大変素晴らしいメンタルマジックです。
基本的なカードコントロールと、不自然でない話術が出来るということが大前提となりますが、それでも難易度的にはそれほど高いわけではありません。むしろ現象のインパクトを考えれば易しいとさえ言えると思います。相手から借りたカードでも行えるマインドパワーデック、と考えればまさしく破格です。
ただ、アウトオブサイト・アウトオブマインドを自信を持って演じられるという方は、観客側から見た場合の印象自体はさほど大きく変わるものではないので、敢えてこれを購入する必要はないかもしれません。
発想は大変面白いです。が、これはクロースアップだと少々キツイかもしれません。デモ動画はエンコード品質の関係でコマ落ちがあるため綺麗にデックが印刷されているように見えますが、実際はあそこまで綺麗に演じることは難しいかと思います。サロン、あるいは小規模のステージで演じた方が良いでしょう。
とはいえ現象自体は大変面白いので、デックの模様が印刷される過程を手でなぞる等のカバー的な動きを加えて上手に演出すればクロースアップでもいけるとは思います。
よく考えられた手順です。演技構成のどこにもってきても、それなりの効果を発揮出来る現象であると思います。
ハンカチを使う方法とアッシャーツイストを用いる方法の2種類か解説されています。実際に観客の前で演じてみると分かるかと思いますが、ハンカチを使う方法でも十分な反響を得られるインパクトのある現象を起こすことが可能です。
もちろんアッシャーツイストが綺麗に出来るのであればそちらの方がより不可能性の高い演出が可能になりますが、中途半端なアッシャーツイストを無理に使ったのではかえって観客に疑念を抱かせてしまうことになりかねません。そのような場合は素直にハンカチを使ってしまった方がマジシャンも観客もストレスを感じることなく演技に集中出来るでしょう。
解説を読んでから実演を見てしまうと何が不思議か分からなくなってしまうと思うので、出来れば解説を読む前にどこかで実演を見て頂きたい、そんな手順です。複雑なスライトは用いませんので、ある程度初心者の方が購入しても大丈夫でしょう。
ノーマルデックで演じる手順も解説されていますが、付属のギャフカードを使った方が無理なく淀みないの綺麗な流れを作ることが出来ます。
大変インパクトのある現象なので、個人的には手順の途中に組み込むよりはこれ単体で演じるか、もしくはクローザーとして演じるのがいいかと思います。オススメです。
DVDの中でメシカ自身が語っていますが、日本人が考案したあるアイテムと電動式ITRを組み合わせたようなギミックです。スイッチのオン・オフは好きなタイミングで自然に出来ますし、取り回しの良さやメンテナンスの容易さもこの手の道具としてはベストのものの一つに数えられると思います。
ただ、やはりあくまでもギミック自体は電動式ITRであって、これを手にしたからと言って突然奇跡のような演技が出来るというわけではありません。手順次第で良くも悪くもなり得る、そういうギミックです。その意味では付属のDVDの手順は大変参考になるでしょう。
たいへん素晴らしい本です。基礎の確認のためにと思い購入しましたが、自分の技法がいかにいい加減な土台の上に成り立っているものであったかを痛感させられました。例えばシャッフルの方法ひとつとってみても、自分の反省点が必ず見つかるはずです。レクチャーDVDでいたずらに場当たり的な手順を覚えていくよりは、この本の内容を時間をかけて噛み砕いていった方が普段の演技の完成度が格段に向上することと思います。
値段はやや高めですが、カードマジックと一生付き合っていくという方には確実にお薦め出来る名著です。ただ一点、サイズが大きめの本なので、寝っ転がって読むという用途には向いていないでしょう。
私はフレンチさんで購入したわけではないですが、う〜ん、というのが正直な感想です。観客に不思議を体感して貰うために『最適な技法を用いる』という視点ではなく『はじめに技術ありき』というような視点から手順が組み上げられているように感じました(この点はウイザードインに共通かもしれませんが)。
昨今流行りがちなスピーディーなマジックを学びたいという方には良いかもしれませんが、観客が置き去りにならないような配慮が必要になりそうです。なおこのDVDに収録されているあるオープナーに関しては、ルイス・オテロ師のものを観ることをお勧めします。
簡単で実用的!!
今までで最も驚かれ、誰もが驚愕するマジックです。
ぎゃぁ~!と叫ぶ人もいました。
もっと話題になってもいいくらい素晴らしいマジックだと思いますがマジシャン受けはしないようです。
☆ひとつ減らしたのは、マッチを舌の上に乗せるところの解説がわかりずらく、舌を火傷しました。危ないです。
ですのでマッチを消すのは○○○○○使っています。
レビューの評価が高いので、前から気になっており購入しました。
皆さんの評価通り、これは素晴らしいです。
お客さんも「えっ?」って驚きます。
ただ、手渡しできない事と、ちょっと値段が高いかな・・・
いつもポケットに入れて持ち歩いています。
まるでスパイダーマンになったような気分になれます。
裸でする必要はないけど裸でも出来るし、囲まれても大丈夫です。見せても見えないですから・・・・
スレッド系は扱いに気を遣うので敬遠していましたが、このギミックは扱いも簡単でメンテナンスもしやすい。
面倒な準備もいらず本当に実用的で素晴らしい最高のギミックだと思います!!
応用範囲も広いと思うので、このギミックを使ったDVDが出ることを期待します!!
高校生が友達に見せるとタダのお札マジックですが、マジシャンお客に見せるとゴースト・ビル!簡単にできそうで、色々と細かな注意が必要な繊細なマジックだと思います。うまく見せれれば本当に手軽な神(紙)業です!!
ある動作がデモには映されていませんが、トリックの予想がついた人はおそらくそれが正解だと思われます。
しかし、このDVDはトリックを見破った方にもオススメ出来ると思います。低価格だし、自分が人前で演じる際の“自信”にもつながると思います。★の数を減らしたのは、バレる人にはすぐにバレてしまうからです。
こんなことを思いつくのは、本当にすごいと思いました。
良いところは、角度に強いところと、中に入っているコインを見せることができることです。
悪いところは、なかなか日本の飲み物では合うものがありません。自分は、海外のコーラを使って演じています。
セロは㏄レモンと500円玉で演じてました。
とありますが、このDVDに収録されている方法とは、
全く別ものだと思います。
明らかに無理でしたので・・・。
受けはいいです。でも練習をしてから演じましょう。
簡単だとは思いますが、失敗してしまっては、
意味がありません。
デモ動画では分からなかった、ある重要な動作をしなければいけないのが難しいところです。
それさえ上手くできれば本当にどこでも風船さえあれば演じることができると思いました。
エアタイト同様、クオラテックスのダイアモンドクリア風船を使えば貫通した時に綺麗に見えるんじゃないかと思いました。
一段階目で見ている人にちゃんと貫通したかということを意識させることがその次の動作を上手く進めるのに重要なのじゃないかと個人的に考えています。
ここのところ、マジックを覚えるのにDVDばかりに頼っていたのですが、このレクチャーノートは最近流行り(?)のDVD付属の書籍ということで購入致しました。
本の内容はカードマジックに対してのある程度の予備知識が必要で、解説に挿絵は一切使われていないので注意が必要です。ただ質の高いものが多かったので読み応えはあるかと思います。
マジックの解説文は堅苦しくない、冗談も織り交ぜた内容で軽い感じで読めます。コラムではキムラットのマジックに対する考え方がうかがわれ、とてもためになりました。ただ、技法の出典に示されている書籍の中には、国内では手に入りずらいものも含まれているので理解に苦労する箇所もありました。
気になるDVDの内容はというと、トライアンフや3カードモンテなどの主要な収録マジックの演技を実演してくれています。
DVD収録の技法はアライメントムーブ、ストリームラインド・スイッチなどキムラット考案の目新しいものが解説、実演されています。目玉のロードランナー・カルはというと、両手の間にカードを一回スプレッドしてゆく間に、デックの赤黒を分けることが出来ます。キムラットのようなスピードで出来るようになるには一年以上は月日を要すとは思いますが、アンチファローのような無茶(?)な技法ではなく、「合理的に出来ているなぁ…。」とわたしは思いました。
解説はレクチャーノートに詳細に解説されていて、実演だとDVDの中にトライアンフの演技として収録されています。
トライアンフはフォールスシャッフルを一切使わないタイプで、私もいつかは出来るようになりたいと感じました。
最後に長くなりましたが、このレクチャーノートのセットはカードマジック好きにこそ、是非みてもらいたい内容だと思いました。
動画を観て購入しました。一段回目だけで…
次に来る二段階目の動画を観れば、明らかにタネはわかります。
パニックの時もそうでしたが、前半のみの動画で引っ張るのはいかがなものかと?
編集の勝利といえばそれまでですが…
ダン・ホワイトも機嫌の悪い伊良部投手みたいな顔で怖いし…
ダニエル・ガルシアやアーロン・フィッシャーほどの凄い人が集まっているのに、セオリー11って一体…?