6つのメンタルトリックが収録されています。どれも、トリックを知って感心するタイプではないのですが、非常に実践的で、細かい演じ方まで詳しく解説されています。
特に「パーフェクトESP」や「シングルハンデドダラー」におけるテクニックなどは、他のトリックでも色々応用が効くと思います。
また、「アンダーハンドソーツ」の巧妙なトリックには、思わず唸ってしまいました。これだけはちょっと難易度が高いですが、このトリックをノーギミック&ほとんど準備なしで実現したのは、快挙ではないでしょうか。
付け加えますと、ピーター・ナルディとマーク・スペルマンの掛け合いが、漫才みたいで非常に楽しく、それだけでも楽しめます。
日本語字幕も分かりやすく、レパートリーを増やしたい、あるいは演技をより洗練されたものにしたい、実践派のメンタルマジシャンにお薦めのDVDです。
風船に携帯を入れること自体は簡単ですので初心者にもおススメできます。
入れた後にいかに上手くできるかがポイントと言えますが、今までバレたことはないです。他の方が書いているように若干大きめの風船(25~28cm)を使うのが良いと思います。また私が演じる時はストラップの付いていない携帯で演じています。
カードの印刷がとても悪いです。
特に裏模様・・・
色も微妙に違うし、柄が偏りすぎてる・・・
これではノーマルデックとあわせると一つだけおかしいカードになってしまいます。
くりぬかれた後のカードは自作可能でもせめて最後の4人のクイーンの集まったカードくらいキレイに印刷して欲しいです。
この現象でこの値段は購入して損はありません。(得だと思います)
ただお客さんによっては「どれがエースでしょう?」と聞くと、当てずっぽうで答えられる方もいらっしゃるので、「普通はココですね?」等の確認が必要かもしれません。
ギミックについては、普通のバイスクルと同じ品質なので不自然さが無く他のマジックにも応用できそうです。
因みに、
カードに慣れている方ならDVDは必要ないと思います。(商品を手に取り動画を見ていれば、できるようになります。)
慣れていない方も技法は使いませんので楽にできると思います。
みなさんが評価されているとおり、本当に素晴らしい商品だと思います。これまでの「トランプの友」や「ワイズーワークス」に発表されているものもありますが、いい作品が多いです。音楽CDで言えば、そのアーティストのベスト版のようなものでしょうか、名作が揃い踏みしている感じです。
また全ての作品がDVDで演じられているのも、本当に素晴らしいですね。ボリュームがありますので、これだけで十分楽しめます。映像でマジックの良さを確認してから、書籍で方法論を読めるのが素晴らしいです。やはりマジックは、現象をまず自分の目で確認して不思議さを体感する必要があります。書籍の最大の欠点は、最初にネタを知ってしまうと、そのマジックの不思議さを認識できなくなってしまうからです。その意味でも、今後出版される本は、このクオリティーを保つのは至難としても、映像を必ず添付して欲しいです。(多少値段が上がってもやむをえないので)
内容はクラシックで、ギミック使用していないので、現代マジックの派手さに欠けるところはありますが、レギュラートランプでここまでやることが出来るのかと、感心します。特に「ワイルドワイフ」と「エコサンド」は秀逸でおもしろいです。またピュアエーセスも難しいながら、挑戦してみようかと思わせる作品です。
マジックの量・質とも文句ありません。ぜひ買ってゆうきワールドを存分に楽しんでもらいたいと思います。
★マネーゲーム・ルーティン
悪くはないですが、私はどうしても最初のマジシャンズチョイスの部分が好きではないです。ただこのテンヨーの道具は持っていないのですが、どうなっているのか不思議に感じました。
★E-Z ビル・チェンジ
ビルチェンジは、いろいろありますが、相当簡単にできる部類のトリックです。最近ではリチャードサンダースが、かなり派手なトリックを発表していますから、これを自分の演技に組み込むかどうかは個人的な尺度によると思います。ただ、こういうやり方もあるのかと、感じました。
★スーパー・マイナー・トライアンフ
派手さはないのですが、完全な即席ですし簡単ですし、この中で2番目にいいトリックだと思いました。特に3段目も部分が本当に優れていると思います。うまくいけばなんでそうなるのか絶対に見破れませんから。「なんかやって」といわれたときに重宝しそうなマジックです。
★P&C
これが一番いいトリックですね。最初のカードのセレクションについては、工夫の余地があると思いますが、それ以外は完璧です。使う技法もエルムズレイカウントだけですし、予言と変化の現象がうまく組み合わさっていると関心しました。P&Cってなんのことなんだろうと思っていましたが、「プリディクション」と「チェンジ」の略だったんですね。
★チャイニーズ・コインセプト
私はコインマジックはほとんど演じないので、これはどうなんでしょうか。いい手順なのかはよく分かりません。
★オセロ
実用的ですけれども、この手のマジックは多くの優れた手順が発表されていますから、自分の知っている手順に比べると・・・って感じですね。悪くはないと思いますが。
★ダイアログ・イン・ザ・ダーク
現象が地味なことと、不思議さが弱い点から、自分は演じたいとは思わないですね。もう一工夫何かを加えれば、見違えるようなマジックになるのかと思いますが、これ単体ではちょっと・・・
★おまけ(演技のみ)
「仲間はずれ」、「ジャンケンマスター」、「プレいディクション」はどれもおもしろく、優秀な作品だと思います。こういうおまけがついてくるのも、このシリーズの魅力だと思います。
全体的に「P&C」と「スーパー・マイナー・トライアンフ」はぜひ知っておきたいトリックだと思います。しかし他のトリックに関しては評価が人によって分かれるのではないでしょうか。
レパートリーは増えると思いますし、買って損はないと思いますが、ワイズワークスの「7」や「2」に比べると若干落ちると思います。ゆうきさんと言えども、全部がいいトリックを発表することは出来ないでしょうからね。
★ロープ・スルー・ボディ
これは不思議でおもしろいです。ロープマジックに興味がない人でも、レパートリーに入れてみようかと思います。解説を見た後でも、通り抜けたように見えます。現象も4段階ありますし、時間も持ち、大変素晴らしいです。
★2 Fly II
このテーマは、個人的にはまったく好きではないのですが、これは不思議に見えました。解説を聞くとすごくシンプルなんですが、会場のお客さんの反応もよく、コイン好きなら、レパートリーに入るのではないでしょうか。
★フラッシュ・エーセス
「フラッシュ・バック」が大変素晴らしいトリックだけに、それと比べると見劣りします。つまり即席に出来る代わりに、最後の一番おいしい部分がなくなってしまった感じです。しかし原案が素晴らしいだけであって、単体でこのマジックを考えてみると、ツイストとラストトリックが無理なく組み込まれていて、素敵なマジックだと思います。
★遺漏
意外性のある「オイルアンドウォーター」でおもしろいと思います。本編は三段階でやっていますが、個人的には最初の一段は無いほうがいいと思います。技法的にも難しいところがなく、混ざる部分と分かれる部分が奇麗にマッチしている傑作だと思います。
★パーフェクト・カップル
マジックを知っている人が見ても、不思議に感じると思います。セルフワーキングなのに何でそうなるんだろう、と思ってみていました。また会場の人も不思議がっていたので、みんなそう感じるんだなと思いました。手順だけ覚えればすぐに演じる事が出来ますし、関心しました。
★なかよし
鮮やかです。少し練習は必要ですが、非常に効果的なトリックだと思います。一瞬で混ざるだけでなく、ペアになっているのも優れていると思います。
★ロイヤル・ナビ
これも優れた原理です。ゆうきさんは古くからある原理だと解説してましたが、これを見たのは初めてだったので、とても新鮮に感じました。またマジックを見た時に、これでどうやって当てるんだろうと思い、まったくタネが分かりませんでした。少し準備はいりますが、大人数を相手にカード当てをやるなら、候補に入るマジックです。こういうシンプルなマジックでも、タネが分からないとおもしろいなと感じました。
★クワトロ ゆうきバージョン(演技のみ)
相変わらず上手い手順だなと感心しました。とてもおもしろく無理のない構成です。演技だけですが、楽しめました。
全体的にマニアが見ても不思議な作品も多くあり、鑑賞しているだけで、十分楽しめました。またレパートリーに入るものも、多数あります。私は少なくとも4作品はレパートリーに入れたいなと思いました。ゆうきさんはかなりの作品をリリースされてますから、今までの作品を知っている人が見ても、楽しめるように構成してくれた感じです。またこの人の引き出しの広さには本当に関心します。
楽しめるし、自分のマジックの幅も広がるし文句なしにお薦めできます。まったく準備不要な作品が多く解説されているものありがたいです。カードマジックが多かったこともありますが、今までのワイズワークスの中でも傑作です。
多くの有名マジシャンが使用していることから、優秀なマジックであるのでしょう。ただこれはマジックの好みや、演じるスタイルによると思います。
私は演じる気がしません。同様の現象なら「デミニッシングリターンズ」やトランプの箱が小さくなるマジックを演じたいです。正統派のカーディシャンとして演じたい人なら、こういう人はけっこういらっしゃるのではないでしょうか
私はフレンチドロップのマスターと、バーノンズバーのマスターが演じているのを見たのですが、その時のお客さんの反応が「あれっ」って感じでそんなに受けている印象もなかったんですよね。だから自分としてはあまり好感をもっていないところがあります。
ですがこれをやって受ける人とか、こういう笑いでショーを構成する人なら重宝するマジックだと思います。だから自分の演技スタイルをよく考えて使うかどうか決めればいいのではないでしょうか。
この作品は完璧だと思いますね。確かにマジシャンズチョイスを用いて最初の「赤」と「黒」を指定させます。しかし「クイーン」ということを強調することと、選ばせる相手を女性にすれば、私の経験上、7割以上「赤」と答えさせることが可能だと思います。また「黒」と言われても、カードの選び方に一貫性があるので、さほど違和感もないと思います。(ひどいマジシャンズチョイスを使用しているマジックは、結構ありますからね)
またもしこのマジシャンズチョイスの部分に抵抗を感じるなら、最後のブランクになるクライマックスを削って完全なフリーチョイスにするやり方もあります。(余分にギミックカードが必要になりますが)
商品紹介のとおり、極上のメンタルマジックです。私は末永く愛用している作品です。簡単で、持ち運びも楽で、準備も不要。しかも強烈なオチがついていて、お客さんの反応も素晴らしい。レパートリーに入れてなければ、是非購入して、このマジックの虜になって欲しいと思います。
このマーキングは、大変巧妙でマークドデックといわれても、分からないと思います。模様がないので、私も買ってから捜してみましたが、どこで判別するのか分かりませんでした。そのため単純に透視の演技だけでも、驚かれたことがあります。
ただその分若干演者自身も、読み取りにくいという欠点はあります。特に「○」「+」「波」あたりは気をつかいます。十分練習していないと、読み間違って大変な目に遭います。
手順もめちゃくちゃ優れているものはないですが、十分実用に耐えるものばかりだと思います。またボリュームがあるので、楽しめると思います。どれかひとつESPデックを購入するなら、お薦めできます。
動画を見て、ビジュアル的にバニッシュしていたので、購入してみました。コインバニッシュには、多くの商品やギミックなどが出ていますが、これはテクニックだけで、とてもきれいにバニッシュできるので、コインマンはぜひ、見てみるといいと思います。とくに、体になにかギミックをつけたり、準備がめんどうな商品がありますが、それに比べたら、即実演できるとても実用的なものだと思います。
短所をいうと、服装に若干制限があること。英語なので何を言っているのかわからない(いいかげん字幕をいれてほしい)ということです。
私のお気に入りは、山火事トライアンフとWARPWRAPです!特にトライアンフはバラバラになっている感が出ていて、不思議さ満点です。WARPWRAPもギミックを作るところがめんどくさかったのですが、作った甲斐あって、いがいとばれません。
新しいカードマジックをやってみたいと思い、購入しましたが、とてもよいマジックだと思います。
ただ、短所として、初心者にはわからない用語やテクニックが多かったこと。フォースも、ただ「フォースをして」としか記載されてなかったので、どのようにフォースするかも解説してほしかったと思います。全体的に、細かな配慮が少なかったと思います。
コインの王者ですね。僕はこのコインは高いので中学入学祝に買って貰いました。皆さんが言っているようにとても白く、音も良い、
エッジのぎざもよく残っています。これとニッケルハーフの違いが分からない人は、ある意味凄いです。
色々書きましたが、とにかくオススメです。もうシルバーのないcoinmagecなんて考えられない!!
このネタは非常に簡単ですが、演じるのは色々な意味で難しいので練習が必要です。ただ、私自身実演してバレず驚かれているので、練習(+工夫)をすれば実演できる類のネタだと思います。
ちなみに、私は100均の22センチ(9インチ)の風船を使ってますが28センチ(11インチ)の方がやりやすいです。
少なくとも、練習できる精神と「鈍感力」を持っている人にはオススメできます。
私はスレッド系を買うのが初めてでしたので、絡まったり色々して困りました。
そして、値段的に(切れることが心配で)思いっきり使えません。
値段が安かったらな~、とか考えてしまいます。
初心者は普通のインビジブル・スレッドにしたほうが良いのかもしれません。
ただ、インビジブル・スレッド等に慣れている方は、応用性もあって良い商品だと思います。
ホントに即席でこんなに簡単でここまでビジュアルなものってあったんですね。
また、マジックで演じる前に現象を説明するのは良くないと言いますが、これを演じる時はあえて『風船に携帯が丸ごと入ったらスゴくない?』とか現象を説明します。その方がお客さんが強く思い込んでくれるので、説明しないよりも驚きが持続するみたいです。
ただ、2段目の部分をスマートかつ巧妙に行わないと、バレなくともモヤモヤとした気分にさせてしまうので、そこは良く良く練習されたしです。
少々練習が必要。
演技中、角度に弱いところがあるので、それを隠すためにモタモタしたりすると怪しまれる可能性が高いです。動画のようにスムーズに出来るようになれば問題はありませんが、出来なければ相手に出したカードをいじらせている間に、ミスディレクションでカードを操作する方法も。
カードは特注品なので、他のマジックにも使える感じ。素材として持っていても損はないと思います。カードの性能としては☆5をつけても問題ないくらい良い物です。
現象は動画を見ての通り、かなりインパクトがあり、ウケこと間違いなしです!!
そんなに簡単かな??ある程度カードに慣れてないと....2枚を1枚に見せたり、下のカードを抜き取ったりと、結構、練習しないと人前ではできないと思いましたよ!
最後のクライマックスでの驚き様は、こっちまでニンマリしてしまうくらいに最高!!
上記にも書いてありますが、やられた人は他の人の反応も見たくて、あの子にもやって!とせがまれることも。
(オチがばれるので周りで見ている人も含み)同じ人に2回できないのが残念ですが、インパクトが強いので十分な満足感が得られます!!
クモをつける時に、クモの足を上に上げていても、手の甲にあたってチクチクすることもあるらしいので、チクチクする部分のみ、ヤスリなどで軽く足の先端をこすってやるだけで解消できます。(こすり過ぎ注意)
人を驚かす意味では最高傑作!!
……なのですが、虫嫌いの人にやったところ、おもちゃのクモであっても、悪趣味なマジックだと言われたこともあるので、相手を選んでやりましょう。
それさえクリアできれば、とても良い作品です!!!!