貫通系の現象というのは観客ウケが非常にいいものです。これに関しても同様ですが、ライターの構造上タバコを貫通させる位置がやや下側になりすぎるのが、ギミックとの関係で多少の演じにくさを生んでしまっています。また手渡しをするとほぼ100%バレてしまうような構造ですから、出来ることならスイッチ用のライターが欲しいところ。しかしこの模様のライターは売っていないので自作が必要…とちょっと実践的でないのが玉に瑕でしょうか。一発ネタで演じる分には…程度に考えておいた方が良いかと思います。
普段タバコを吸う方であれば迷わず携帯すべきマジックでしょう。ありふれたタバコの箱を利用するの『いかにも仕込んでいました』感がないのも好印象。付属の商品からすると多少値段が高いようにも感じますが、自分好みのタバコで比較的簡単に自作することも可能ですし現象の面白さを考えたら納得かと思います。演技の難易度も低く、誰にでもおすすめ出来る逸品と言えるのでは。もっとも昨今は嫌煙傾向が強いので、演じる際には周囲の環境に十分気をつけた方がいいでしょう。
何か一つだけマジックを演じて見せて、と言われたらこれを真っ先に候補に挙げるべきです。テクニックは一切不要で、トークや演出面が重要となるマジック。現象は強烈で、これを観た観客は例外なく驚きの声(こちらの予想以上の)をあげます。アイディア自体は思いついた者勝ちというようなシンプルなものですが、それゆえ現象の不思議さが増しています。
素晴らしいインパクト。まさに人間の『眼』の性能の弱点を突いたトリックです。難点といえばこれを演じた後に『私のお金でもやってみせて』と言われることが多い点でしょうか。前後の演技をどうするかを熟考してルーティーンに組み込めば強力な武器になってくれると思います。セロに代表される超能力系現象が流行している昨今ならなおさらウケるでしょう。
とても面白い本です。筆者のカードマジックへのアプローチが明確で、過去の名作に対する真摯な取り組みがとても良く伝わってきます。改案がいわゆる『改悪』ではなく『改善』になっている点も素晴らしい。ただ、巷で評価の高い『山火事トライアンフ』は個人的には今ひとつと感じました。確かに素晴らしい発想ですし混ぜてる感はかなりあるのですが、その過程に多少の不自然さが否めません。本当にあのようにぐちゃぐちゃに混ぜる場合の仕草とのギャップが大きいように思います。どちらかというとマジックを知っているマニアほど驚いてくれるという現象ではないでしょうか。とはいえ全体の完成度は極めて高い一冊ですので、カーディシャンの方にはおすすめ出来ると思います。
ギミックに一箇所、というかそこが全てというか、
見切られそうで、これでいいのか? と思う部分がありますよね。
アクリルの塊でも途中バレしないから、大丈夫かなとも思ったのですが、
小心者なので作り直しました。どの道練習だけでクタクタになりますし。
簡単に自分の納得がいくものを作ることができますので、
ヒヤヒヤしながら演じるよりも憂いを取り去って、堂々と演じましょう。
収録されている中でカラーチェンジ、スプレッドバランス、シマウマの3つはユニークですね。前2者はちょっと演技中での使いどころに迷いそうですが、シマウマは相当賢いうえに現象もインパクトあります。このDVDの華と言えるでしょう。逆にアンビシャス、トライアンフ、リセットに関しては他にも優秀な改案が色々と発表されているので、バリエーションの一つとして参考にするくらいのつもりで観るのが良いかと思います。全体に紀良師自身は説明足らず的なところがあるのですが、ゆうきとも師と岸本氏がそれを上手に補ってくれているので全体のバランスは良い感じかと。比較的難易度が高いので中級者以上のカーディシャンにおすすめです。
いわゆる『レクチャービデオ』としての完成度という意味ではゆうきとも師のものの方が秀逸です。紀良さんの言葉足らずな部分は聞き手の岸本氏が上手に補っており分かりやすくなってはいますが、全くの初心者には用語も含めて意味がわからないことも多いでしょう。しかし、オリジナルの技法や辞典に載っているようなクラシックの改案のアイディアにはキラリと光るものが。ある程度カードマジックに親しみのある方ほど『なるほど!』と思う瞬間が多いのではないかと思います。中でもシバザクラ・コインシデンスのインパクトは強烈。この現象のためだけにこのDVDを購入する価値は十分あるかと。
まさに魅せるマジックのオンパレード!テンポも良く観ていて飽きません。‘テクニカルなコインマジック講座’で披露したコインバニッシュも詳しく解説されているし、Nerdは必見です。カードマジックにおいても新たな発見があり、満足の一本です。
このデックは、ジャスティン ミラーの「THECLOAK」のDVDを見てその銀と黒のサークルバックの存在感に魅せられ購入しました。期待とたがわず、デックをテーブルに置いた時のその神秘的なたたずまいと、スプレッドした時の精密で、謳い文句にある鏡のようなすべりは、タリホー・ブラックやバイシクルと一味違います。
使い方によっては非常にありがたい物だと思います、ブランクの良さを見直すとやはり使えますね、ブランクのみのアンビシャス、好きな言葉や絵を描いたりしてインビジブルデック、2枚の間に磁石を入れてメンタルマジックに使ったり考えれば考えるほど可能性が広がりますよね、みなさんはブランクカード使ったりするのでしょうか?安かったら大量購入するのに……
メンタルマジック界の重鎮的な事をいわれている方らしいので本格的に勉強するため楽しみにして購入しましたが、ショボイ奴も入ってたりちょっとガッカリしました。 2、30年ぐらい前から行って来た手順という話を聞いた事がありますが当時はすごいと思われても現在でこれをやって金を取ろうとしたらきついのでは?でもインパクト大の素直にスゴイと思えるものもあり、勉強にはなりました、これがメンタルマジックの大部分かどうかは私にはわかりませんが初心者に購入してほしいなぁというのが素直な気持ちです、ただビジュアルな他のマジックと違いメンタルはトーク命ですので英語が分からない方は全く理解出来ないと思います、例えある程度の知識を持っている人でも英語がダメだと苦しいかと、ちなみに空の袋からドリンクを出す手順や砂糖袋の復活等はメチャメチャ使えて、お勧めです。でも2巻のブレイクシステム、テレビで見てた時から思っていたがカードを切ってないのにあんなんで不思議と思ってもらえるのだろうか?
カードマジック全くの初心者にはたしかに難しいかもしれませんが、多少の心得がある人には大丈夫だと思います。私の場合、最初の2枚を”それとなく”フォースする方がぎこちないかも、、、。 非常にカラフルで鮮やかなのでオススメです。
デモ動画通りだと、多少強引なカウント(デモ動画でも多少ぎこちなくなってる)をする部分があるのでさらりとやるには結構練習が必要ですかね。自分なりの手順を模索できる人とかは
購入しても面白いかな。カード初心者には難しいかも。ドゥビビエの手順は正直読みこなせませんでした、、、
自分自身ロープマジックは初めてだったのですが、動画を見てとても興味を持ち、自分に出来るか不安でしたが購入してみました。結果、多少の練習はいりましたが、動画通りの手順はマスターできました。ロープの持ち方、握り方は動画を繰り返し見て練習しました。人前でやってみたところとても驚かれました。購入に迷っている方にオススメできると思います
DVDが付属していますが 演技のみの映像ですので 他に売られているゆうきとも氏のDVD物とは違います。解説は全て本文を読みこなして理解する必要があります。ですが非常に細かい解説がなされているのでとても分かりやすいです。本の作りもしっかりして(しすぎ(笑))いますので、まさに一家に一冊でしょうか!? ゆうき氏いわく、映像で見て全てを真似するのではなく、本文を読んで自分で工夫する。と言うことなのでホント”本”です。 時間をかけて全て読みこなした後には、自分に必ず答えが返ってきそうです。
丁寧に説明されています。プレゼンテーションも参考になりました。
実演したのはモンテ、ジャンピングJ、ワイルドカードです。いずれも反応は
∑( ̄口 ̄)エーッ!
特にモンテはウケが良い。
お徳用サイズなので、書店で見る“トランプマジックの本”から次のステップに行きたい方にオススメです。
タネはシンプルで好きです。
普段マジックに関心の無い人たちがわたしのギャラリーです。なので必然性の無いそれ専用の器具は
(Θ_Θ)アヤシイ~
ウケが良くありません。あの「ワ○!」でさえネットの動画を見て、「あのプラスチックのケースに仕掛けがあるんでしょ」で終わり。
また気をつけてたつもりですが、窓を覗かれて「ナニそれ?」と言われました。