かなり応用の効く賢い手順です。
本当に2枚のカードしか使いません。
古くなって捨てようと思っていたカードが役に立つときが来ました。(笑)
しかもバイスクル限定です。(たぶん)
ボーナスも充実していて、レインカードネーションの原理もわかりましたが、ポール・ハリスの“Ultimate Ripoff”のほうが好きですね。
構成、手順にムダがなく準備も簡単!
やっていて楽しく言うことありません。
演じている自分側で見ていると“こんな子供だまし通用するのかな?”と思うほどシンプルなハンドリングですが、鏡の前で演じると自分でもかなり不思議に見えます。
ブレント・ブラウンの“トーチド・レストアカードも好きですが、こちらの方がいいですね。
今後のレパートリーになりそうです。
色々なマジックがてんこもりで観ていて飽きません。
各マジシャンの若い頃の映像(ドク・イーソンはまるで別人のようです。)なので、画質はイマイチです。
ただ、内容的には今観ても新鮮で勉強になりました。
ガイ・ホリングワースのUMPH!やレナード・グリーンのダブル・リフトは一見の価値ありです。
ジョニー・広瀬のお札の復元は面白いですが、借りたお札でやったら怒られるでしょう!(笑)
マジックのほとんどはクラシックなもので、これと言って新しいものはありません。
現象に関しても全てテクニック重視!
ダブル・バックルやトリプル・リフトなどは出来て当たり前!とゆう視点から解説しています。
ただ、私としては求めていた内容で特にオイル・アンド・ウォーター、インビジブルスレッド・ルーティーンは参考になりました。
DVDの作りもよく出来ていると思います。
アウト・オブ・ジス・ウォーターのクライマックスにもっと意外性があれば、星五つでした。
これ一枚あれば、全てに対応できるカードです。
特にトランスポジションに関しては、少ない手順で不思議な現象を起こせます。
一枚だけなので処理も簡単!
バックルなどのテクニックを多用するので、カードをかなり酷使します。
もう一枚くらい付属してもいいような気もしますが…
カード・アクロスはポール・ハリスの手順しか知らないので、幅を広げる目的で購入しました。
思ったカードが移動するタマリッツの方法はアイデアが優れており参考になりました。
ただ、細工が必要でかつ相手に調べられたらアウトなのが痛い!
他のはみんな似たり寄ったりでブルース・サーボンのが
唯一やってみたいかな(パーム多用だけど)
結局のところポール・ハリス以上の手順は求められませんでした。
緒川集人師の“一本ロープ”が主な持ちネタですが、ロープマジックは相手が参加できる状況でなければあまり演じることはありません。しかし、この手順であれば単調にならずに一人でも演じることができます。演じる長さもほどよく、飽きさせないでしょう。“忍者リング”を思わせるスピード感があり相手も参加できるので、覚えておけば役に立つでしょう!
今までありそうでなかった、大胆な手順です。この方法であれば全く順番を崩さずに相手に渡せます。次のマジックに移るにも影響はないでしょう。ただ、オーバーアクションぎみのミス・ディレクションとタイミングが重要となります。1対1で寡黙にやるよりは大勢いたほうがやりやすいでしょう。
ムーブマスタリーは1と2を持っていますが、“fasteal”“riffle pass”と使える技法が盛りだくさんです。出尽くした感のある中で、これだけの手がまだあるとはさすがです!特に注目は“spread pass”。流れの中で自由にコントロールができ、スムーズで怪しさが一切ありません。他にも“bottom deal”は難しい技法を使わずに見せる方法でかなり使えます。今後は技法のみならず、マジックのDVDが出ることを期待します。
いや~頭のいい人がいるもんですね。私はテクニック優先ですが、手順の重要性を学びました。簡単とゆうわけではありませんが、覚えてしまえば一生の武器になるものばかりです。カードマジックを好きな人でしたら、必ず読んで欲しい一冊。山火事トライアンフは傑作!