぶ展開から、大人のふりかけまで、
お客さんに応じて、どれを演ずるか決めると良いでしょう。買ってよかったと思えるもの、そして、私が大好きな作品のひとつです。
演じ方によっては、同じノーマルデックで別のマジックに移行することも可能です。(ギミックの造りが良いためです)
★むろん実際に演じても素晴らしい見栄えのするパケットトリックですが、解説にもあるように「演じがい」のある作品です。最後までキマったときには、「内心ニヤリ」となります。むろん、すべて手渡しも可能ですし。
★私はカードマジックがあまり得意でないので、基本的なカードコントロールの「特訓」のために、大変に良い「教材」になりました。
★基本技法が沢山盛り込まれていますので、マジックの世界に、これから本格的に足を踏み込もうとされているビギナーの方にはお勧めです。
★オーソドックスな素材を使いつつ、とてもよく考えられた無駄の全くない手順だと思います。メンタルフォトとは違い、カードの枚数や厚みに不自然さがないのがとてもいいです。やはりカードが鮮やかに真っ白になる系のマジックは、エンディングとして、演じたいですね。
「今まで、皆さんがご覧になっていたカードの模様は、すべて幻想だったのです」とか、キザなことを言うのが私は好きです。
★テレビで拝見したときに、やり方が限定されますので、おおむね察しはついて自作もしたのですが、実際に出来上がっている作品を見て、さすがだと思いました。
★ただし他の方もおっしゃっているように実際に演ずるは場合には、とても緊張する部分(失敗しないように気をつけないとならない部分)があります。またマジシャンに有利な環境でないと出来ないという欠点もあります。
★これをいきなり最初に演ずるのではなく、幾つかのマジックでお客さんを驚きの世界に、すっかり引き込んでおいてから、そのあとでエンディングなどで演じてトドメに・・・というのだと、とても良い使い方かもしれません。
★よくこんな事を考え付いたものだと、とても感心してしまいました。巧妙な仕組みです。これもオリジナルではない演出法を考えるのが楽しい作品のひとつです。
★オリジナルでは2枚のカードは完全にお客さんの手で確かめる事が出来る利点と、確かに一枚だったはずのブランクフェイスが変化するというところに、このマジックの良さと「驚き」があります。
★原作はフリーチョイスですが、フォーシングを加えるとまた別の応用(演出)も可能です。たとえば、お客さんの選んだカードが別のカードに変化したり、またカードにサインや絵が出てくるなどのカード変化マジックへの応用です。
★私は5番目のパームあたりでめげそうになりました。「だって、あんさん、おてて、大きいやんか」と思わず言いたくなりました。
★しかしこの技法は非常に自然で、カードのトップ・そしてボトム、さらにセカンドへのコントロール、これだけ覚えるだけでも他のマジックに応用が非常に出来ます。
★非常にすぐれた技法ですから、考案者の方に失礼にならぬよう、決してミスをしてはならないと思い、鏡を見たり、ビデオに撮影して、コマ送りで見て、角度に注意して練習をしましたが、それなりに日数はかかりました。
★それぞれの方の手の形によってどの角度に特に注意するかはそれぞれで見つけるといいと思います。苦労しますがその苦労が報われる、とても良いレクチャーでした。
それでもやっぱり「大っきな手」の持ち主が羨ましかったです(苦笑)。
★説明にもあるとおり、普通のコインで可能なところが良いです。手順にも無駄がありません。サインをしてもらったコインを使った手順はコインの扱いに少しの注意が必要ですが、キマったときには、インパクトはあります。
★さらにより自然な手の動きや、自然な貫通に見えるように自分で工夫して楽しむ余地もあります。
★ガラステーブルのあるお宅に行ったときには、借りたコインで誰かを驚かせてみるのもいいかもれません。角度に若干の制限はありますが、問題になるようなものではありません。
★単体でリバースの演技として演ずるのも、鮮やかなエンディングで良いのですが、他のパケットトリックの中での「応用性」のある技法でした。DVDでは「左利き用」なので通常は逆の手で練習する事になると思います。またどうしても角度が気になる人は、ツイストしない他のカードのスライド方向を「縦方向(自分から見て前方向)」にして、ツイストを行うと良いと思います。